B-OSP社の運営する、MMORPG EVEONLINEのwikiです。



アップウェル系ストラクチャを利用する

プレイヤーが所有できる建造物、アップウェルコンソーシアムが提供する各種ストラクチャは、様々な部分で便利に利用できます。

ストラクチャの種類や基本的な仕様については基本ページを確認してください。

関連ページ:建造物の基本知識

戦闘操作

アップウェル系ストラクチャの特徴として、通常の艦船を操作するのとまったく同じように、ストラクチャそのものを操作して戦闘することができます。ストラクチャはミサイルやボムなどの武装に加え、戦闘機、バーストプロジェクター、ドゥームズデイデバイスなどを操る強力な戦闘能力を備えています。

関連ページ:建造物用モジュールの装備





旧システムであるPOSでは1人最大5個、同時に3人まで操作できましたが、アップウェル系ストラクチャでは1人のみです。また、アップウェル系ストラクチャの武装は自動で反撃してくれないので注意しましょう。人知れず破壊されているということも多々あります。

操作を開始するには、ステーションメニューの独自インターフェイスから操作します。この操作を行うには、対象のキャラクターが含まれたアクセスリストを元に「防御(ストラクチャ操作 )権限」が設定されている必要があります。



関連ページ:建造物のアクセス設定


操作を終了する場合は、ストラクチャのHead-Up Display(HUD)の本来速度ゲージがあるところをクリックして戻ります。



航行はもちろんできませんが、ストラクチャの操作中は宇宙空間に居るのと同じ状態になります。そのため指向性スキャンや、惑星開発における打ち上げ操作などを行うこともできます。
システム上他の誰かが操作している場合は操作できません。上位権限者であれば、これを強引に強奪することもできます。

ストラクチャの操作時は常にセーフティ有効状態として扱われることに注意しましょう。これにより、自身(ストラクチャ)が容疑者や犯罪者になるような操作は行うことができません。危険地域ではなんのことはありませんが、この仕様によりハイセキュリティ宙域で通りすがりの善良な艦船を攻撃するようなことはできなくなっています。仮にできたとするとCONCORDの攻撃が強化モードで自動的に停止→ほとぼりが冷めたら回復というシステムの悪用になるためです。
画像ではセーフティ有効をサンプルとして示していますが、実際の操作中はここが切り替わることはないようです。



ストラクチャ操作に関連するスキル



以下のスキルはストラクチャを操作して行う戦闘時に効果を発揮します。

ストラクチャ ― ミサイルシステム(Structure Missile Systems)
レベルごとにストラクチャ用のミサイルと誘導ボムの威力が2%増加

ストラクチャ 電子システム(Structure Electronic Systems)
レベルごとにストラクチャ用の電子戦装備やワ―プ妨害などのモジュールのキャパシタ消費が3%減少

ストラクチャ エンジニアリングシステム(Structure Engineering Systems)
レベルごとにストラクチャ用のエネルギーニュートライザや拠点防衛バッテリーのキャパシタ消費が2%減少

ストラクチャ ― ドゥームズデイ作戦(Structure Doomsday Operation)
レベルごとにストラクチャ用のドゥームズデイデバイスの起動(待機)時間が2%減少

様々な機能やサービスを利用する

直接アイテムを配送する

ステーション内部のハンガーと異なるのは、アップウェル系ストラクチャの内部ハンガーでは特定のキャラクターのハンガーに直接アイテムを転送できることです。

これは契約などとは異なり、金銭は不要です。対象者は存在するのであれば誰でもよく(コープメンバー以外でもよい)、そのストラクチャに入港していたりする必要もありません。ただ一方的にアイテムを送り付けるだけです。その分間違えて配送しても取り返すことができないという欠点もあります。

この操作を行うには入港している必要があります。入港した状態で、アイテムハンガーにて配送したいアイテムを一括で選択した後、右クリックで「搬送先:」を選択します。



キャラクター選択を行うウィンドウが開くので、キャラクター名を入れて検索するか、タブを切り替えてコンタクトから選択します。いずれの方法でも、1つのキャラクターまで絞り込む必要があります。



決定したら、そのキャラクターを選択し、「アイテムを配送」ボタンを押してください。アイテムが即座に配送され、もう手元には戻ってきません。

圧縮施設を兼ねる再処理施設

スタンドアップ再処理施設(Standup Reprocessing Facility)というサービスモジュールが稼働しているストラクチャ内部では、鉱石やアイス、あるいはモジュールなどを再処理(Reprocessing)してミネラルや部品、惑星開発品など、再処理したものを製造するのに使ったアイテムを得ることができます。このサービスは一部の通常のステーションにも存在します。

加えてこの再処理施設では、鉱石・アイスの圧縮を行うことができます。圧縮した鉱石やアイスは大幅に体積が減少し、輸送を容易にしてくれます。

関連ページ:再処理と圧縮

お得なクローンベイの効果(Clone Swap)

ジャンプクローンについてよくわからない場合は関連ページをまず参照してください。

関連ページ:ジャンプクローンガイド

まず、通常のステーションにおけるジャンプクローンの仕様において、すでにクローンが設置してあるステーションでそのステーションのジャンプクローンを起動するとクローンが入れ替わります。今までステーションに置いてあったクローンが起動し、代わりに今までの体が眠りにつくわけです。これをClone Swapなどと呼ぶこともあります。

ステーションの場合、これを行うと通常のジャンプクローンの使用と同じく24時間(スキルで軽減される)の待機時間が発生しますが、アップウェル系ストラクチャのクローンベイで同じことをすると待機時間が発生しません
同じストラクチャにあるクローンに限り、自由に入れ替えることができるというわけです。また、アップウェル系ストラクチャにおけるこの操作はクローンジャンプのディレイが残っていても行うことができます。

ワームホールなどでは非常に便利かもしれません。ログインしたら危険地域用に切り替え、寝る前にスキルトレーニング用に切り替えればいいからです。まあ既知宇宙からワームホール空間へのクローンジャンプは出来ないので、有事の際はクローンを逃がすのが不可能になったりするかもしれませんが。

このように非常に便利に使えるアップウェル系ストラクチャのクローンベイ・サービスモジュールですが、燃料が切れるとインストールされているクローンが破壊されてしまう、家主のご意向で破壊されてしまう、などのペナルティもあります。ストラクチャのサービスを利用する際は、そこのストラクチャの安全性・保全性を十分意識して使用しましょう。

カーゴデポジットを開く(Open Cargo Deposit)

この機能は配送とはまた異なり、ストラクチャの外部から入港せずに自分のハンガーにアイテムを配送する機能です。航行用ストラクチャ(Navigation Structure)の場合は燃料を入れる時にこの機能を使用します。

ストラクチャのシグネチャ半径から10km以内まで接近し、右クリックして「Open Cargo Deposit」を選択します。



Upwell Cargo Depositというウィンドウが開くので、そこにアイテムをドラッグ&ドロップして放り込んでください。放り込んだアイテムがウィンドウ上でアイコンになって表示されます。間違えて入れた場合はアイコン上の×をクリックして削除してください。



問題がなければ「Transfer」ボタンを押してアイテムを配送します。完了メッセージが表示され、艦船のカーゴホールド(またはフリートハンガー)からストラクチャ内部のハンガーにアイテムが配送されます。



ストラクチャ破壊時の資産の保護、アセット・セーフティ(Asset Safety)

このAsset Safetyシステムはストラクチャのハンガーにある資産を保護する仕組みです。発生する状況は以下の3つです。

・フルパワーモード、低電力モードのストラクチャが破壊、または係留解除された
・レンタル料未払いなどの理由により、コーポレーションのオフィスが撤去された(コープ資産のみ)
・手動での実施

手動については後述します。他の2つはいずれも、ハンガーが物理的に消滅している状態です。不壊のステーションとは異なり、アップウェル系ストラクチャは簡単に破壊、または撤去されます。その時、ストラクチャに置いてあった資産はどうなるのでしょうか?
それは既知宇宙(ハイセキュリティ宙域、ローセキュリティ宙域からヌルセキュリティ宙域まで)とワームホール空間によって異なります。また、建造物が「放棄(Abandoned)状態」でないことも条件になります。

既知宇宙の場合
既知宇宙で破壊などにより資産がAsset Safetyによって移動してから最初に取り出すことができるまで5日間かかります。期間が過ぎると、資産の管理より手動で配送することができるようになります。これがアセット・セーフティの第一段階です。この第一段階の期間は20日間です。
第一段階にあるとき、保護された資産を受け取る場合は配送先を指定する必要があります。配送先は資産の移動元のストラクチャと同じ星系内の入港可能なストラクチャやNPCステーションを選ぶことができます。星系内に使用可能な建造物が無い場合、この手動配送は行うことができません。
この配送には、資産の評価額の0.5% ISKを支払う必要があります。



Asset Safetyを開始してから5日間+20日間が過ぎると、アイテムは自動でNPCステーションに搬送されます。このアイテムはステーションにロックされており、解除するためには直接そのステーションに行って資産の評価額の15% ISKを支払う必要があります。
手動の場合とは異なり、既知宇宙では配送先のステーションが決まっています。資産は最寄りの星系のステーションに配送されます。これはスターゲートによって移動する道のりではなく、純粋に直線距離で最も近く、ステーションのある星系です。移動先は星系のセキュリティステータスによって異なります。

・ハイセキュリティ宙域の場合:最寄りのステーションが存在するハイセキュリティ宙域
・ローセキュリティ宙域の場合:最寄りのステーションが存在するローセキュリティ宙域
・ヌルセキュリティ宙域の場合:最寄りのステーションが存在するローセキュリティ宙域


個人資産ではなくコーポレーション資産の場合、アセットに関連する操作はコーポレーションのCEOまたはディレクター(Director)の権限が必要になります。

ワームホール空間の場合
ワームホール空間でストラクチャが破壊された場合などは、Asset Safetyは起動しません。資産はストラクチャの周辺(または残骸の周辺)にカーゴコンテナとなってばら撒かれます。

放棄(Abandoned)状態の挙動
建造物が低電力モードのまま7日〜8日放置されると、放棄(Abandoned)された状態になります。このとき、建造物が攻撃されると強化状態にならずに一気に破壊されてしまいます。そして、この状態の場合アセットセーフティが機能しません。その建造物にあった全てのプレイヤーやコーポレーションの資産は、その建造物が配置されていた星系のセキュリティステータスに関わらず、ワームホール空間と同じように周囲にドロップします。

建造物が放棄状態になりそうな場合、「Your assets located in a structure are at risk(あなたの資産がある建造物が危険にさらされています)」という内容の通知が放棄される2日ほど前(低電力モードになって5日ほど経った後)に送られてきます。その通知を見たら速やかに状況を確認し、資産を守るために手を打つべきです。




放棄された建造物は、個人資産ウィンドウで赤い稲妻マークで表示されます。このマークが出ている建造物に置いてある資産は、突然の攻撃によって失われる危険があるということです。



手動のアセット・セーフティ(Asset Safety)
アップウェル系ストラクチャに存在する資産を手動で移動する場合は、資産管理のメニューにある該当のストラクチャを右クリックして操作します。



記載されている通り対象のストラクチャに配置されている全てのアイテムや艦船を同時にAsset Safetyに入れます。すぐに使いたいものがある場合はあらかじめ移動させておきましょう。

取り出し可能になるまでの期間、自動配送までの期間は、破壊されたときとまったく同様です。

「アンシブレックス」ジャンプゲート(Ansiblex Jump Gate)の利用




ジャンプゲートは、基本的にスターゲートと同じ使用方法で利用できます。2500m以内まで接近して「Jump(ジャンプ)」すれば、あっという間に接続先の星系に移動します。
「アンシブレックス」ジャンプゲートには通行できる質量の上限があります。これは1,480,000,000 kg であり、これは大型の主力艦と旗艦級戦艦以外の全ての艦船が通行できることを示しています(もちろんMWDを起動している場合や、特殊なリグをつけている場合は、その限りではありません)。POSのジャンプブリッジ施設とは異なり、ジャンプ疲労(Jump Fatigue)はありません。

星系間の接続
ジャンプゲートは2つの星系に設置されたゲート同士がお互いの星系を向いて稼働していることで接続しています。これはジャンプゲートの名称や情報に含まれる「現在の星系 >> 接続先の星系」という部分で確認できます。



ゲートを潜れば、反対側には今までいた星系を向いているジャンプゲートが存在するということになります。

アクセスリストによる管理
アップウェル系ストラクチャである「アンシブレックス」ジャンプゲートは、通行の可否と、通行時の料金をアクセスリストによって設定できます。ジャンプゲートのシステムはサービスとして扱われるので、自分が使用できるかどうかはストラクチャブラウザなどで確認することができます。

最も簡単なチェック方法は、マップを開いてみることです。スターゲートによる星系間の接続の中、アクセスリストによって自分が使用可能であるジャンプゲートの接続は、緑または赤の曲線で表示されます。



ジャンプゲートがどちら側からも通行できる場合、曲線は全て緑色で表示されます。この図のように片方が赤くなっている場合は、赤い方のジャンプゲートはアクセスリストによって利用が制限されています。この接続の通行は片道のみの利用になるということです。

マップの設定によって、完全にアクセスできないジャンプゲートの接続も探すことができます。
マップの左上のオプションから「Jump Bridges with Access(アクセス可能なジャンプブリッジ)」「All Jump Bridges(全てのジャンプブリッジ)」を切り替えます。



「All Jump Bridges」によって表示される完全にアクセスできないジャンプゲートは、ライン全体が赤く表示されます。



液体オゾンの消費と通行料の支払い
ジャンプゲートの使用には、艦船の質量とゲートの移動距離に比例して液体オゾン(Liquid Ozone)というアイテムを消費します。



このアイテムはジャンプゲートの管理者があらかじめジャンプゲートの燃料ベイに入れておくことで、そこから消費されます。通行者が用意する必要はありません。しかし通行者はこの消費量を意識して利用する必要があります。なぜならこの消費数は、通行料と関わってくるからです。

通行料はジャンプゲートの管理者がアクセスリストによって設定しており、通行するキャラでジャンプゲートの情報を参照することで確認できます。



ここに記載されている通行料は、消費される液体オゾン(Liquid Ozone)1個についてかかる料金です。つまり巨大な船ほど、長距離を接続するジャンプゲートほど、通行した時にかかる通行料が大きくなるということです。質量に対してかかるので、アーマープレートやマイクロワープドライブなどの質量が増すモジュールを装備・起動していると通行料が上がります。

消費される液体オゾン(Liquid Ozone)の個数は、以下の式で求めることができます。

液体オゾン使用量(個) = (艦船の質量(kg)) x (ジャンプ距離(光年)) x 0.000003 + 50


使用料がかかるゲートの場合、ジャンプしようとすると支払いの確認メッセージが表示されます。記載されている費用の部分を確認してください。このメッセージは30秒で自動的にキャンセルされます。



毎回聞かれるのが煩わしい場合は、ジャンプ費用の自動支払い設定をウォレットから行うことができます。
自動支払いの設定をする場合は、個人ウォレットを開いて「Automatic Pay(自動支払い)」を開きます。



Activate Jump Gate(ジャンプゲートの起動)にチェックを入れて、金額を入力します。こうしておくと、通行料が設定した金額以下の場合はメッセージが表示されなくなります。

トラブルシューティング
ジャンプゲートはプレイヤーによる設置物なので、永続的に使用できるとは限りません。目の前のストラクチャがオンラインになっていても接続先のジャンプゲートが低電力モードになっていたり、ジャンプに必要な液体オゾン(Liquid Ozone)が不足しているかもしれません。通れるはずなのに問題があって通れないときは、ゲートを所有しているコーポレーションやアライアンスの管理者に連絡しましょう。

「ファロルクス」サイノビーコン(Pharolux Cyno Beacon)の利用

これは常設のサイノシュラルフィールドです。ジャンプドライブを搭載した艦船は、このビーコンを目標としてジャンプドライブを起動することができます。



ジャンプゲート同様、サイノビーコンもアクセスリストによって使用可否を設定できます。サイノビーコンによるサイノシュラルフィールドはサービスとして扱われるので、ジャンプレンジ内にあるサイノビーコンをストラクチャブラウザで探すことができます。ただしこれは最大でリージョン範囲なので、リージョンを跨いでしまうとジャンプレンジ内であっても検索することができません。

利用可能なサイノビーコンは、マップにおいて「サイノシュラルフィールド」を選択して表示させることで探すことができます。利用可能なサイノビーコンは、マップ上にオレンジ色で表示されます(青色は、偶然誰か他の人が起動したサイノシュラルフィールドです)。




実際にサイノビーコンを利用してジャンプする場合は、自艦を右クリックして「ジャンプ先(Jump to)」または「ブリッジ先(Bridge to)」を選択し、ジャンプドライブやジャンプポータルを起動します。プレイヤーの艦船が起動するサイノシュラルフィールドとは異なり、この方法でしか利用することはできません。

この方法で出現する選択肢に含まれるのは、ジャンプレンジ内にあるサイノビーコン(サイノシュラルフィールド)のみです。



星系内のサイノジャマー有無の確認

星系内に「テネブレックス」サイノジャマー(Tenebrex Cyno Jammer)が存在する場合、その星系内でサイノシュラルフィールドを生成することができません。主力艦のジャンプドライブを使用して艦船を大量に星系に送り込む戦術が使えなくなるので、攻撃や防御に著しい制約を受けることになります。

この星系内サイノジャマーの有無は、星系の領有権情報を表示している部分で確認できます。


星系内ジャミング無し



サイノジャマーが起動中(5分)



星系がジャミングされている



なおサイノジャマーが存在しても潜伏用サイノシュラルフィールドは起動可能なので、隠密行動秘密工作戦艦のジャンプドライブおよび潜伏用ジャンプポータルによる行動が可能です。





 トップページに戻る

コメントをかく


「http://」を含む投稿は禁止されています。

利用規約をご確認のうえご記入下さい

Menu


最新情報
EVEを始める
EVE ONLINEを始めるために
キャラクターメイキング
四大国家の特徴
トライアルと課金
継続課金サービスの変更と解約
ランチャーの操作
PLEXについて
ニューエデンストア

EVEガイド


▼基本操作





▼装備・モジュールガイド




▼低セキュリティ宙域ガイド





▼PvPガイド






▼サンシャ国インカージョン




▼過去のUpdate



▼各種ツール・ウェブサイト





リンク

公式サイト(Official site)
フォーラム
ポータル
法人WebSite 個人WebSite お役立ち WIKIPEDIA
(Japanese) (English) NEWS WebSite
(English) Killboard
(English)

【メニュー編集】

Wiki内検索

メンバーのみ編集できます