アダルト用語辞典 Eroctionary

排尿を我慢する行為、またはその姿や表情に性的・萌え的魅力を見出す嗜好。

「おしがま（おしがま）」とは、「おしっこ我慢」の略であり、排尿欲求を意図的に抑える、または我慢している姿に興奮を覚える嗜好を指す。単なる生理現象を超え、羞恥・理性・解放といった感情の揺らぎを味わうフェティシズムとして発展してきた。

文化的には「もじもじと脚を閉じて耐える」「股間を押さえる」「頬を紅潮させて歯を食いしばる」といった仕草や表情に魅力を感じる“視覚的フェチ”としても親しまれ、同人イラストやアニメ文化では性的描写を伴わない“微エロ”要素としても重宝される。既存キャラクターの純粋な可愛さを保ちながら、エロスの予感だけを演出できる点が特徴である。

この嗜好の根底には、「見せてはいけないものを見られるかもしれない」という羞恥と理性のせめぎ合いがある。排泄を理性で制御する行為は、人が社会的存在として持つ自制心の象徴でもあり、そのバランスが崩れた瞬間に強烈な快感と恥辱が同時に生まれる。漏らしてしまうことは失敗であると同時に、理性の崩壊という意味で“解放”でもある。

プレイとしては、SM・羞恥・調教と結びつくことが多く、「まだダメ」「もう少し我慢して」といった命令や制止が支配関係を形成する。限界を超えて漏らす瞬間は羞恥と安堵の頂点であり、耐えきれない涙や震えが快楽の引き金となる。一方で、“漏らすこと”そのものよりも、“我慢している感情”に惹かれる層も多く、「おしっこで抜いているのではなく、感情で抜いている」とも言われる。

現代では、配信文化などでも「おしがま中」と冗談めかして使われるなど、フェチとしてだけでなく軽いネタ表現としても浸透している。羞恥・理性・社会性が交錯するこの行為は、人間的な脆さと美しさを同時に映し出すフェティシズムと言える。

• 羞恥プレイ?
• おもらし?
• 放尿?
• 調教?
• マゾ?
• 排泄プレイ?

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