有用微生物群(EM)に関する情報をまとめています

ここでは、有用微生物群(EM)の問題をみなさんに知ってもらうために、その問題点を簡単にまとめています。EMを使う前に、そしてすでに使っている場合は本当にEMが必要なのかを考え直してみてください。


EMの何が問題なのか

有用微生物群(EM)は、土壌改良,悪臭除去,水浄化,シックハウス症候群対策,癌やアトピーなどの病気に効果があると言われています。そして、EMを投入して河川や海の環境を良くしようという活動が全国各地で行われています。

実際にEMは、土壌改良や浄化槽(大きくても学校のプール)での水浄化に効果があるとの報告もあります。しかし、浄化槽等とは規模・条件(流れ,気候変動の有無等)の異なる河川や湖,海で同様の効果が得られるのかは疑問で、科学的な調査もあまり行われていません。また、EMが病気に効くのかについても結果のみが伝えられており、仕組みがよくわかっていません。

EMはさまざまな問題を解決してくれる“イーモノ”(良いもの)であると言われていますが、果たしてこの世の中にそのようなものは存在するのでしょうか。
EMはその使用方法が簡単であったり、どのような検証がなされたのか分かりませんが、EMによる効果があったとする報告も多いため、全国各地で環境活動に使用されています。

ここで問題なのは「EMさえ使っていればいい」という誤った考えが広まってしまうことです。EMによる効果があったとされる場所では、EMが投入されただけではありません。地道なゴミ拾いや、下水道の整備などが行われたかもしれません。そのような活動に目を向けず、EMのみに注目するのは問題ではないでしょうか。
環境問題はテレビ・新聞で毎日のように報道され、世界的な問題となっています。次世代を担う子どもたちも学校や家庭,地域社会で環境について考える機会が増えてきていることでしょう。

EMは環境問題を解決するとして、学校教育で取り上げられています。その多くは、EMの環境に対する効果を絶対的なものだと教え、実際にEMだんごを河川に投入している事例もあります。子どもたちは、EMについて誤った知識を得るばかりか、環境問題について他のさまざまな原因・対策を自ら考え,学ぶ機会を失っており、大変問題だと考えます。
EMは特定の分野にしか効果がないにも関わらず、環境問題や病気にまで効くとされ、他の原因によるものや偶然よい結果が出た一部の報告が大々的に宣伝されています。

川や海等の環境は個人や特定の人々のものではありません。そこに関わる多くの人間が守っていく必要があります。

EMは効果があるとされる問題の多さやその宣伝方法から「EMを使えば良い」という盲信的な考えを生みがちです。現実に、EMを推進する人々,団体からもたらされる情報を鵜呑みにした活動が全国で行われています。でも、もう一度考えてみてください。本当にEMを使う必要があるのか、そして他に行うべきことはなのかを。

この問題を考えるきっかけとして、このWikiがお役に立てれば幸いです。


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このページへのコメント

冷静で的確なEMについて。私も同感で、EM(有用微生物群)が有用に生きる環境がまず第一義的に必要でそのための様々な活動なくしては、効果が焼け石に水になってしまうと考えています。例えが妥当かわかりませんが、高品質なサプリメントがあれば食生活や生活スタイルなどはどうでもいいと言えないのと同じではないでしょうか。緊急時問題の解決法のひとつとして効果はあると考えます。本来はEMに限らず、微生物の働きは大きく期待できるものであり、それを偏った思考で取り組みがちなことは常に自らに戒めなければならないと思います。EM菌という言う呼び方は誤りであり、EM=有用微生物群です。EMの開発者の心あるこの命名と願いにしっかりと着目しなくてはなりません。例えば、かつて我々は特定の麹菌を使わなくても自然菌群が味噌玉を作り我々の健康食になっていたように。再び真に地球の一員に回帰するために、まさにリメンバーするために。

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Posted by 東日本の日本人の1人 2011年06月29日(水) 00:56:45 返信

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