最終更新: momotraoo33 2019年07月04日(木) 09:44:46履歴
1960年代後半。世界的に学生運動の気運が高まり、アメリカではアメリカン・ニュー・シネマが台頭するなか、
イギリスの名門私立校を舞台に、炸裂するスチューデント・パワーを現実と幻想を織り交ぜて描いた1本。
見事カンヌ映画祭グランプリを獲得し、L・アンダーソン監督の名を世界的なものにした学園ドラマの怪作。
500年の伝統を誇る、とあるイギリスの全寮制の私立中・高等学校。
ここはまた、校則の厳しいことでも有名だ。そんな中で、反逆分子ミックは、“革命“を起こそうと決意。
3人組の仲間ジョニー、ウォーレスに、下級生の美少年やコーヒーショップの娘を引き入れ準備を進める。
決行日は父兄や名士の集まる開校500年の記念祭当日。
機は熟した……。アイロニカルでブラックな笑いを存分に盛り込んだ、アンダーソン監督の切れ味鋭い演出は圧倒的。
根底に力強く流れる、ラジカルなアナーキズムも衝撃的だ。
予告編
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