最終更新: momotraoo33 2024年05月16日(木) 10:05:39履歴
遥か昔、中世のヨーロッパ。若者ゲイレンは偉大な老魔法使いウルリクの指導の下、修行に励んでいた。そんなある日、ウルリクのもとを近くの村に住む若者たちが訪ねてくる。彼らの国では凶悪なドラゴンから国を守るため処女を生贄として捧げてきたという。彼らはこの悲劇を終わらせるためウルリクにドラゴンを退治してほしいと頼む。渋々ながらドラゴン退治に向かうウルリクだったが、彼は不幸にもその道中で命を落としてしまう。そこで後を継いだゲイレンがドラゴンの住処へと向かうのだった…。
魔法使いの弟子とドラゴンの戦いを描いた、ディズニー製作によるSFXファンタジー。ドラゴン退治を本格的に扱った作品だが、いかんせんドラゴンの登場シーンが遅い、短い、暗くてよく判らないというのがいただけず、中世の雰囲気にはあってるかもしれないが、全体的にスローテンポな造りも退屈感を誘う。当時、新進の技術であった“ゴー・モーション”システムを駆使して描かれているドラゴン自体のSFXが良いだけに、出し惜しみせず派手な作品に仕上げていれば存分に楽しめただろうに。ドラゴンへの生け贄とされないように、男に化けているヒロイン(K・クラーク)のキャラクターは面白い。
予告編
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