最終更新: momotraoo33 2019年11月20日(水) 13:11:46履歴
1970年代、ニューシネマと呼ばれる若々しい感性にあふれた作品が数多く発表されて、
映画ファンに衝撃を与えた。
この作品もカメラマン出身で、これがちょうど、3本目の作品になるシャッツバーグ監督が、
政治的な意味を込めて発表したものである。
物語は二人の男が国道で車を止めようとしているところから始まる。
マックスとライオンが初めて出会ったのがこの南カリフォルニアの道路であった。
マックスは刑務所から出てきたばかり。
店を開くためピッツバーグへ向かう途中、妹に会うためデンバーに行くつもりだった。
ライオンは船員生活をやめてデトロイトの妻のところに帰るところ。
この二人はすっかり意気投合して旅を一緒にすることになる。
久しぶりに会った妹と大騒ぎをしたり、けんかをしたり、強制労働に就かされたり、
ロード・ムービーならではの手法で、
知的な脚本、美しいカメラ、そして主演二人のイキの合ったコンビぶりが素晴らしい。
予告編
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