・絵描衛門
・描いて・作って・遊べる デザエモン
・デザエモン＋
・デザエモン２
・デザエモン３Ｄ
・デザエモンKids!
■再評価
◎ファミコン実機で動作する、自分だけのシューティングゲームを制作できます。
◎レトロゲームハード互換機「レトロフリーク」のアップデート対応により、
安全手軽なデータ保存や作品配布が可能になりました。
現在本ソフトを利用する上で、「レトロフリーク」は必需品と言えるかもしれません。
◎ファミコン音源を扱える本格的なミュージックエディタを内蔵しています。
(後続エディタとは大きく仕様が異なり、12小節固定でループ範囲指定は不可、プリセット伴奏なし)
(３連符が使用できないのは他シリーズと同様です)
○ザコ耐久値や敵弾発射間隔の256段階設定、敵弾の公転直進や
ボスのワープ軌道など、後続のデザエモンでは不可能な敵設定が数多く搭載されています。
○画面に滞在しつづける中ボス(大ボスと共通軌道)を道中に自由に設置可能です。
同等の機能を持つのはデザエモン3Dのみ。
○SFC版やデザエモン＋とは異なり、敵キャラクターの配置数制限はなく、
またマップチップも原寸で確認しながらステージ上に自由に配置することができます。
ただし、反転配置や範囲コピー等はできません。
△パレット色数・スプライト表示数・同時発音数などはもちろんファミコン準拠。だがそれがいい。
(なお、ガンナックや烈火などの処理速度には及びません(´＿｀｡)
×各武装間のパワー格差が非常に大きく、さらには強力なバリアーアイテムを含めたアイテム群が
中ボスからランダムドロップするため、まともにゲームバランスを取るのは困難です。
△死亡時はその場復活のみ。エクステンドはなく、コンティニューもできません。
△ハイスコア記録・ランキング等は存在しません。さらに、スコア表示が行なわれるのは
各ステージ開始時とゲームオーバー時のみのため、ゲームクリア時のスコアが分かりません(おい)
△スクロールスピード・ステージ尺(ボス出現位置)・ステージ数(３面)ともに固定で、変更はできません。
ボス不在設定は可能です。
△各ステージ、ザコキャラは４種類、マップチップは16*16ドットを16種類(反転不可)です。
非常に厳しいですが、これでいかに豪華な８画面(道中)を演出するか、腕の見せどころとも言えます。
△特殊仕様のROMらしく、エミュレータ上で正しく動作させることができません。
△ソフトの出荷本数が少なかったものと見られ、現在も入手はやや難しいようです。
また、敵の軌道アイコンなどが存在せずパラメータで管理されているため、
説明書がないと扱いづらい仕様です。(当サイトでサポート予定)
■再評価
◎スーパーファミコン実機で動作する、自分だけのシューティングゲームを制作できます。
デザエモン＋が最大５ステージであるのに対し、本作は６ステージ(固定)制作可能です。
◎スーパーファミコン音源を扱える本格的なミュージックエディタを内蔵しています。
エディタの機能自体はデザエモン＋と同等ですので、お好みでどうぞ。
○オートセーブ機能搭載。読み書きに数分を要する後続デザエモンよりも、軽いフットワークで開発可能です。
(ただし、実機ではカートリッジ１本につき１データのみ、上書き事故も起こり得ます)
○出荷本数が多いらしく、しばしば中古ソフトが投げ売りされており、入手しやすいです。
前オーナーの作品を目当てに中古を買い集める遊びが、ごく一部のマニアの間で根強く人気らしい。
○エミュレータで遊べる作品データがいくつか公開配布されています。レトロフリークなど互換機でも起動可能です。
○PS版デザエモン＋においては、ザコキャラの自機追尾軌道とボスキャラの自機狙い弾の仕様に
扱いづらいクセがあり、SFC版ではこれを回避できます。
○ホーミングレーザーが猛威を振るう武器バランスは、好きな人にはたまらないかも！(後続シリーズでは弱体化)
また、シールド出現頻度が薄いアイテムローテーションは、SFC版特有のものです。
△上述の特長にコダワリがなければ、アッパーバージョンのPS版デザエモン＋がオススメです(笑)
■再評価
◎プレイステーション実機およびゲームアーカイブスで動作する、自分だけのシューティングゲームを制作できます。
アーカイブスのセーブファイルはweb上での配布・入手が容易。スクショ撮影もお手軽です。(デザエモンKids!も同様)
PSP・VITAによる携帯が可能かつ作曲もできて、デザエモンKids!に比べてつくり込みの奥が深い
といった点は、デザエモン＋の大きな強みでしょう。
◎SFC版コンテストの優秀作品を14本収録。(うち５作品はムービーのみ・ゲームプレイ不可)
○スプライト変形・回転機能搭載。基本的にはデザエモンKids!以上、デザエモン２未満の自由度を持ちます。
◎SFC版から大幅に処理速度・表示数が向上。特に処理速度においてはデザエモン２(実機)をも上回り、
拡大スプライトをふんだんに用いた演出も処理落ちなく可能です。
PSP・PS2・PS3で起動した際にはさらにパフォーマンスが向上します。(デザエモンKids!も同様)
◎クリアな音質のPS音源で作曲が可能。
○各ステージ別、各カテゴリ毎に16色パレットを自作できます。
デザエモンKids!(色の自作不可・プリセット256色を自由に同時使用可)と比較すると一長一短ですが、
自分好みの細やかなグラデーションを用意したり、別カテゴリ間の色化け(パレット替え)を積極的に利用したりなど、
創意工夫の幅は大きいです。(SFC版も同様)
◎自機との衝突判定あり＋自機ショットは通過、という無敵キャラを設定可能。(シリーズ唯一)
○SFC版とは異なり、出現アイテムのチョイス・ローテーションが自由に組めます。
ただしローテーション以外の固定ドロップは不可。ゆえに自由度はデザエモン２が勝り、
デザエモンKids!(武装変更アイテムが存在しない・アイテムがすべて固定ドロップ)と比べると一長一短です。
○スコアランキングがコンフィグデータに内蔵されるため、管理がしやすいです。(デザエモンKids!も同様)
○最高難度(Difficult・本作では隠し)の処理が最も安定しており、破綻のない撃ち返しモードが自然に生成されやすいです。
△最大５ステージ。(SFC版は６ステージ固定)
△ボスの自機狙い弾がボスの中心座標から射角を取る(？)ため、砲塔の位置によっては射線がズレます。
(使い方によってはおもしろいかも！)
△ザコの自機追尾軌道が減速を取らない仕様のため、特有の(あまり美しくない)回り込みが生じます。
△スプライト回転方向に敵弾を撃たせることができません。(敵の照準は「画面真下or自機狙い」のみ)
△メモリーカードの仕様上、ゲームデータのセーブ＆ロードに時間が掛かります。(容量によってはシリーズ中で最長)
ゲーム上・エディタ上のロード時間は(ほぼ)ありません。
△ソフト上でのマウスの感度・精度が、デザエモンKids!にやや劣るとのことです。
・描いて・作って・遊べる デザエモン
・デザエモン＋
・デザエモン２
・デザエモン３Ｄ
・デザエモンKids!
| 絵描衛門 | |||||
 | |||||
| 全10作品掲載中 | |||||
| ツールデータ | |||||
| ステージ | 縦３面＋ED (固定) | サンプル | １本 (E.D.I.T) | ||
| 入手難度 | △ (ややレア) | 作品配布 | ○ (レトロフリーク必須) | ||
| 弾幕相性 | △ (チラつきが…) | 地形相性 | × (ほぼ不可能) | ||
| 参考リンク | |||||
| ピクシブ百科事典 | |||||
| 解説 | |||||
| 「ゲームデザイナー養成ソフト」と銘打たれた初代デザエモン。 描いて・作って・遊べるのはもちろん、ノスタルジックなファミコン音源を使った作曲も可能です。 当時のコンシューマ向けコンストラクションツールとして驚嘆のクオリティではあるものの、 機能の制約は厳しく、仕様上の難点、ゲームバランスの取りづらさも相俟って 水準以上のシューティングゲームを完成させるのは非常に困難です。 とはいえ、ファミコンSTG・ファミコン音源を自作できるという大きな魅力を筆頭に、 後続シリーズにはない初代のみの機能の数々、創意工夫の余地、小規模開発のお手軽さ、 2015年を迎えて恵まれたレトロフリーク対応(後述)などなど、現在でも見直せる利点は数多く。 あえて今、「レトロ風ゲーム」ではない、「レトロゲーム」制作にチャレンジするも一興！！ ソフト発売に先んじてメーカー主催のドット絵コンテストが行われていた模様？ また、ファミコン通信(現・ファミ通)の読者投稿企画、やりこみゲーム大賞において 絵描衛門で再現した「ストリートファイターII」が入賞するなど、 そこで知られた方も多いかもしれません。 なお、本ツールの開発(下請け)は在りし日のKID社、プログラムはかの矢川忍氏。 「サマーカーニバル'92 烈火」には本作のザコもこっそり友情出演していたり。 いろいろとおおらかな時代でしたね(笑) | |||||
| デビルブレイド (FC版) 2015. Developed by シガタケ | 架空STG BGMコレクション ��? 2013. Composed by Yoshiaki |
| THE 番長? ????. Developed by 番長 | LYNX ATARI FIGHT!? ????. Developed by はむ |
■再評価
◎ファミコン実機で動作する、自分だけのシューティングゲームを制作できます。
◎レトロゲームハード互換機「レトロフリーク」のアップデート対応により、
安全手軽なデータ保存や作品配布が可能になりました。
現在本ソフトを利用する上で、「レトロフリーク」は必需品と言えるかもしれません。
◎ファミコン音源を扱える本格的なミュージックエディタを内蔵しています。
(後続エディタとは大きく仕様が異なり、12小節固定でループ範囲指定は不可、プリセット伴奏なし)
(３連符が使用できないのは他シリーズと同様です)
○ザコ耐久値や敵弾発射間隔の256段階設定、敵弾の公転直進や
ボスのワープ軌道など、後続のデザエモンでは不可能な敵設定が数多く搭載されています。
○画面に滞在しつづける中ボス(大ボスと共通軌道)を道中に自由に設置可能です。
同等の機能を持つのはデザエモン3Dのみ。
○SFC版やデザエモン＋とは異なり、敵キャラクターの配置数制限はなく、
またマップチップも原寸で確認しながらステージ上に自由に配置することができます。
ただし、反転配置や範囲コピー等はできません。
△パレット色数・スプライト表示数・同時発音数などはもちろんファミコン準拠。だがそれがいい。
(なお、ガンナックや烈火などの処理速度には及びません(´＿｀｡)
×各武装間のパワー格差が非常に大きく、さらには強力なバリアーアイテムを含めたアイテム群が
中ボスからランダムドロップするため、まともにゲームバランスを取るのは困難です。
△死亡時はその場復活のみ。エクステンドはなく、コンティニューもできません。
△ハイスコア記録・ランキング等は存在しません。さらに、スコア表示が行なわれるのは
各ステージ開始時とゲームオーバー時のみのため、ゲームクリア時のスコアが分かりません(おい)
△スクロールスピード・ステージ尺(ボス出現位置)・ステージ数(３面)ともに固定で、変更はできません。
ボス不在設定は可能です。
△各ステージ、ザコキャラは４種類、マップチップは16*16ドットを16種類(反転不可)です。
非常に厳しいですが、これでいかに豪華な８画面(道中)を演出するか、腕の見せどころとも言えます。
△特殊仕様のROMらしく、エミュレータ上で正しく動作させることができません。
△ソフトの出荷本数が少なかったものと見られ、現在も入手はやや難しいようです。
また、敵の軌道アイコンなどが存在せずパラメータで管理されているため、
説明書がないと扱いづらい仕様です。(当サイトでサポート予定)
| 描いて・作って・遊べる デザエモン | |||||
 | |||||
| 全21作品掲載中 | |||||
| ツールデータ | |||||
| ステージ | 縦６面＋ED (固定) | サンプル | １本 (DAIOH GALE) | ||
| 入手難度 | ◎ (とても容易) | 作品配布 | △ (吸出し or EGG) | ||
| 弾幕相性 | △ (表示限界は少なめ) | 地形相性 | △ (やや重い) | ||
| 参考リンク | |||||
| ピクシブ百科事典 | |||||
| 解説 | |||||
| スーパーファミコンのパワーをフルに活かし、 本格的な大作STGを制作するに十二分な機能を備えて生まれ変わった、新生デザエモン。 ゲーム誌上でも高評価を獲得し、ゲームファンの間に一躍その名を轟かせました。 当時のコンシューマ・アマチュア向けのSTG開発ツールとしては申し分のない出来。 サンプルゲームの質の高さとキャッチーなインターフェース、 コンストラクションツール自体の珍しさも手伝ったのか、 本作が世にもたらしたクリエイティブ魂は計り知れず。 あらゆる創作界隈、その第一線で現役活躍しているクリエイターの口から SFC版デザエモンの思い出話が飛び出す風景も珍しくなく！！ メーカー主催のゲームコンテストでは市販シューティング級の作品も発表され、 サテラビューでの作品配信企画と共に、大きな盛り上がりを見せました。 (前者はPS版デザエモン＋に収録) しかしながら、おおよそ純粋なアッパーバージョンに相当するPS版デザエモン＋が ゲームアーカイブス配信されている現在、SFC版を選択する意義は薄いかもしれません。 SFCエミュレータでのデータ管理にアドバンテージがあった00年代半ばごろまでは 一部においてユーザー作品配信が盛んに行なわれていました。 2015年には、プロジェクトEGGにて本ソフトの復刻配信を開始、 PC上で動作する初の公式デザエモンになりました。 一方で、レトロフリークでのセーブデータ読み書きには現在不具合があり、 アップデート対応が期待されています。 | |||||
| HARD MACHINE? 1995. Developed by 濱本麻央 | CRYSTAL GUARDIAN? 1995. Developed by TONYA-PLAN |
| リトルチェイサー 1995. Developed by 祁答院慎 | 春を探しに? 1995. Developed by 天谷大輔 |
■再評価
◎スーパーファミコン実機で動作する、自分だけのシューティングゲームを制作できます。
デザエモン＋が最大５ステージであるのに対し、本作は６ステージ(固定)制作可能です。
◎スーパーファミコン音源を扱える本格的なミュージックエディタを内蔵しています。
エディタの機能自体はデザエモン＋と同等ですので、お好みでどうぞ。
○オートセーブ機能搭載。読み書きに数分を要する後続デザエモンよりも、軽いフットワークで開発可能です。
(ただし、実機ではカートリッジ１本につき１データのみ、上書き事故も起こり得ます)
○出荷本数が多いらしく、しばしば中古ソフトが投げ売りされており、入手しやすいです。
前オーナーの作品を目当てに中古を買い集める遊びが、ごく一部のマニアの間で根強く人気らしい。
○エミュレータで遊べる作品データがいくつか公開配布されています。レトロフリークなど互換機でも起動可能です。
○PS版デザエモン＋においては、ザコキャラの自機追尾軌道とボスキャラの自機狙い弾の仕様に
扱いづらいクセがあり、SFC版ではこれを回避できます。
○ホーミングレーザーが猛威を振るう武器バランスは、好きな人にはたまらないかも！(後続シリーズでは弱体化)
また、シールド出現頻度が薄いアイテムローテーションは、SFC版特有のものです。
△上述の特長にコダワリがなければ、アッパーバージョンのPS版デザエモン＋がオススメです(笑)
SFC版とデザエモン＋の共通仕様(後続シリーズに劣る点)
| デザエモン＋ (デザエモンプラス) | |||||
 | |||||
| 全196作品掲載中 | |||||
| ツールデータ | |||||
| ステージ | 縦５面＋ED (面数は任意) | サンプル | ３＋14本 (SFC版ユーザー作品収録) | ||
| 入手難度 | ◎ (とても容易) | 作品配布 | ◎ (ゲームアーカイブス) | ||
| 弾幕相性 | ○ (表示限界上昇) | 地形相性 | ○ (判定は大きめ) | ||
| 参考リンク | |||||
| ピクシブ百科事典 | |||||
| 解説 | |||||
| プレイステーションで発売された３代目、CD-ROM媒体初めてのデザエモンです。 ツール最大のウリは、スプライトの拡大・縮小・回転機能が追加された点ですが、 大まかな仕様やサンプルゲームはSFC版を踏襲、グラフィック容量も色数もそのままで 最大ステージ数は５つに減少しているなど、多くのファンにとって一見は肩透かしの印象でした。 本ソフトを語る上で最も欠かせないのは、 SFC版コンテスト過去２回の優秀作品が14本収録されていることです。 全国さまざまのクリエイターらのデザエモン作品を、直に手に取り、何周も遊びこみ、 ドット打ちの技術に感嘆し、サウンドに惚れ込む。 ふと「でも、他の誰かが、自分のと同じツールで作ったものだ」と思い直した時、 かつて「DAIOH GALE」に感じたものすごさ、高嶺の花が、身近な存在に変わったのです。 大半のユーザーにとって基本は自己満足、せいぜい友人間で見せ合うのが関の山だった これまでのデザエモンが、大きく開けた瞬間でした。 かくて、コンストラクションツールとメモリーカード媒体の相性の良さも手伝い、 第３回デザエモンコンテストは過去最大の、そして最後の、素晴らしい盛り上がりを見せます。 (一次〆切はソフト発売からわずか115日程度という厳しいものでしたが) また一方、電撃プレイステーションD誌(DPS-D)においては、デザエモン作品の投稿を積極的に募り、 編集部による選出作品が各号の付属ディスクに収録されました。(1997年〜2001年) 先述のスプライト変形機能がもたらしたモノの大きさ、誰もが予想しなかった真価は、 日本全国クリエイターらの優秀作品が膨大に収録された「デザエモンKids!」セレクト100、 あるいはDPS-Dにて、しかと確認できることでしょう。 2008年には、PSゲームアーカイブスで配信が開始され、 史上初めて誰にでも手軽なデザエモン作品配信環境が実現、携帯ゲーム機PSPで扱える魅力も大きく、 有志サイトの元に数多くの作品・ユーザーが再結集しました。(海外からの投稿作品も！) 2013年12月のアテナ社倒産を受け、一時はアーカイブスの販売が停止、 有志の関連サイトも休眠状態となりましたが、2015年3月にトリニティ社が配信を復活。 まだまだ戦えるツールとして2016年現在、(当サイトと共に！) 現役活躍中です！！！ ツール性能を他シリーズと比較した際、 SFC版の正当アッパーバージョンに当たり、SS版デザエモン２に対してはおよそ全面的に下位、 デザエモンKids!に対しては上位寄りの一長一短、といった立ち位置になります。 | |||||
| G･Q･O - 時宮王 1996. Developed by M2O | NIGHT MARE 1996. Developed by 岩田友彦 |
| GYERONITTICA 1996. Developed by 沙村広明 | Cosmo LEGEND 1999. Developed by 僧侶21 |
■再評価
◎プレイステーション実機およびゲームアーカイブスで動作する、自分だけのシューティングゲームを制作できます。
アーカイブスのセーブファイルはweb上での配布・入手が容易。スクショ撮影もお手軽です。(デザエモンKids!も同様)
PSP・VITAによる携帯が可能かつ作曲もできて、デザエモンKids!に比べてつくり込みの奥が深い
といった点は、デザエモン＋の大きな強みでしょう。
◎SFC版コンテストの優秀作品を14本収録。(うち５作品はムービーのみ・ゲームプレイ不可)
○スプライト変形・回転機能搭載。基本的にはデザエモンKids!以上、デザエモン２未満の自由度を持ちます。
◎SFC版から大幅に処理速度・表示数が向上。特に処理速度においてはデザエモン２(実機)をも上回り、
拡大スプライトをふんだんに用いた演出も処理落ちなく可能です。
PSP・PS2・PS3で起動した際にはさらにパフォーマンスが向上します。(デザエモンKids!も同様)
◎クリアな音質のPS音源で作曲が可能。
○各ステージ別、各カテゴリ毎に16色パレットを自作できます。
デザエモンKids!(色の自作不可・プリセット256色を自由に同時使用可)と比較すると一長一短ですが、
自分好みの細やかなグラデーションを用意したり、別カテゴリ間の色化け(パレット替え)を積極的に利用したりなど、
創意工夫の幅は大きいです。(SFC版も同様)
◎自機との衝突判定あり＋自機ショットは通過、という無敵キャラを設定可能。(シリーズ唯一)
○SFC版とは異なり、出現アイテムのチョイス・ローテーションが自由に組めます。
ただしローテーション以外の固定ドロップは不可。ゆえに自由度はデザエモン２が勝り、
デザエモンKids!(武装変更アイテムが存在しない・アイテムがすべて固定ドロップ)と比べると一長一短です。
○スコアランキングがコンフィグデータに内蔵されるため、管理がしやすいです。(デザエモンKids!も同様)
○最高難度(Difficult・本作では隠し)の処理が最も安定しており、破綻のない撃ち返しモードが自然に生成されやすいです。
SFC版とデザエモン＋の共通仕様(後続シリーズに劣る点)
△最大５ステージ。(SFC版は６ステージ固定)
△ボスの自機狙い弾がボスの中心座標から射角を取る(？)ため、砲塔の位置によっては射線がズレます。
(使い方によってはおもしろいかも！)
△ザコの自機追尾軌道が減速を取らない仕様のため、特有の(あまり美しくない)回り込みが生じます。
△スプライト回転方向に敵弾を撃たせることができません。(敵の照準は「画面真下or自機狙い」のみ)
△メモリーカードの仕様上、ゲームデータのセーブ＆ロードに時間が掛かります。(容量によってはシリーズ中で最長)
ゲーム上・エディタ上のロード時間は(ほぼ)ありません。
△ソフト上でのマウスの感度・精度が、デザエモンKids!にやや劣るとのことです。
コメントをかく