ナンネットが届ける、アダルト用語の正典。エロクショナリー

×

尿道責め(にょうどうぜめ)

尿道に器具や異物を挿入して刺激を与える、特殊かつ危険性を伴うSMプレイ。

用語の解説

「尿道責め」とは、ペニスやクリトリスの尿道口からブジー(金属棒)、ガラス棒、シリコン製の専用器具などを挿入し、尿道内部を直接刺激する行為を指す。性感帯の奥を物理的に責めることで、鋭い痛みと快感が混在する独特の感覚をもたらし、通常の愛撫では得られない倒錯的な官能を呼び起こす。

この行為は古くは医療行為に用いられた器具の転用から始まり、80年代以降のSMクラブやフェティッシュ文化を通じて愛好家に広がった。一般的な風俗で提供されることは少なく、主にSMプレイや特殊嗜好を持つパートナー間で行われる。

プレイのバリエーションとしては、
  • ブジー責め:金属棒を少しずつ挿入し、尿道の奥へと段階的に刺激を与える。
  • 素材による変化:ガラス棒の冷感、シリコン製の柔らかさなど、材質で感覚を変える。
  • 電気刺激との併用:尿道内の器具に電流を流し、内部からの刺激を強化する。
  • 液体注入(イリゲーション):尿道に液体を流し込み、羞恥と異物感を高める。

心理的な魅力は、「身体の奥に侵入される支配感」と「医療的禁忌を犯す背徳感」にある。尿道は本来性的に扱う部位ではないため、責められることで羞恥心や屈服感が一層際立つ。痛みと快感の境界が崩れる体験は、被虐的嗜好を持つ人々にとって強烈な魅力を放つ。

なお、尿道を扱う行為には他者から責められる「尿道責め」だけでなく、自分で器具を挿入して快楽を追求する「尿道オナニー(セルフ・サウンディング)」も存在する。いずれも尿道を性感帯化するフェティッシュ行為であり、SMの一環としても、セルフプレイとしても実践されている。

ただし尿道責めは、衛生管理や技術を欠けば感染症や損傷を招く危険が高い。無理な挿入や不適切な器具の使用は重大なリスクを伴うため、専門知識を持たない実践は強く避けるべきである。

関連語には「尿道オナニー」「ブジー」「SM」「異物挿入」「フェチ」などがある。尿道責めは一般的な風俗サービスの枠を超えた特殊領域であるが、禁忌と快楽が交差する代表的なフェティッシュプレイとして、今なお愛好者を魅了し続けている。

関連タグ

コメントをかく


「http://」を含む投稿は禁止されています。

利用規約をご確認のうえご記入下さい

管理人/副管理人のみ編集できます

広告募集中