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発明(Invention)について

技術レベルが高いアイテム(Tech 2、Tech 3)用のブループリントコピーを作成するための活動です。一括りに発明と言ってしまっても問題ありませんが、内部的には実は2種類に分かれます。
発明
(Invention)
ブループリントコピーをもとに、Tech 2のブループリントコピーを作成する
リバースエンジニアリング
(Reverse engineering)
古代遺物をもとに、Tech 3のブループリントコピーを作成する

なぜこのように分かれているかは、生産の歴史が語ってくれます。
研究やコピーができるステーションでも発明ができるところは稀で、発明はPOSで行うものというのが一般的な認識でした。POSでは必要な施設が発明(Tech 2用)とリバースエンジニアリング(Tech 3用)として分かれていましたが、エンジニアリング複合施設に生産系が移行されたときに、「スタンドアップ」研究ラボ(Standup Research Lab)「スタンドアップ」ヒャショーダ研究ラボ(Standup Hyasyoda Research Lab)が稼働しているエンジニアリング複合施設では、研究・コピー・発明の全てが行えるようになりました。

その結果発明とリバースエンジニアリングは一本化され、現在ではリバースエンジニアリングは発明の一種であるというような認識となっています。

発明の素材となるブループリントコピー(Blueprint Copy)



ブループリントオリジナルからコピー(Copy)して作成したものです。具体的な作成方法は関連ページを参照してください。

関連ページ:インダストリー:コピーの実行

ただしどのブループリントでも良いわけではありません。派生したTech 2アイテムが存在する物のコピーが必要になります。これは例えば小型船体リペアラ2(Small Hull Repairer II)に対する小型船体リペアラ1(Small Hull Repairer I)であったり、プロスペクト(Prospect)に対するベンチャー(Venture)だったりします。

発明の基本成功率はブループリントコピーの種類に関わらず34%です。

オリジナルのブループリントが研究されていても、出来上がったTech 2のブループリントコピーの研究度合いには影響を与えません。完成品は固定で資源効率 2%時間効率 4%となります。
それでは発明する場合はオリジナルは研究しなくてよいのか、というと必ずしもそうではありません。Tech 2のブループリントコピーを製造する際、派生元のTech 1アイテムを材料の一つとして使用します。材料の1つとしてTech 1アイテムを製造したい場合は、ブループリントの研究が重要になってきます。

ブループリントコピーのRun数は発明を行う際の実行回数となります。例えば3Runなら、そのブループリントコピーを使用して3回まで発明を行うことができます。製造と同様、Run数を使い切るとコピーは消滅します。

リバースエンジニアリングの素材となる古代遺物(Ancient Relic)

古代遺物は、ワームホール空間のサイトで獲得できるアイテムの1種です。古代遺物の種類によって製造できるTech 3のブループリントコピーの種類が変化します。

各アイテムには3種類の接頭辞が存在し、それによってリバースエンジニアリングの成功率が変化します。
(例:無損傷船体セクション(Intact Hull Section))
無損傷(Intact)26 %
故障した(Malfunctioning)21 %
破損した(Wrecked)14 %
名称出来上がるもの
船体セクション
(Hull Section)
レギオン(Legion)本体
テング(Tengu)本体
プロテウス(Proteus)本体
ロキ(Loki)本体
小型船体セクション
(Small Hull Section)
コンフェッサー(Confessor)
ジャックドー(Jackdaw)
ヘカテ(Hecate)
スヴィプル(Svipul)
アーマーナノボット
(Armor Nanobot)
レギオン(Legion)の防御サブシステム3種
テング(Tengu)の防御サブシステム3種
プロテウス(Proteus)の防御サブシステム3種
ロキ(Loki)の防御サブシステム3種
パワーコア
(Power Cores)
レギオン(Legion)のコアサブシステム3種
テング(Tengu)のコアサブシステム3種
プロテウス(Proteus)のコアサブシステム3種
ロキ(Loki)のコアサブシステム3種
スラスターセクション
(Thruster Sections)
レギオン(Legion)の推進力サブシステム3種
テング(Tengu)の推進力サブシステム3種
プロテウス(Proteus)の推進力サブシステム3種
ロキ(Loki)の推進力サブシステム3種
兵器サブルーチン
(Weapon Subroutines)
レギオン(Legion)の攻撃サブシステム3種
テング(Tengu)の攻撃サブシステム3種
プロテウス(Proteus)の攻撃サブシステム3種
ロキ(Loki)の攻撃サブシステム3種

必要な入力材料「データコア(Datacore)」



発明やリバースエンジニアリングを実行する際は、2種類のデータコアがそれぞれ一定数必要になります。1個ずつのこともあれば、多いものだと10個ずつくらい要求されることもあります。

データコアは純粋に発明用の必要資材として全21種類存在し、発明による完成品のグループによって割り当てられています。

・データコア-アマー造船技術(Datacore - Amarrian Starship Engineering)
・データコア-カルダリ造船技術(Datacore - Caldari Starship Engineering)
・データコア-エンジニアリングサブシステム(Datacore - Core Subsystems Engineering)
・データコア-防御サブシステムエンジニアリング(Datacore - Defensive Subsystems Engineering)
・データコア-電磁物理学(Datacore - Electromagnetic Physics)
・データコア-電子工学(Datacore - Electronic Engineering)
・データコア-ガレンテ造船技術(Datacore - Gallentean Starship Engineering)
・データコア-重力子物理学(Datacore - Graviton Physics)
・データコア-高エネルギー物理学(Datacore - High Energy Physics)
・データコア-磁力流体力学(Datacore - Hydromagnetic Physics)
・データコア-レーザー物理学(Datacore - Laser Physics)
・データコア-機械工学(Datacore - Mechanical Engineering)
・データコア-ミンマター造船技術(Datacore - Minmatar Starship Engineering)
・データコア-分子エンジニアリング(Datacore - Molecular Engineering)
・データコア-ナノマシンエンジニアリング(Datacore - Nanite Engineering)
・データコア-原子物理学(Datacore - Nuclear Physics)
・データコア-攻撃サブシステムエンジニアリング(Datacore - Offensive Subsystems Engineering)
・データコア-プラズマ物理学(Datacore - Plasma Physics)
・データコア-推進力サブシステムエンジニアリング(Datacore - Propulsion Subsystems Engineering)
・データコア-量子物理学(Datacore - Quantum Physics)
・データコア-ロケット科学(Datacore - Rocket Science)

データコアはR&Dミッションの報酬として獲得できます。また、データサイトなどで稀に発見されたりします。


2019年5月28日のInvasion アップデートで追加されたDatacore - Triglavian Quantum Engineering(データコア-トリグラヴィアン量子エンジニアリング)は、トリグラヴィアンの艦船や武装の発明に使用します。現状、トリグラヴィアン侵略のNPCからドロップするようです。

完成品の性能を上げる「解読器(Decryptor)」



解読器は、発明やリバースエンジニアリングを実行のジョブを開始する際に1個だけ任意で使用できるアイテムです。使用すると発明の成功率が上がったり、出来上がったブループリントコピーの性能が向上したりします。なお、ジョブが失敗してもそのまま消費されます。探検のデータサイトなどで稀に発見されます。

確率乗数は成功率へのボーナスです。これは乗数という名前のごとく、成功率に乗算される形で作用します(仮に成功率が50%で確率乗数が+50%なら、最終的な成功率は75%になります)。

最大回数乗数生産効率乗数時間効率乗数は、乗数という名前になってはいますが、単純にブループリントコピーのRun数、資源効率、時間効率に加減されます。
名称確率乗数最大回数乗数生産効率乗数時間効率乗数
アクセルラント解読器
(Accelerant Decryptor)
+20%+1+2+10
アテインメント解読器
(Attainment Decryptor)
+80%+4+1+4
アグメンテーション解読器
(Augmentation Decryptor)
-40%+9+2+2
最適化アテインメント解読器
(Optimized Attainment Decryptor)
+90%+2+1-2
最適化アグメンテーション解読器
(Optimized Augmentation Decryptor)
-10%+7+2該当なし
パリティ解読器
(Parity Decryptor)
+50%+3+1-2
プロセス解読器
(Process Decryptor)
+10%該当なし+3+6
シンメトリー解読器
(Symmetry Decryptor)
該当なし+2+1+8

解読器の性能は、解読器の情報を参照すると確認することができます。



関連スキル



研究に関連するスキルは、研究ジョブ(資源効率研究、時間効率研究、コピー、発明(およびリバースエンジニアリング))に共通して影響を与えるものです。

発明とリバースエンジニアリングはそれぞれのブループリントや古代遺物のグループ(ジャンル)ごとに必要とされるスキルが異なります。実行前に必ず必要スキルを満たしているかどうかを確認しましょう。

関連ページ:インダストリー:研究・コピー・発明関連スキル

関連インプラント



発明に関連するインプラントはありません。

発明(リバースエンジニアリング)のプロセス

研究ジョブが可能な施設への搬入

発明も研究ジョブの一種になるので、研究用の施設があると実行できます。
製造とは異なり、研究用の施設はどこにでもあるわけではありません。産業ウィンドウの設備(Facilities)タブなどで施設を検索してそこにブループリントを運び込んでください。
アップウェル系ストラクチャで研究する場合は、特にワームホール空間の場合はストラクチャの破壊と共にブループリントを失う危険性があること、アクセスリストの変更によってストラクチャ内に入れなくなり回収不能になる可能性があること、この2つを常に頭の片隅に置いておいてください。

コーポレーションジョブの開始
施設があるステーションやストラクチャにコーポレーションのオフィスがある場合、コーポレーションハンガー内のブループリントを使用するとジョブがコーポレーション名義になります。もちろん、該当のハンガーへのアクセス権が必要になります。
また、ジョブの実行にレンタル研究施設(Rent Research Facility)工場管理者(Factory Manager) の権限が必要になります。

発明(リバースエンジニアリング)の実行

開始

産業ウィンドウのブループリントタブからコピーのブループリントや古代遺物を探してダブルクリックして選択するか、ハンガー内から右クリックして使用します。




ウィンドウ内のアイコンから発明を選択します。これはブループリントオリジナルでは操作が出来なかったところです。



必要スキルの確認
中央下部の本っぽいマークのところから、使用中のブループリントコピーまたは古代遺物から発明を行うために必要なスキルが足りていることを確認します。




不足している場合は本っぽいマークがグレーやトレーニング中を示す半分白いアイコンで表示され、カーソルを当てると不足しているスキルを確認することができます。



資材(データコア)の投入

必要資材は、製造などと同じように左上側に表示されています。




必要資材は画面右側で設定する入力資源位置のハンガーまたはコンテナに全て置く必要があります。



オプション入力資源(解読器)の設定
左側下部の画像のようなマークの部分で設定します。解読器はオプションなので初期状態であれば「使用しない」となっており、何も触らなくてもジョブの実行には問題ありません。



四角が斜めに区切られているマークのところにカーソルを当てると、解読器を選択する吹き出しが開きます。



色が明るく変わっている解読器が、現在の入力資源位置に配置されていて使用可能なものです。選択して、完成品の性能が変化することを確認しましょう。不要な場合は「オプションアイテム不使用」を選択します。

実行回数の設定
使用したブループリントコピーのRun数まで、1ジョブ中に実行される発明の回数を入力できます。古代遺物の場合は1Run固定です。




複数回実行する場合は、データコアや解読器(使用する場合)は実行回数分を同時に入力する必要があります。

複数回を同時に実行しても、発明の成功判定は個別に行われます(例えば2/3成功、というようになります)。ほとんどないと思われますが、ジョブ所要時間の制限は30日間です。

完成物を選択
古代遺物や、ベンチャーなどの派生するTech 2が複数存在するモデルの場合は、完成物のアイコンにカーソルをあてることで出現する吹き出しから完成品を選択することができます。



ジョブの開始
ジョブ所要時間やジョブ費用合計にカーソルを当てるとスキルや施設によるボーナスや、システムコスト指数や税率による費用の内訳を確認できます。



管理の都合上などで出力先を変更したい場合はドロップダウンメニューから選択して設定します。選択可能な出力先はジョブの所有権によって異なり、自分(個人)である場合は自分のアイテムハンガーおよび同ハンガー内のコンテナとなります。ジョブの所有権がコーポレーションの場合は、アクセス可能なコーポレーションハンガーおよび同ハンガー内のアクセス可能なコンテナとなります。

コーポレーションジョブの場合は、ジョブ費用の支払先を権限があるコーポレーションウォレット(アクティブウォレットに設定しているもの)に変更できます。




設定が問題なく終了すると「開始」ボタンが青くなって押せるようになります。何か問題がある場合はボタンが赤くなっており、カーソルを当てると何が問題なのか確認できます。




全ての設定を確認したら、「開始」ボタンを押してジョブを開始しましょう。



ジョブの完了、成功の判定

発明の結果は、ジョブを配送(deliver)した際に確認できます。



成功した場合は「成功数/実行回数」で結果が表示されます。完成品は指定したハンガーに配送されます。



失敗した場合は、画像のようにジョブが失敗と表示されます。



ジョブのキャンセル

産業ウィンドウのジョブ(Jobs)タブから、該当のジョブをダブルクリックして開きます。



ウィンドウの「開始」ボタンだったところが「停止」ボタンに変わっています。キャンセルを行う場合はこれを押します。



ボタンが確認(赤色)に変わるので、問題なければ押しましょう。




ジョブがキャンセルされます。ジョブ費用、および使用したデータコアや解読器は戻ってこないので注意しましょう。ただし、ブループリントコピーや古代遺物の実行回数は消費されずに返却されてきます



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