最終更新:
quote_mraz 2020年04月20日(月) 01:51:13履歴
ボムは強力な範囲攻撃兵器です。
隠密行動型フリゲート(Covert Ops、Stealth Bomber)の一種であるステルス爆撃艦(Stealth Bomber)のみ運用可能で、広範囲に巨大なダメージを撒き散らします。
ボムランチャー(Bomb Launcher)を装備可能な船が他にないのです。
数発でドローンや小型艦を一掃してしまい、飽和攻撃をかければ大型艦にも致命的なダメージを与えるこの兵器は、戦況を一変させる可能性を秘めた夢の兵器として運用されています。
ボムを使用可能なのは、ヌルセク(Null-Sec)およびワームホールのみ。
すなわち、セキュリティステータス0.0以下でのみ使用可能です。
ダメージを与えるボムは、属性ごと、4種類あります。
共通緒元
仕様 | 数値 |
最大航行時間 | 12.0秒 |
最高速度 | 2500m/秒 |
有効範囲半径 | 15km |
アーマーHP | 75HP |
ストラクチャHP | 20HP |
シグネチャ半径 | 400m |
爆発半径 ※1 | 400m |
体積 | 75m3 |
2500m/sで12秒飛行するとボムは爆発します。すなわちボムを撃つときの目標までの目安は30kmです。
その際にダメージを15kmの範囲に撒き散らします。
※1:爆発半径について
爆心地からの距離による減衰はありませんが、艦船のシグネチャに関係して、爆発半径400mでダメージ計算がなされます。
これはミサイルの計算式と等しいです。すなわち、艦船停止状態で爆発速度極大のミサイルをブチ当てられたときと同じ。
ざっくり言えばシグネチャ半径が400mより小さい艦船は、シグネチャ半径/400のダメージしか受けないということです。
シールド、アーマー、ストラクチャのレジストでもダメージは減衰します。すなわち、フリゲートなども1発くらいならボムに耐えうるということになります。
ただし注意しましょう!マイクロワープドライブの稼働中はシグネチャ半径が増加するので、ダメージも容赦なく増加します。加速中に運悪くボムの効果範囲内に居たら一撃で吹っ飛ぶことになります。
また、ボムはそれぞれにHPがあり、なおかつ自分の攻撃属性と同じ防御属性を持ちます。
ボムのシグネチャ半径は400mなので、ダメージはレジストでのみ減衰します。これが99.8%ですから・・・。
同種のボムから受けるダメージは6400 * 0.002 = 12.8 となります。すなわち、5.8発まで同種のボムダメージに耐えることになります。
6発目でダメージの限界点を超え、それ以降のボムは破壊されてしまいます。夢のボム飽和攻撃は5発ずつにしておきましょう。
違う種類のボムを同時に撃った場合、最初の1発目が他のボム全てを蒸発させてしまいます!!
なのでボムを取り扱う際には、同種のボムで揃えることが必須です。必ず揃えましょう。
特殊なボムは3種類あります。
共通緒元
仕様 | 数値 |
シグネチャ半径 | 400m |
爆発半径 ※2 | 400m |
ストラクチャHP | 50HP |
体積 | 75m3 |
ダメージ | 全属性に9HPずつ |
※2:爆発半径は一応ダメージに関係しますが、誤差です。
いずれも飛行距離と速度を掛け合わせると30kmになるので、ボムを撃つときの目標までの目安は30kmです。
ロックブレイカーボムは、ECMバーストと同じ効果です。全センサー強度12.5なので、ECMの計算と同様に扱います。
成功率 = 12.5 / 目標艦船のセンサー強度 *100 (%)
つまりセンサー強度が12.5の艦船で100%ロックが外れます。
ボイドボムとフォーカスボイドボムの効果は、範囲エネルギーニュートライザです。
一瞬にしてキャパシタを中和してしまう世にも恐ろしい兵器です。
中でも異彩を放つのが、効果範囲1mにして15,000GJのエネルギーを中和するフォーカスボイドボム。これは巨大なシグネチャをもつ対キャピタル用のボイドボムです。
参考までにGallenteのThanatos(タナトス)はシグネチャ半径が2960mのキャパシタ総量は60,000GJ(スキル抜き)なので、4発当てればキャパシタをすっ飛ばすことができます。が、ボムは航跡が若干ブレるのでシグネチャ内ギリギリでしょう。ちょっとシビアすぎる気がします。
特殊効果込みのボムですが、全属性のダメージがあることに注意してください。
大量のボムにボイドボムなどを混ぜて攻撃するのは非常に効果的ですが、それぞれの属性以外のダメージがボムに入るので、やりすぎるとあっさりと後続のボムが破壊されてしまいます。
ボムの効果的な運用に、爆発タイミングと残HP計算は必須です。
名前 | 容量 (装填数) | 発射間隔 | リアクション遅延 (スキル込み) | シグネチャ 増加 | 必要パワーグリッド | 必要CPU |
ボムランチャーI (Bomb Launcher I) | 150m3(2発分) | 10.0秒 | 160.0秒 (Lv1 144秒〜Lv5 80秒) | 10m | 10 MW | 50 tf |
ボムランチャーII (Bomb Launcher II) | 300m3(4発分) | 10.0秒 | 135.0秒 (Lv5 67.5秒) | 12m | 10 MW | 55 tf |
ボムランチャーは前述の通り隠密行動型フリゲート(Covert Ops、Stealth Bomber)の一種であるステルス爆撃艦(Stealth Bomber)にのみ搭載可能な特殊装備です。
T2はT1に比べて倍の容量(装填数)と、25秒短い再発射時間を持っています。ただしこれはカタログスペックによるもの。前提スキルとなるボムディプロイメント(Bomb Deployment)はボムの再装填時間を10%/Lv減少させますので、Lv1のT1とLv5のT2では、差は76.5秒まで開きます。
ボムランチャーもトルピードなどと同様、装備していることを外観から識別できます。

・ミサイルランチャーオペレーション(Missile Launcher Operation) Lv1
└ ミサイル砲撃技術(Missile Bombardment) Lv4
└ ボムディプロイメント(Bomb Deployment) Lv1(Lv1〜Lv5)
・効果:ボムの再装填時間を10%/Lv減少
装備・ボム | スキル |
ボムランチャーI(Bomb Launcher I) | Lv1 |
ボムランチャーII(Bomb Launcher II) | Lv5 |
振動ボム(Concussion Bomb) | Lv1 |
電子ボム(Electron Bomb) | Lv1 |
スコーチボム(Scorch Bomb) | Lv1 |
榴散ボム(Shrapnel Bomb) | Lv1 |
ロックブレイカーボム(Lockbreaker Bomb) | Lv3 |
ボイドボム(Void Bomb) | Lv4 |
フォーカスボイドボム(Focused Void Bomb) | Lv4 |
ボムを発射してから爆発するまで7秒〜12秒。
その間に対抗狙撃などを受けて船が撃沈されてしまうと、ボムは爆発しなくなります。
ヌルセクなどではボムによる攻撃が予想される場合は専門の対抗狙撃艦を用意することもあります。
そのため、ボム屋に求められる最も重要な資質は、素早く目標に合わせて発射し、その後素早く離脱することです。
ボム用のステルスボンバーには、トルピード用とはまた違ったFITが求められるわけです。
振動ボム (Concussion Bomb) | ![]() |
電子ボム (Electron Bomb) | ![]() |
スコーチボム (Scorch Bomb) | ![]() |
榴散ボム (Shrapnel Bomb) | ![]() |
ロックブレイカーボム (Lockbreaker Bomb) | ![]() |
ボイドボム (Void Bomb) | ![]() |
フォーカスボイドボム (Focused Void Bomb) | ![]() |
トップページに戻る
コメントをかく