序盤ダンジョンに生息する、一山いくらの下っ端悪魔。
適当にページを作ろうと思ったら異様なスキルツリーで笑ってしまう。
打撃相性は冷遇気味ではあるが、額面上のコスパはなかなか良い。
スキルの将来性はともかく、防御相性は序盤の雑魚の領域を出ていない。愛着が無いなら合体素材にしてしまおう。
エコービルでは屍鬼ゾンビくんとの合体で火炎無効の凶鳥
ヒッポウになれる。
初台シェルターなら妖精ゴブリンとの合体により妖精ケットシーにスキルを継承させるのも良いかも。
ちなみに原点はドイツの民間伝承で、原子番号27番Coコバルトは彼の名が元ネタとなっている。
外観はゴブリンのような醜い妖精スタイルか、ノームといった小さな小人スタイルなど諸説あったものの、
80〜90年代のD&Dにおいて、『臆病だが残酷な、小柄で犬に似た頭部に角を生やし、鱗を持つ人型生物』という設定をつけられた。
が、その後のファンタジーやRPGにおいては
D&D版が今一イメージし辛かったためか『犬頭』という一側面が切り出されて拡大解釈された結果、
『犬頭を持つ、全身が毛皮に覆われた人型生物』という現在のコボルトのイメージが形作られることになった。
日本においてはウィザードリィシリーズの輸入の際にこちらの外観で書かれたこともこのイメージが大きく広がった一因となっている。
また、先のコバルトの伝承と組み合わされた結果生まれた『有能な鉱夫』であるという設定も広く広まっており、
犬頭のイメージから『犬の様に人懐っこい気質』という新たな解釈も生まれており、オークやゴブリンよりも人間に友好的に書かれることも多い。