機械人間サイロンの襲撃によって植民星を奪われた人類がまだ見ぬ故郷・地球へと旅立つ、TVシリーズの第一回スペシャルを劇場用に再編集。12の植民惑星に生きる人類と、機械人間サイロンの1000年に及ぶ闘いに終止符が打たれようとしていた。だが指導者を一堂に集めたその和平会談はサイロンの罠だったのだ。サイロンの猛攻にすべての植民惑星を失った人類は、唯一生き延びた宇宙空母ギャラクティカを旗艦とし大船団を組んで大いなる航海に旅立つ。目的地は彼らの故郷、伝説の惑星“地球”。しかし人類抹殺を企むサイロンの追跡はすでに始まっていた……。「スター・ウォーズ」の影響を最も色濃く受けた作品でジョン・ダイクストラの手掛けたSFXが最大の見ものだが、脚本・演出はお粗末。劇場公開時には“センサラウンド”方式を採用、戦闘シーンで効果を上げた。日本では劇場公開からしばらくしてTVシリーズが始まったが、その時に洋画劇場枠で本作が放映された際に改題(っていっても“ティ”が“チ”になっただけだが)、ラスト・シーンの処理もシリーズ向けに変更(アメリカTV版と同じ)された。
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