最終更新: momotraoo33 2019年08月08日(木) 13:27:20履歴
1939年初演のコクトーの同名の戯曲をコクトー自らが映画化した室内劇。
没落したブルジョワの中年夫婦、イヴォンヌとジョルジュ。
ある日、イヴォンヌは溺愛する一人息子のミシェルにマドレーヌという恋人がいることを知って逆上する。
一方、父親のジョルジュは、息子の恋人の名を聞いて愕然とする。
マドレーヌは、ジョルジュの愛人だったのである。
無邪気そのもののミシェル役のJ・マレー、母親役のY・ド・ブレーが好演。登場人物は5人、
全編室内シーンという演劇的な設定にもかかわらずコクトーの映画テクニックはあざやか。
予告編
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