天上天下唯我独尊!!ブログのFreeBSDと自作PCのまとめ記事です.



1.僕がFreeBSDをはじめたきっかけ


僕がFreeBSDを知ったのは1995年です。FreeBSD 1.0がリリースされたのが1993年で、その2年後にちょうどFreeBSD 2.0.5-RELEASEがリリースされました。当時僕は未だNECのPC-

9801Xv(Pentium133)を使っていました。MS-DOSの限界を感じていた事、Windows3.1,95の環境を持っていましたが、Microsoftの環境に馴染めない。そんな事が始まりかもしれません。

ネットも未だ当時僕の家はモデムを使っていたので、サイトからダウンロードは出来ませんでした。それで本屋に行き、FreeBSDの本を購入しオマケでついていたCD-ROMでPC-9801にインス

トールしたのがFreeBSDとの出会いの始まりでした。



FreeBSDは様々なOSに対応していることが僕にとっての一番の魅力でした。そして、FreeBSDが未だ未熟ではありましたが、このOSは将来絶対に発展するという妙な核心をもっていました。

当時、PC-UNIXな環境を手に入れようとすると、Open-BSD,Net-BSD,FreeBSD,Linuxの何れかしかありませんでした。Linuxは当時RH(RedHat),Debian,Slackwareの何れかだったと思います。

それぞれのディストリビューションごとに特徴があるのがLinuxです。確かにまわりの知人、友人もLinuxに興味を持っている人が多かったです。そんな中で僕はFreeBSDと言う選択肢を選びました。

元々、会社ではUNIXを使っていた経験もあったので、それほどFreeBSDに対する違和感はありませんでした。しかしながら、環境構築の経験が無かった為、FreeBSDをまともな環境にするま

ではかなりの時間がかかりました。それこそ、最初のうちは、トラブルの原因と解決策が分からないのでインストールしてはフォーマットしての繰り返しでした。

しかし、それも無駄ではなかったと思います。FreeBSDの構成やシステムの理解を深めたと思います。

特に、初期のFreeBSDでのXの設定は何度も泣かされました。

自宅ネットワークを考えるようになったのもこの頃です。とにかく、Windowsを使いたくないからなんとかしてFreeBSDでデスクトップ環境を作らなくては・・・。と言うことでSonyのPVC-R63KなるデスクトップPCを大枚はたいて購入したのであります。



とは言ったもののPVC-R63Kの全領域をFreeBSD化する勇気もなく、暫くはWindows2000とFreeBSDー4.0-Releaseの同居が続きました。一方ではPC-9801/Xv13の全領域を完全FreeBSD化して、

DNS、sendmail,dhcp,sambaなどのサーバ用途での勉強用、実験用として活躍しました。

そして現在は、自作PCでFreeBSDを動かしています。


デスクトップはこんな感じです。


現在の自作PCは全領域をFreeBSDで運用しており、デスクトップ&サーバとして使っています。

ここまでくるのは正直長い道のりでしたが、身についた知識や技術は決して無駄ではありません。自分を成長させてくれる不思議なOSです。

元々僕は、ハードウェアのエンジニアということも多分に影響しているんですが、自分で何かモノを作るのが好きなんですね。そういうこともあって、FreeBSDでデスクトップ環境を作

り、日常の道具に仕立てることをずっと拘ってきました。「今は出来なくても」FreeBSDのバージョンアップと共に解決してくれる、或いは、自分の技術や知識が向上して解決出きるよう

になります。それが、Windowsなどの市販OSにはないFreeBSDの魅力の一つでもあると思います。

僕の今の環境はすべてFreeBSDマシンで処理出来ます。一頃は印刷はWindowsなどと別けて処理していたんですが、音楽を聴いたり、動画を見たり、写真編集したり、オフィス文書を作成し

たり、すべての処理はFreeBSDです。ちょっと前迄はサーバはFreeBSD、デスクトップはLinuxなどと言われてましたが、サーバもデスクトップもFreeBSDで十分実用になります。しかも、OS

は無料ですからね^^ありがたい限りです。


そんなFreeBSDの魅力に取り憑かれて15年以上が経ちました。振り返ってみると何一つとしてドキュメントとしてまとまったものが無く、断片的な情報ばかりであり、自分がこれまでに経

験してきたことも含めて、ここに一つの体験談的なまとめをしようと思い、wikiを立ち上げました。

多くの人がFreeBSDに関心や興味を持って頂くことにより、FreeBSDはどんどん進歩します。一人でも多くの方がこの世界に飛び込んで頂けることと、FreeBSDの発展を心より願っております。

Dreamcraft 拝

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