神父の自殺という背徳行為によって、呪われた地ダンウィッチでは“地獄の門”が開かれようとしていた。事件を知った記者と女霊媒師は彼の地へ赴くが……。美女の口から吐き出される内臓、頭骸を貫通する電動ドリル、暴風雨のごとく降り注ぐ蛆虫、納骨所で蠢く死者の群れと、これでもかといわんばかりにひたすら繰り広げられるショック・シーン。「ビヨンド」と同じく“地獄門の決壊”がテーマとなっているが、ストーリーは二の次、見せ物小屋的展開に終始するそのサービス精神ぶりにおいてL・フルチの諸作の中では評価は高い。“イタリアン・フィルム・コレクション”と銘打たれ、オリジナル完全版が特別に劇場公開(配給マウントライト)された事がある。
予告編
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