EIGA映画総合データベース　さ行

パーマン、ドラえもんの世界である。幼い頃、誰もが夢見る自分の身代わりロボット。それを実際に作っちゃった工学博士が、面倒臭い会議は全てそいつ任せにして、自分は研究に没頭する。ところが身代わり君は、だんだんと暴走し、主人の生活を脅かし始める。恋人を奪ってみせたりは当たり前、いわゆるドッペルゲンガーもののお約束通りに、ストーリーは展開します。しかし、何ともふくらみがないんだ。無用の会議や機械偏重の主人公に、当然、風刺の毒は盛ってあるんだけどね。自己喪失の表現の痛みの無さを観ると、少なくともこのホアン・チェンシン監督にとっては、個人の概念が未だ稀薄なものでしか無い、と感じられる。まあ、ディズニー映画でも、もう少しそれが伝わることを思うと……。天安門事件以前のニューウェーブなんて、大体はこんなもん。なお、「黒砲事件」とは、主演や監督が同じというだけで、一応別モノです。


　　予告編

&youtube(https://www.youtube.com/watch?v=)

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役名	俳優
	リュウ・ツー・フォン?
	揚昆?
	牟紅?
	スン・フェイフウ?