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フラグPvPとは?

特定の状態になることを「フラグが立つ」と言います。元はプログラミングでよく使う状態を示すパラメータですが、一般的な言葉として扱われています。
EVE Onlineでフラグ(Flag)といえば「容疑者(Suspect)」フラグや「犯罪者(Criminal)」といったような悪いことをしたときに立つフラグ、合法的な戦闘に突入した際の「限定交戦(Limited Engagement)」フラグなどがあります。このような状態は一定時間続くため、タイマー(Timer)と呼ばれる場合もあります。

フラグPvPとは、本来悪事を働く輩に立つフラグを、標的を騙したり無知を利用したりして立たせて、しごく合法的に撃沈することを目指すPvPです。その性質上戦闘ではなく一方的な攻撃や破壊になりやすく、フラグPK(Player Kill)と呼ばれることもあります。

フラグPvPを未然に防ぐため

ようするに犯罪行為を行わなければいいわけです。犯罪行為に繋がる行動を防止するため、艦船の操作を行うHUDにはセーフティ設定が備え付けられています。



・セーフティ「有効」:容疑者フラグ、犯罪者フラグが立つ行動を行うことができない
 (ハイ・セキュリティ宙域でのスマートボムなどの使用や、窃盗・先制攻撃などの不能、ロー・セキュリティ宙域での先制攻撃不能など)

・セーフティ「部分有効」:容疑者フラグが立つ行動はできるが、犯罪者フラグが立つ行動はできない
 (CONCORDに制裁される行動、つまりハイセキュリティ宙域でのKAMIKAZE行為ができない)

・セーフティ「無効」:なんでもできる
 (なんでもできる)

特にハイ・セキュリティ宙域を航行中は、悪いことをするわけでないならセーフティは「有効」にしておくのが望ましいです。ただし限定交戦フラグだけは立てることが可能なので注意しましょう。

事例集

アイテムを「盗ませる」行為 その1

わりとオーソドックス、悪く言えば使い古された手は、ステーション前などに意味深に放り出されたカーゴコンテナです。これのポイントは、よく見るとアイコンが黄色で、すなわち自分以外のプレイヤーが所有権を持っていることを表しています。ついでに言えば、近くには意味深に停泊した戦闘艦がいるかもしれません。



中身を開けてみましょう(この時点では違法ではありません)。弾薬だったりモジュールだったり、鉱石だったり、まあ何か色々なものが入っています。基本的にはあまり価値のないものです。

このアイテムを回収すると、そのキャラクターに対して容疑者(Suspect)フラグが立ちます。これにより、星系内のプレイヤーは誰でもそのキャラクターを合法的に撃てる状態になります。そこで強力な戦闘艦がステーションなどから出現し、ワープ妨害をかけてあっという間に船を落としてしまうわけです。
教訓
不要っぽく放り出してあっても他のプレイヤーのもの、奪えば泥棒です。犯罪行為であるため、これはセーフティ「有効」にしてあれば回避できるトラップです。また、誰でも持ち去れる(所有権を放棄している)カーゴコンテナは青色のアイコンで表示されていることも同時に覚えておきましょう。

うまく軌道を調整して即ワープ可能な状態に船を置きながら中身を掻っ攫う方法も存在するため、餌となるアイテムはそこまで価値が高いものは使用されない傾向にあります。見かけてもスルーしましょう。

アイテムを「盗ませる」行為 その2

ミッションなどをしている際にコンバットプローブで位置を特定し、怪しい輩がランディングしてきます。ここから先が嫌らしいことに、勝手にNPCを倒したりして、黄色い残骸(その相手が所有権を持つ残骸)を量産し始めます。

もちろんこれもその1同様、他人が所有権を持つものなので開けて取ると容疑者(Suspect)フラグが立ち、それを狙っていた相手に船を絡めとられて撃沈されます。

このケースで最悪なのは移動式トラクターユニット(Mobile Tractor Unit)を破壊された場合です。ユニットの破壊はCONCORDの介入を招かず、それまで回収されたアイテムがまるっと相手の所有権のコンテナとしてドロップしてしまいます。たとえ相手が飽きて去るまで待ったとしても、高額なモジュールは持ち去られるかもしれません。
教訓
有名どころのミッション地には様々な思惑でミッションエリアに乱入してくる輩がいます。様々なフラグPK屋、あるいはただの泥棒かもしれません。これを駆除・対策するのは非常にコストがかかるため、基本的には無視推奨です。相手の思惑を察知したらすみやかに撤収し、後ほど再開するか、あるいはもう少し辺境の地にミッション拠点を移すことを検討しましょう。

簡単にやれると思ったら返り討ち

容疑者(Suspect)フラグが立ったキャラクターの艦船(黄色いドクロで表示される)が目の前をうろうろしています。例えば相手はコルベット、こちらは巡洋戦艦。攻撃すればあっという間に蹴散らせる気配がします。
攻撃してみました。これによって限定交戦(Limited Engagement)フラグが立ち、相手からもこちらを攻撃できるようになります。相手はすぐに立ち去り、強力な戦闘艦に乗り換えて襲ってきます。




特に「ミッションエリアに容疑者がやってきた」という状態で被害が出ることが多いです。撃って追い返したと思ってもそれは勘違いであり、相手にとってはこちらがミッションを続けている限り場所がもろバレで、狩りやすい状況であるためです。
教訓
そもそもがPvP用の装備でなければ、どんな軽装の船でも落とすのは難しいです。また、単純に武装の相性の差でフリゲートでそのまま戦艦を落とされる、なんてケースも存在するかもしれません。装甲の問題で容易くはないでしょうが、過去には実際に輸送艦が戦艦をタイマンで撃沈したという事例もあります。

攻撃しない限り反撃もされません。基本的に無視推奨です。ですが特にミッションエリアなどでは場所がバレている都合上、他の嫌がらせ行為や泥棒行為に繋がりやすくなります。粘着される場合はミッション拠点の変更を検討しましょう。

つい手が出てしまったケース

ハイ・セキュリティ宙域において目の前をちょろちょろされたり、残骸を勝手にサルベージされたり、あるいは何かしらの挑発的な言動をされたりすることがあるかもしれません。

例えそうなった場合でも、相手が容疑者(Suspect)フラグ状態であったりしない限り、先に手を出せばCONCORDによる制裁は免れ得ません。
教訓
つい撃っちゃった、という「それってフラグPvPに含まれるのか?」というこの事例は実在します。うっとおしい相手でも合法的にケリをつけることが重要です。
さらに言えばうまくフラグが相手に立ってもこちらがPvP装備でなければ釣られるだけであり、面倒で腹が立っても相手を無視して場所を変えることで対応したいところです。

スマボに巻き込まれる(ある意味ネタ枠)

よく語られる、スマートボムでNPCを倒している相手に(遮蔽状態などで)接近していって巻き込まれることで「スマートボムで攻撃された」とシステム上判断されて犯罪者(Criminal)フラグが立ち、CONCORDによって相手を制裁させる、という手法です。

何をバカな、と言う人もいますが、実際にそれで落とされたと思しき高額の戦艦のロス情報が散見されるのも、また事実です。
教訓
ハイ・セキュリティ宙域でスマートボムを使う際は巻き込み注意です。セーフティを解除しないと使用できない都合上、常にこの手の(あるいは不慮の事故による巻き込み)は想定しておくべきです。



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