ドラゴン全書

「甘えるな。常に十全の状態で臨めるほど、戦場は甘くない。」

「生き残りたくば、何にも巻かれるな。己を信じよ。たとえ、復讐しか信じぬ己でもな……」

「偽りの言葉は己に跳ね返る矢となろう。心せよ。」

「失った物以上に得た物がある。年を取るとは、そういうことじゃ。」

「おとなは、じぶんのすきなようにしか、ものを見ないんじゃよ。」

「お前が信頼するにたる者かどうか、お前はどうやって証明するのか？」

「お前にならできる。できるはずだ。」

「価値とは、そのようなものだ」

「簡単なことだ。おれをおれのまま受け入れろ。」

「貴様らの無知が我々の亜種を造る。造っておいて、架空の世界に追いやるのだ」

「騎士は、勇気を胸とし、その心を善に捧げ、剣は虐げられた者を守り、その力は弱き者を助け、その言葉は真実のみを語り、その怒りは悪を打ちのめす。」

「キミに、絶望は似合わない。」

「今度なんて言葉を使うのは、人間族(ファルク)だけだよ」

「じゃあ、その『誇り』とやらで飯が食えんのか？『誇り』で人を守れんのか？」

「実際、手に届かぬところにあるものを切望するのは、悲しいがまたすばらしい人間の性なのだ。」

「そうだ　未来を語れ　それが生きる力だ」

「そのとおり。自分の存在を否定されることほど、かなしいことはない。」

「そのほうがカッコいいからだ。」

「大丈夫ダヨ。ナントカナル。」

「だがそれでも、生きる権利はある」

「ただの偶然だ。何の理由もない。何の因縁もありはしない。お前が苦しみ、喘いできた二十数年の時間は、ただの不運でしかない。仮に我が消したとして、おそらく呪いは新たな血を選ぶだけだろう」

「誰が許して誰が許されるのであらう。われらがひとしく風でまた雲で水であるといふのに。」

「誰の目の前にも等しくありながら、誰一人として、其をとらえること叶わず。其、とは何か？」

「誰もが可能性を秘めてるんだ。それを使えるだけの想いが、誰の中にもあるんだ。」

「強くなるのに飛び級はねえ！あのジジイもそう言っていただろうが。それに俺のようになる必要もねえ。お前はお前なりに強くなっていけばいいんだ！」

「なんの。皆が力を合わせればできないことなどないでござる！」

「ヒトツドコロニ トドマルコトナク ドコマデモ ウツロイ ナガレテイコウ」

「瞳に宿るは信念、体に流れるは情熱、背負うは宿命、守るは絆、信じるは友。これぞ我が道。」

「ぼうず！おまえはドラゴンだ！それをつねに忘れるな！そして、ドラゴンはドラゴンらしくふるまうか、あるいはまったくなにもしないかだ！」

「ぼくは、自分がほかのどんな生き物とも同じくらいおそろしいやつだと思っているよ。」

「誇り高くあれ。自分に相応しいことを成せ。」

「マコトニ、ソレガ望ミカ！」

「無限の出来事が、どれかひとつでも、そのとおりの順序で起こらなかったとしたら、現在というのは違ったところになっているよ」

「目立つ者から地に落とさんとする、げに浅ましきは人の心よ。」

「夢は、じきに醒める」

「練習するのよ。すぐに。いましないで、いつするの。」

「わぁ、やだやだ、めんどうなことはごめんだよ」

「わらわに不可能など――ないっ！」