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ここはでもにっしょんch ぼくの考えたサーヴァントスレに投稿されたサーヴァントを纏めるwikiです。

基本情報

【出典】『歴史』『エジプト誌』
【CLASS】キャスター
【真名】ニトクリス
【異名・別名・表記揺れ】ニトケルティ
【性別】女性
【身長・体重】171cm・58kg
【肌色】白【髪色】金【瞳色】葡萄色
【外見・容姿】雪膚、金髪、紅顔が特徴の美女。青銅の具足と革鎧で武装している。
【スリーサイズ】//
【地域】エジプト
【年代】紀元前22世紀(エジプト第6王朝末期)
【属性】秩序・中庸
【天地人属性】地
【その他属性】人型・女性・ファラオ・神性
【ステータス】筋力:D 耐久:D 敏捷:B 魔力:A 幸運:D 宝具:EX

【クラス別スキル】

陣地作成:EX

魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
具体的な材料を集めることで、“神殿”を上回る“ピラミッド複合体”を形成可能。

【固有スキル】

皇帝特権:EX(B)

本来持ち得ないスキルも、本人が主張する事で短期間だけ獲得できる。
該当するスキルは騎乗、剣術、芸術、カリスマ、軍略、等。
神君の威光を象徴する『幽冥なる複合金字塔』の中でのみ、皇帝の権能を発揮できる。

神性:B

神霊適性を持つかどうか。高いほどより物質的な神霊との混血とされる。
太陽神ラーの血を引き、天空神ホルスの化身とされ、母神ネイトの名を持つファラオの神性。

勇猛:A

威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効化し、格闘ダメージを向上させる。
当時を生きたどんな男よりも勇敢と讃えられた精神性。

黄金律(美):B

女神の如き完璧な美貌を有する存在へと成長する宿命。
キャスターの名は母神を意味し、その美貌は世界で最も美しいと讃えられた。

【宝具】

幽冥なる複合金字塔ネクロポリス・コンプレックス

ランク:EX 種別:対界宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:300人
巨大な金字塔と神殿・墳墓・参道からなる「ピラミッド複合体」の顕現。
内部にある限り、全ステータスはランクアップ。知名度も最高クラスに向上し、あらゆる判定に有利な補正が加わる。
盗掘者対策の罠や番人が無数に配置されており、不用意な侵入者はキャスターの下に辿り着く事も逃げ出す事もできず骸となる。
 
──実際のところキャスターは「ピラミッド複合体」など建設しておらず、その為、発動には架空の伝承を世界に持ち込む必要がある。
事前にキャスターの故郷から物質的材料を取り寄せて組み上げ、長時間の儀式を執り行い、虚構を真実に塗り変えねばならない。
反面、完成後の自由度は高い。虚構であるが故に内部構造は自在に組み替え可能。罠を侵入者の下に殺到させたり、全周辺施設を金字塔に格納する事もできる。
  

熱砂の獅身獣アブホル・スフィンクス

ランク:A- 種別:対軍宝具 レンジ:2〜50 最大捕捉:100人
エジプト神話に伝わる王家の守護聖獣。獅子の体と人の貌を持った幻想種。ランクは“神獣”。
天空神ホルスの地上世界での化身にして荒ぶる炎と風の顕現であり、サーヴァントに伍する戦闘力を誇る。 
高い身体能力と戦術を駆使する知性を持ち、自在に空中を舞い、咆哮で以て爆炎と竜巻を発生させる。
太陽王が持つそれと同じ宝具だが、キャスターは『幽冥なる複合金字塔』の影響下でしか召喚できず、個体の戦闘力も劣る。

罪業呑み込む深き顎イテル・セベク

ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:1〜30 最大捕捉:100人
地下室に兄弟(或いは夫)の仇を招き、ナイルの流れを注ぎ込んで溺死させたという逸話の再現。
事前に指定しておいた座標の上下四方を封鎖し、激流を注ぎ込む事で内部の者を圧潰・溺死させる。
ナイルはオシリスが溺死させられた場である為、一度飲み込まれてしまえば神霊であっても脱出は困難。
この宝具の使用後キャスターは消滅してしまうが、ファラオの威光を示す「ピラミッド複合体」を身代わりにできる。
 

【Weapon】

『弓矢』

サーヴァントの膂力でなければ扱えない強弓。
放たれる矢はネイトの加護により濁流へ変化させることができる。

『ウアス』

先端にセト神(獣)の頭部が象られ、下端が二股に分かれた杖。
ウアスは力や支配の象徴とされ、神々やファラオの権能を表している。

【解説】

エジプト第6王朝最後の女性ファラオ。その王名は「優れたネイト」と解される。
『エジプト誌』によれば、当時のあらゆる男性より勇猛かつ、最も高貴で美しい女性だった。金髪白肌で頬が赤かったとされる。
12年間の在位において第3ピラミッドを建造したという。財政難が祟り三大ピラミッドでは最小だが、複合体としての規模は他のピラミッドに劣らない。
『歴史』では、兄弟を殺された復讐の為、地下室で催した宴会に仇敵らを招き、その頭上からナイルの水を放流して殺害したとされる。
復讐を果たした後、ニトクリスは火の充満する部屋へ身を投じた。これは報復を恐れた為とも、当時の刑罰に則り自らを罰する為とも言われる。
その実在性は疑問視されており、一般には『アビュドス王名表』に記された第六王朝最後のファラオ・ネチェルカラーの名前が誤って伝承されたものと見做される。
実際には第3ピラミッドも第4王朝のファラオ・メンカウラーが建設したものであり、ニトクリスが建設したというのはやはり伝説に過ぎない。

【人物】

一国の君主、地上の神として尊大に振る舞う女傑。基本的には鷹揚としているが、裏切りは決して許さず命懸けで報復する。
外見は瑕疵の無い女性美を体現しているのに言動は男顔負けに豪胆な為、言葉を交わすと何処か倒錯的な気分に陥る。
万能のファラオらしく戦闘では得物を選ばないが、“矢を射る者”たる戦神ネイトに肖り弓矢を好む。
元々ファラオの地位に大した拘りは無く、復讐に全てを懸けたことに後悔は無いが、迂遠な手段を取ったことは痛恨事。
家族の仇を討つにせよ、神君が不敬者を罰するにせよ、正々堂々と真っ向から討ち取るべきだったと反省している。
 

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