最終更新: momotraoo33 2019年10月21日(月) 11:47:18履歴
奇妙な挿話が次々と連鎖するブニュエルのオトボケ風刺劇。
ナポレオン軍に処刑されるスペイン民衆は“自由くたばれ!“と叫ぶ。
が、それは現代パリの公園で女が読んでる本の話。
さらにワイセツでも何でもないワイセツ写真が上流家庭に持ち込まれたり、
トイレでの食事、便座のサロン、“ハハキトク“の電報に旅立てばなぜか安ホテルで修道士たちと
トランプ――とりとめもなく夢のような悪夢のような話が続き、最後はパリで革命家たちの大弾圧、
再び“自由くたばれ!“の大合唱で終わる。奇妙な物語法、
スキャンダラスでこそないが間の抜け方があとあとまで気になる怪作。
予告編
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