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quote_mraz 2022年04月11日(月) 03:56:13履歴
通常艦船が星系間を移動するためにはスターゲートを使用します。ジャンプドライブを搭載した船なら自力で恒星間移動を実現できます。ジャンプポータルはそのさらに上位のモジュールで、一時的にスターゲートと同じように僚艦をジャンプさせる通路を作り出すことができます。
ジャンプ可能な距離なら任意の地点に大艦隊を送り込むことができ、戦術的に大きな意味を持つモジュールです。
これができるのは旗艦級戦艦(Titan)と秘密工作戦艦(Black Ops)の二種に加えて採掘支援母艦(Capital Industrial Ship)であるRorqual(ロークアル)だけで、一般的にジャンプポータル(ジャンプブリッジ)と言えば旗艦級戦艦のものを指します。
ときどき動画にあるタイタンの周りに小型艦が群がっている図・・・これはジャンプポータルを待ち、戦場に投入されるのを今か今かと待つ血に飢えた戦士の姿なのです。
他の2種によるジャンプポータルは、ポータルで移動できる艦船に制限があるなど「ジャンプポータルの亜種」として位置づけられており、それぞれ以下のような名称になっています。
秘密工作戦艦(Black Ops) | 潜伏用ジャンプポータル(Covert Jump Portal) ※迷彩ポータルなど、過去の名称からの呼び方もある |
Rorqual(ロークアル) | 産業用ジャンプポータル(Industrial Jump Portal) |
秘密工作戦艦の潜伏用ポータルは若干特殊なので関連ページとしてもまとめています。
関連ページ:潜伏用ジャンプポータルガイド
一般に何でも移動可能だと思われている旗艦級戦艦のジャンプポータルですが、実は条件があります。
・ジャンプドライブを搭載していないこと
主力艦などのジャンプドライブ搭載艦は、自分でジャンプしてくださいとのことです。すなわちサイズが同じでも、フレイターは飛べてジャンプフレイターは飛べません。
ポータルを利用な最大の艦はOrca(オルカ)や超大型輸送艦(Freighter)になります。
例外として秘密工作戦艦(Black Ops)はジャンプポータルを利用することができます。
・バッション、潜伏用ジャンプポータルなどのモジュールを起動していないこと
スターゲートやドックインを利用できなくなるモジュールは、ジャンプポータルに関してもこれを阻害します。
シージやトリアージもモジュールに該当しますが、搭載可能な艦はそもそも利用できないので除外。
とりあえずこれらの条件さえ満たせば問題ありません。
秘密工作戦艦は隠密性の高い戦術に使う艦船で、潜伏用と付く通り、ジャンプポータルもその方向性に則っています。
秘密工作戦艦のポータルは、ほぼ潜伏用サイノシュラルフィールドジェネレーターを展開できる船と同一です。秘密工作戦艦以外は「隠密行動用遮蔽装置II(Covert Ops Cloaking Device II)」を搭載できる艦船と考えるとわかりやすいです。
潜伏用ジャンプポータルを利用できる艦船は以下の通りです。
秘密工作戦艦のポータルは、ほぼ潜伏用サイノシュラルフィールドジェネレーターを展開できる船と同一です。秘密工作戦艦以外は「隠密行動用遮蔽装置II(Covert Ops Cloaking Device II)」を搭載できる艦船と考えるとわかりやすいです。
潜伏用ジャンプポータルを利用できる艦船は以下の通りです。
秘密工作戦艦(Black Ops) |
隠密行動型フリゲート(Covert Ops、Stealth Bomber) |
電子戦型巡洋艦(Recon Ship)のうち、軍事偵察艦(Force Recon Ships)(分かりやすく言うと隠密行動用遮蔽装置を積める方) |
特化型輸送艦(Transport Ship)のうち、封鎖突破型輸送艦(Blockade Runner)※遮蔽積める方(軽トラ) |
戦略的巡洋艦(Strategic Cruiser) ※隠密リコンフィグレーション・サブシステムを搭載している場合 |
長距離型フリゲート(Expedition Frigate)のうち、Prospect(プロスペクト) |
Stratios(ストラティオス)とAstero(アステロ) |
Victorieux Luxury Yacht(ヴィクトリュース級高級ヨット) |
Etana(エターナ)とRabisu(ラビス) ※アライアンストーナメント報酬の特別版艦船 |
ロークアルは採掘支援母艦としての運用が想定されており、産業用ジャンプポータルもその役割を活かすためのものです。したがって利用できる艦船も、採掘関連の艦船に限られています。
産業用ジャンプポータルを利用できる艦船は以下の通りです。
産業用ジャンプポータルを利用できる艦船は以下の通りです。
Venture(ベンチャー) |
Porpoise(ポーパス) |
採掘艦(Mining Barge) |
特化型採掘艦(Exhumer) |
長距離型フリゲート(Expedition Frigate) |
ジャンプポータルジェネレーター(Jump Portal Generator)のモジュールを使用するための前提条件です。ただしこれはTitanの前提条件でもあるので、乗れる人は皆最低でもLv1持っています。
Lvを上げるとジャンプポータルの起動用燃料の必要コストが減少します。
ジャンプポータル生成に必要な燃料はストロンチウム化合物(Strontium Clathrates)です。アイスを精錬すると一定数獲得することができます。
起動に必要な個数はデフォルトで500個、スキルレベルを上げるごとに-10%、つまり50個ずつ減少していきます。
ストロンチウム化合物は大して高価なマテリアルではないのでそこまでスキルの優先順位は高くありませんが、ストラクチャ燃料作成に使用するようになったりして若干需要が高まっているのでボチボチ上げて損はありません。
ストロンチウムを使用するのは旗艦級戦艦のジャンプポータルだけなので、秘密工作戦艦やロークアルのジャンプポータルを使う場合はこのスキルは上げなくても問題ありません。
Lvを上げるとジャンプポータルの起動用燃料の必要コストが減少します。
ジャンプポータル生成に必要な燃料はストロンチウム化合物(Strontium Clathrates)です。アイスを精錬すると一定数獲得することができます。
起動に必要な個数はデフォルトで500個、スキルレベルを上げるごとに-10%、つまり50個ずつ減少していきます。
レベル | 起動コスト |
Lv 0 | - |
Lv 1 | 450 個 |
Lv 2 | 400 個 |
Lv 3 | 350 個 |
Lv 4 | 300 個 |
Lv 5 | 250 個 |
ストロンチウム化合物は大して高価なマテリアルではないのでそこまでスキルの優先順位は高くありませんが、ストラクチャ燃料作成に使用するようになったりして若干需要が高まっているのでボチボチ上げて損はありません。
ストロンチウムを使用するのは旗艦級戦艦のジャンプポータルだけなので、秘密工作戦艦やロークアルのジャンプポータルを使う場合はこのスキルは上げなくても問題ありません。
ジャンプに伴う燃料(同位体)の消費を削減するためのスキルです。式は後述します。
Lv1につき消費量が-10%されます。旗艦級戦艦のジャンプポータルは秘密工作戦艦のそれとは違って消費が比較的少ない上、広大な燃料ベイを持つ旗艦級戦艦には物理的にあまり問題になりません。
が、しかし。大艦隊を飛ばすとなると影響は大きいですし、金銭的にも厳しいものがあります。
最低でもLv4、可能ならLv5にしておくと良いスキルです。
Lv1につき消費量が-10%されます。旗艦級戦艦のジャンプポータルは秘密工作戦艦のそれとは違って消費が比較的少ない上、広大な燃料ベイを持つ旗艦級戦艦には物理的にあまり問題になりません。
が、しかし。大艦隊を飛ばすとなると影響は大きいですし、金銭的にも厳しいものがあります。
最低でもLv4、可能ならLv5にしておくと良いスキルです。
ジャンプポータルは搭載した旗艦級戦艦のジャンプドライブを利用したジャンプを行います。つまり旗艦級戦艦がジャンプできる距離とポータルで飛べる距離は等しいということになります。
ジャンプドライブキャリブレーションは、Lv1ごとに20%ジャンプ距離を延長します。
例えば旗艦級戦艦のジャンプ距離は3.0光年ですので以下のようになります。
6光年でもヘタをすると隣の星系まですら飛べないので、このスキルは可能な限りLv5を目指してあげておくべきスキルです。
ジャンプドライブキャリブレーションは、Lv1ごとに20%ジャンプ距離を延長します。
例えば旗艦級戦艦のジャンプ距離は3.0光年ですので以下のようになります。
レベル | ジャンプ可能距離 |
Lv 0 | 3.0 光年 |
Lv 1 | 3.6 光年 |
Lv 2 | 4.2 光年 |
Lv 3 | 4.8 光年 |
Lv 4 | 5.4 光年 |
Lv 5 | 6.0 光年 |
6光年でもヘタをすると隣の星系まですら飛べないので、このスキルは可能な限りLv5を目指してあげておくべきスキルです。
旗艦級戦艦のジャンプポータルは、ジャンプドライブ同様にサイノシュラルフィールドをマーカーとしてジャンプします。
サイノシュラルフィールドは起動すると星系内のどこからでもオーバービューで確認することができ、ワープも可能です(潜伏用サイノシュラルフィールドを除く)。戦闘艦隊をジャンプさせるのならばともかく、採掘艦隊や輸送艦隊などを移動させたい場合は十分注意しましょう。
関連ページ:サイノシュラルフィールドガイド
サイノシュラルフィールドは起動すると星系内のどこからでもオーバービューで確認することができ、ワープも可能です(潜伏用サイノシュラルフィールドを除く)。戦闘艦隊をジャンプさせるのならばともかく、採掘艦隊や輸送艦隊などを移動させたい場合は十分注意しましょう。
関連ページ:サイノシュラルフィールドガイド
ジャンプポータルによって使用できるサイノシュラルフィールドに制限があります。言い換えれば、特殊なジャンプポータルは特殊なサイノシュラルフィールドに対応しています。
潜伏用ジャンプポータルは、通常のサイノシュラルフィールドに加えて、潜伏用サイノシュラルフィールドを利用することができます。これは近くにいないと見えない特殊なサイノシュラルフィールドで、隠密行動に適しています。
産業用ジャンプポータルは、通常のサイノシュラルフィールドに加えて、産業用サイノシュラルフィールドを利用することができます。これはベンチャーや輸送艦によって出すことができる非戦闘用のサイノシュラルフィールドで、安価な艦船(あるいは関連する艦船)によっての移動が保証されているということです。
潜伏用ジャンプポータルは、通常のサイノシュラルフィールドに加えて、潜伏用サイノシュラルフィールドを利用することができます。これは近くにいないと見えない特殊なサイノシュラルフィールドで、隠密行動に適しています。
産業用ジャンプポータルは、通常のサイノシュラルフィールドに加えて、産業用サイノシュラルフィールドを利用することができます。これはベンチャーや輸送艦によって出すことができる非戦闘用のサイノシュラルフィールドで、安価な艦船(あるいは関連する艦船)によっての移動が保証されているということです。
ジャンプポータルジェネレーターはパッシブモジュールで、特に動かしてどうこうするわけではありません。
モジュールを搭載すると、サイノシュラルフィールドに対して行うことができるアクションに「ブリッジよりメンバーへ」が追加されます。

※brigde to memberの誤訳です。
※サイノアレイに対してはまた違う文面だったと思います(未確認)
ジャンプポータルの起動時間は、種類によって以下のようになっています。艦隊内の合図や指示を逃さずにポータルを通過することが重要です。
ジャンプポータル起動中は移動できない上に支援等を受けることができないので注意しましょう。
モジュールを搭載すると、サイノシュラルフィールドに対して行うことができるアクションに「ブリッジよりメンバーへ」が追加されます。

※brigde to memberの誤訳です。
※サイノアレイに対してはまた違う文面だったと思います(未確認)
ジャンプポータルの起動時間は、種類によって以下のようになっています。艦隊内の合図や指示を逃さずにポータルを通過することが重要です。
旗艦級戦艦のジャンプポータル | 60 秒 |
潜伏用ジャンプポータル | 20 秒 |
産業用ジャンプポータル | 20 秒 |
ジャンプポータル起動中は移動できない上に支援等を受けることができないので注意しましょう。
ジャンプドライブと同様に、艦船の燃料ベイ(Fuel bey)から燃料を消費してジャンプを行います。
燃料は「同位体(Isotope)」と呼ばれるアイテムで、アイスを精錬することによって一定量獲得できます。
使用燃料表
旗艦級戦艦のカタログスペック上のジャンプドライブ燃料消費量は1,500個/光年です。ジャンプポータルで艦船をジャンプさせる際も同様の機関を使用しているわけですから、燃料計算に重要な数字になります
ジャンプポータルで艦船をジャンプさせる際の燃料の消費は、以下の計算式により導かれます。
JP:ジャンプポータル JD:ジャンプドライブ
ジャンプポータルの燃料コストは0.000000001です。
秘密工作戦艦の場合燃料コストは0.000000135、燃料消費量は1/3なので、ざっくりと比較すると同じ等級の船を飛ばすための燃料消費量は1/40になります。お得感は抜群です。
値を当てはめると「船の質量 × 0.000000001 ×(1500 -(150 × ジャンプ燃料管理技術Lv))× 飛距離(光年)」となります。
なお・・・スキルが要求されるのはもちろんポータルを出す人で、ジャンプする人は制限は受けないので安心ですね。
燃料は「同位体(Isotope)」と呼ばれるアイテムで、アイスを精錬することによって一定量獲得できます。
使用燃料表
艦の系列 | 使用する同位体 |
アマー帝国(Amarr Empire) | ヘリウム同位体(Helium Isotopes) |
ガレンテ連邦(Gallente Federation) | 酸素同位体(Oxygen Isotopes) |
カルダリ連合(Caldari State) | 窒素同位体(Nitrogen Isotopes) |
ミンマター共和国(Minmatar Republic) | 水素同位体(Hydrogen Isotopes) |
Rorqual(ロークアル) | 酸素同位体(Oxygen Isotopes) |
旗艦級戦艦のカタログスペック上のジャンプドライブ燃料消費量は1,500個/光年です。ジャンプポータルで艦船をジャンプさせる際も同様の機関を使用しているわけですから、燃料計算に重要な数字になります
ジャンプポータルで艦船をジャンプさせる際の燃料の消費は、以下の計算式により導かれます。
JP:ジャンプポータル JD:ジャンプドライブ
船の質量(kg) × JPの燃料コスト× (旗艦級戦艦のJD燃料消費量(個) - 秘(略)JD燃料 × 0.1 × ジャンプ燃料管理技術Lv )× 飛距離(光年) (小数点以下切り上げ)
ジャンプポータルの燃料コストは0.000000001です。
秘密工作戦艦の場合燃料コストは0.000000135、燃料消費量は1/3なので、ざっくりと比較すると同じ等級の船を飛ばすための燃料消費量は1/40になります。お得感は抜群です。
値を当てはめると「船の質量 × 0.000000001 ×(1500 -(150 × ジャンプ燃料管理技術Lv))× 飛距離(光年)」となります。
なお・・・スキルが要求されるのはもちろんポータルを出す人で、ジャンプする人は制限は受けないので安心ですね。
主力艦のジャンプと同様、ジャンプポータルを利用した艦艇にもジャンプ疲労が発生します。
ジャンプドライブ、またはジャンプブリッジアレイ等を常用する人以外にはなじみの無い事象なので、あらかじめ知識を伝えておくのが望ましいでしょう。
以下の艦種は、ジャンプポータル利用時の疲労を90%軽減してくれるので、そこも覚えておくとお得です。これは旗艦級戦艦のジャンプポータルのみならず、潜伏用ポータルやジャンプブリッジアレイも同様ですが。
・輸送艦(Hauler)
・超大型輸送艦(Freighter)
・採掘支援母艦(Capital Industrial Ship)
・特化型輸送艦(Transport Ship)は
関連ページ:ジャンプドライブ基本 ジャンプ疲労について
ジャンプドライブ、またはジャンプブリッジアレイ等を常用する人以外にはなじみの無い事象なので、あらかじめ知識を伝えておくのが望ましいでしょう。
以下の艦種は、ジャンプポータル利用時の疲労を90%軽減してくれるので、そこも覚えておくとお得です。これは旗艦級戦艦のジャンプポータルのみならず、潜伏用ポータルやジャンプブリッジアレイも同様ですが。
・輸送艦(Hauler)
・超大型輸送艦(Freighter)
・採掘支援母艦(Capital Industrial Ship)
・特化型輸送艦(Transport Ship)は
関連ページ:ジャンプドライブ基本 ジャンプ疲労について
ジャンプポータルを発動する際は支援などを受け付けなくなります。また通常航行・ワープ・ジャンプの移動もできなくなります。
非常に無防備な状態になるので、基本的にジャンプポータルはフォースフィールドなどの内側で出すのが安定です。
秘密工作戦艦とは異なりローセク以下でしか運用できないので十分に注意を払いましょう。
なお、ジャンプポータル起動中でも激しくぶつかることで艦船を移動させることは可能です。うっかりフォースフィールド外に押し出されないように注意!
非常に無防備な状態になるので、基本的にジャンプポータルはフォースフィールドなどの内側で出すのが安定です。
秘密工作戦艦とは異なりローセク以下でしか運用できないので十分に注意を払いましょう。
なお、ジャンプポータル起動中でも激しくぶつかることで艦船を移動させることは可能です。うっかりフォースフィールド外に押し出されないように注意!
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