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回復に特化した艦船

艦船の中には、僚艦の回復のために使用するモジュールであるリモートアーマーリペアラ(Remote Armor Repairer)リモートシールドブースター(Remote Shield Booster)にボーナスを持つものがあります。



Tech 1艦船においては以下の艦船が該当します。
戦艦
Nestor(ネストル)

さらに、これらの艦船を強化したTech 2艦船である支援型フリゲート(Logistics Frigate)支援型巡洋艦(Logistics)が存在します。また、主力艦の一種で回復専門の艦船である軍事力補強母艦(Force Auxiliaries)も存在します。

回復を任せる意義

本来リペアモジュールは自艦を回復するもので、敵性の艦船から受ける総ダメージより回復量を大きくすることは戦闘継続の必須事項です。しかし、艦隊同士のPvPにおいては、艦隊司令官の合図で特定の艦船に攻撃を集中させるのがセオリーになっています。集中させて撃沈し、数を減らした方が有利になってくるからです。またPvP艦は火力が高いことが多く、これを自前の回復で補うのは現実的ではありません。
そのため、自分以外なら誰でも回復できるようにした艦を複数配備し、そのリペアを集中させることで総合的な回復量を上げる対抗策がとられるわけです。ブロードキャストなど事前に合図を示し合わせておき、その合図をもとに攻撃を受けているところに回復を集中させます。

このように回復を担う支援艦は相手の艦隊から見れば最重要の攻撃目標です。十分に経験を積んだ支援艦が生き残っていると、艦隊の能力がいつまで経っても落ちないからです。攻撃力が回復力を上回っている場合でもそれは同様で、耐えて時間を稼いでいる間に味方が相手の艦船をどんどん減らしてくれることでしょう。

ちなみに、あまりにも攻撃が集中しすぎて一瞬で船体まで削りきられた場合など、支援艦が居てもどうにもならないシーンももちろん存在します。それでも支援艦の重要性が揺らぐことはありません。

スパイダータンク(Spider Tank)

ドローンを主兵装とする艦船やトリグラヴィアン艦など、一部の艦船は武装を積み込んでもハイパワースロットに余裕があります。この余ったスロットにリモートリペアラを装備することで、火力艦が回復役を兼ねることになります。

交戦中に僚艦が攻撃を受けた場合、その他の艦船がその艦にリペアを集中することで攻撃に耐えるわけです。この様がクモの巣、Webに似ており、この種の艦隊はスパイダータンクと呼ばれています。専門職だけにするよりは回復役の数が多くなるため、比較的回復能力に優れる場合がありますが、ボーナスを持たない艦船によるリモートリペアラ使用は射程距離が短く、艦隊は密集している必要が出てきます。そのため、必ずしもスパイダータンクの場合に支援艦を置かないということはありません。そのあたりは艦隊のドクトリン次第です。

この場合の火力艦は、敵艦だけでなく味方の艦船もターゲットしなくてはならず、なおかつ攻撃と回復でモジュールを使い分けるという高度な操作が必要になります。艦隊全員に高い練度が必要とされます。

相互送電

支援型の巡洋艦(Tech 1、Tech 2)には国家ごとに特徴があります。それは、リモートリペアラを使用する際に最大のネックになるキャパシタ管理、それをどのようなボーナスでカバーしているかです。

Tech 1の場合、4カ国の中でアマー帝国のAugoror(オーゴロー)とカルダリ連合のOsprey(オスプレイ)は、キャパシタ送電モジュール(リモートキャパシタトランスミッター)の送電量200%増加を固定ボーナスとして持ちます。
Tech 2の場合、同じくアマー帝国のGuardian(ガーディアン)とカルダリ連合のBasilisk(バシリスク)は、キャパシタ送電モジュール(リモートキャパシタトランスミッター)の起動コストの減少をボーナスに持っています。
これらのボーナスが適用されると、キャパシタ送電の起動コストより送電されるキャパシタの方が多いという現象を引き起こします。つまり、自前のキャパシタでモジュールの起動コストを賄うよりも僚艦からのキャパシタ送電を受けたほうが効率的になるのです。アマーとカルダリの艦船をドクトリンに含める場合、この現象を活かして相互送電(Capacitor Chain)という特殊な陣形を使います。



艦隊の支援艦同士で割り当てを決め、その相手に常にリモートキャパシタトランスミッタ―による送電を行うようにするのが相互送電(Capacitor Chain)です。これにより、自前では到底賄いきれないようなキャパシタ消費を持つリペアラを扱えるようになり、また防御や推進力などに回す余裕も出てきます。また、余裕があるときは戦闘艦などへキャパシタを分け与えることもできます。

常に僚艦をターゲットし送電し続けていなければならない都合上、ECMやECMバーストなどのターゲットキャンセルモジュールが天敵です。また、お互いの距離は常に意識しリモートキャパシタトランスミッターの射程内に居なくてはなりません。ターゲットや送電が途切れてしまった場合、可能な限り迅速にそれを復旧する必要があります。また、被撃沈などによって送電網に穴が開いた場合も、素早く役割を切り替えて送電網を修復しなくてはなりません。


ガレンテ連邦のExequror(イクセキュラー)Oneiros(オネイロス)、ミンマター共和国のScythe(サイス)Scimitar(シミター)、さらにはトリグラヴィアンのRodiva(ロディバ)Zarmazd(ザルマズド)などは、リモートリペアラの起動コストを下げることでキャパシタの問題に対処しています。相互送電をしなくていい分だけ各自の機動性を活かすことができ、他の支援艦が撃沈されてもリペアを維持できるというメリットはありますが、その分全体的なキャパシタ消費はカツカツになってしまいます。



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