ナンネットが届ける、アダルト用語の正典。エロクショナリー

×

ヘタレ攻め(へたれぜめ)


攻めの立ち位置にありながら、性格的な優柔不断さや相手への過度な遠慮により、恋愛や性愛の決定的な一歩をなかなか踏み出せないキャラクター属性を指す。

概要

「攻め」という、本来ならば関係をリードし、相手を組み敷く役割を担うはずの人物が、ここぞという場面で腰が引けたり、あと一歩で躊躇したりする様を描く。
単なる「弱虫」とは異なり、読者や受けに「早くしろ!」「そこまで行ってなぜ引く!?」という、もどかしくも楽しい焦燥感(じれったさ)を与える愛すべきキャラクター像である。

解説

ヘタレ攻めの核心は、能力やスペックの欠如ではなく、「相手(受け)を大切に想いすぎるがゆえの思考停止」にあることが多い。
仕事もでき、容姿も端麗(ハイスペック)であるにも関わらず、恋愛においてのみIQが下がり、極端に自信を喪失する「残念なイケメン」として描かれることが一般的である。

彼らが手を出せない理由は、多くの場合以下のような「愛ゆえの空回り」に起因する。
  • 「自分なんかが触れていい相手ではない」という神聖視
  • 「嫌われたら生きていけない」という拒絶への過度な恐怖
  • 「力加減を間違えて傷つけてしまわないか」という肉体的な配慮

このため、良い雰囲気になっても「ごめん、やっぱり無理」と寸止めしたり、受けからの好意のサインを「勘違いに違いない」とネガティブに解釈したりする。この「最強の攻めスペック×ガラスのハート」というギャップが、母性本能をくすぐる萌え要素となる。

魅力とカタルシス

ヘタレ攻め作品の醍醐味は、「理性の決壊」である。
我慢に我慢を重ね、石橋を叩いて壊すほど慎重だった彼らが、受けの危機や強烈な誘惑(誘い受けなど)によって限界を超えた瞬間、それまでの躊躇が嘘のような「雄(オス)」の本能をむき出しにする。

大切にするあまり触れられなかった宝物を、ついに食い荒らす獣へと変貌する瞬間。普段の情けなさとの落差(ギャップ)が激しいほど、そのカタルシスは強まる。
また、事後に「やりすぎてしまった」と青ざめて土下座するまでが様式美であり、その一貫した誠実さも人気の要因である。

主な行動パターン

  • キスしようとして、相手が目をつぶったのに「寝たのか…」と勘違いして布団をかける。
  • 告白する勇気がなく、外堀を埋めることだけに全力を注ぐ(ストーカー一歩手前)。
  • 受けに押し倒されてから「ここからは男の仕事だ」と覚醒する(が、翌日またヘタレに戻る)。

コメントをかく


「http://」を含む投稿は禁止されています。

利用規約をご確認のうえご記入下さい

管理人/副管理人のみ編集できます

広告募集中