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yakinyou100001 2019年06月26日(水) 02:40:51履歴
A・ワイダが、長年夢みながら叶うことのなかったシナリオを、祖国ポーランドの共産主義体制崩壊に始まる東欧諸国の民主化により実現させた執念の一作。
ワルシャワ蜂起に参加し敗れたマルチンは、恋人ヴィシカから愛の証しとして、ポーランド王国の紋章である王冠の付いた鷲の指輪をもらう。
恋人と引き裂かれた彼は新しい祖国を築くために戦うが、時代の波にもまれ愛と信念を失っていく。
共産主義者の手によって王冠を削り取られてしまった鷲の指輪がたどった運命は、当時のポーランドのように苦渋に満ちていた……。
酒場でウォッカグラスに火をつけ、殺された同志の名前を呼びながら一つ一つ消していくという「灰とダイヤモンド」の有名なシーンが再現されている。
予告編
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