国家転覆の危機にも発展しかねないジョージ・ワシントンの手紙に隠された秘密をめぐるコメディ・タッチのサスペンス・スリラー。ハーバード大の学生が電話ボックス内で殺される事件が起きた。彼は死ぬ直前、歴史学の教授(E・グールド)へジョージ・ワシントンの手紙について電話しているところだった。事件に興味を持った女性TVレポーター(K・ジャクソン)は執拗に教授へ接近し特ダネをつかもうとするが、そんな二人の前に命を狙う妙な連中が現れた。訳も判らぬまま逃げ惑う二人は、ようやく死んだ生徒の両親から例の手紙を受け取るが、そこには驚くべき事実が記されていた! と書くほど盛り上がりがあればよかったが、ストーリーはいたってシンプルで、肝心の書面の内容にしても肩透かしの印象強し。それよりも、グールド&ジャクソンの俄コンビぶりの方が楽しめる、その程度の作品。
予告編
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