歌詞
紡がれた言葉 はにかんだ笑顔
甘ったるい 午後の眠りのように
求めても 足りないの
満足できない もう十分なはずなのに
そっと静かに旅立つ 白銀の小舟に
哀しい涙は 乗っていなかった
掴めない つきかげに
憧れたままの あたしを残して
臆病な手の平 そっと重ね
あなたの腕の中 逝けるのなら
たとえ何を 失ったとしても…
こんなにも ねぇ
愛していること 分かっていたなら
その時は もっと
『大切』が あふれていたはずなのに
舟によせる風波 まばゆい月に
照らされた 2つの横顔さえ
夜明けを拒み このままでと
互いに願った あの時は確かに
紺碧の鏡が 映す未来
迎えるはずだった 幸福の日々
今ではただの 虚無でしかなく…
こんなにも ねぇ
苦しい気持ち 感じていたなら
この場所で ずっと
『虚しさ』に 触れないでいられたのに
その手 その眼 その仕草
あなたしかいないと 思い込んでいた
いばらが2人 引き裂いても
すぐに癒して 歩き出せたら…
海面に 映された満月
豊潤を描いてる
手を伸ばせば 伸ばすほど遠のく
焦がれた あたしを残して
あの頃に還して ねぇ
たった2人 寄り添った時間
胸の奥に ぎゅっと繋ぎ止めて
決して 離さないよ
決して 忘れないよ…
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