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ここはでもにっしょんch ぼくの考えたサーヴァントスレに投稿されたサーヴァントを纏めるwikiです。

基本情報

【元ネタ】史実
【地域】中国
【CLASS】バーサーカー
【真名】朱粲
【性別】男性
【容姿】赤い翼と血塗られた鋭い牙を持つ男、再臨すると完全なる鳥人に変貌する。
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力:B 耐久:C 敏捷:A 魔力:D 幸運:D 宝具: B

【クラス別スキル】

狂化:B

 理性と引き換えに驚異的な暴力を所持者に宿すスキル。
 バーサーカーの場合、会話をする事は可能だが、まともな人間の価値観は通用しないため、意思疎通ができるとは限らない。

【保有スキル】

無辜の怪物:A

 生前の行いからのイメージによって、後に過去や在り方を捻じ曲げられ能力・姿が変貌してしまった怪物。
 本人の意思に関係なく、風評によって真相を捻じ曲げられたものの深度を指す。
 このスキルを外すことは出来ない。
 その人倫を外れた所業と、迦楼羅王を名乗った影響から鳥の魔人と化している。

颶風の掠奪:B+

 盗賊行為にどれだけ秀でているかを指すスキル。
 類似スキルである疾風の掠奪に比べると迅速さと精密さで劣るが、破壊行為にボーナスが入る。
 バーサーカーは敵を破るたびにその土地の官庫の食料を食べ、食べ尽くさないうちに次の場所に移動した。
 そして立ち去る時には、残った食糧全てを焼き払ったという。

食人皇帝(偽):A

 楚の皇帝の号を僭称した人喰いの狂魔としてのスキル。
 カニバリズム、精神汚染、皇帝特権(偽) の複合スキル。
 残虐で人道を外れた行いをすることにより、他者からの恐怖や憎悪の念をストックする。
 それを消費する事で本来持ち得ないスキルを、本人が主張することで短期間だけ獲得できる。

【宝具】

迦楼羅王・可達寒賊じんにくししょくのえん

ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:1〜80 最大捕捉:1000人
 バーサーカーが糾合し、共に暴虐の限りを尽くした盗賊軍団が昇華された宝具。
 彼らもバーサーカーと同じく無辜の怪物の影響を受けており、低ランクの単独行動とカニバリズム、怪力などの魔性系スキルを持つ本物の人喰い鬼や怪鳥に変貌している。
 一度召喚されれば魂喰いと略奪により魔力を補給し、虐殺を繰り返す悪鬼羅刹の群は軍勢宝具としては強力な部類に入るだろう。

【解説】

 隋末唐初に割拠した群雄の一人。
 はじめは隋の県佐史であったが、亡命して人々を集めて盗賊集団を作り、人々から「可達寒賊」と呼ばれた。
 迦楼羅王を名乗り、十万の兵力を率いて、荊州から山南へかけて荒らし、略奪と殺戮を繰り返した。
 彼について語る上で欠かせないのは食人の逸話であろう。
 民が飢え、略奪により食料を得ることが難しくなった時には、部下に対してカニバリズムを推奨し「人の肉より美味い肉はない。他の国にも人が山程居るのだ。餓える心配などないぞ。」 と言ってのけたり
 隋の著作佐郎陸従典と通事舎人顔愍楚を賓客として迎え入れるが、後に食糧が無くなると、彼等と彼等の一族全員を食べてしまったり
 前御史大夫の段確に「君は人間をたくさん料理したそうだが、味のほうはどうかな?」と戯れに聞かれた時は「酒を嗜んだ人間は、ちょうど粕漬けの豚に似た味がいたします」
と答えるなど狂気じみた逸話を多数持つ*1
 邪悪の限りを尽くした朱粲であったが、王世充のもとへ逃げ込んだ後に、王世充が唐によって滅ぼされると捕らえられ、洛水の上で斬られた。
 士庶は争ってその屍体に瓦礫を投げ打ち、瞬時のうちに墓の盛り土のようになったという。

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