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”我らは全ての同胞を奴隷の身分から解放する。この至高の大義から外れて戦うことは、共和国への裏切りであると知れ。”
                          ────カリシャル・ムリトール艦長

概要




”数世紀に及ぶ服従の末、我らは立ち上がり、自らに付けられていた奴隷の枷を取り外した。
 誇りをもって再建されたマター国家が、星団において未だに奴隷の立場にある、全ての魂の解放者となるのだ。
 さあ、母国で、そして星々の世界で、自分たちの運命を共に築いていこう。”

ミンマター共和国は、もっとも若い帝国です。彼らは複数の部族によって成り立っています。独自の星間文明を築いていた彼らマターの人々は、アマー帝国の侵略を受けて何世紀もの間奴隷化されていました。アマーがジョビとの戦争で敗北した時に機会を得た彼らは反乱を起こして脱出しました。しかし今でも民族全体の三分の一はアマー帝国内で奴隷となっています。

ミンマター共和国は正式な惑星間連合ですが、マター人の中で領土内に住んでいるのは四分の一にすぎません。前述のとおり未だ奴隷となっている人々が最も多く、一部はガレンテ連邦にも居住しています(これはガレンテ・アマー間に一定の緊張状態を作り出すほどの政治的ブロックとなっています)。後述しますが、グレートワイルドランドやアマター・マンデートにも分散しています。その他の人々は宇宙中に散らばっています。彼らの多くは巡回勤務者であり、仕事を探すためにある星系から別の星系へとローミングしています。統計によるとその割合の多くは「法の光が届かない場所」に偏っており、海賊、密輸業者など多くの犯罪者集団がミンマター人によって運営されています。

ミンマターにおいては、人生で最も重要なのは自立することです。親族、家族といったものは社会の中で重要な役割を果たしていますが、それよりもミンマター人は部族を重要視し、それに属する自分という形で自身を識別することを好みます。

統治領域(リージョン)
Heimatar(ヘイマター)
Metropolis(メトロポリス)
Molden Heath(モルデン・ヒース)

ミンマターは有体に言えば僻地です。他の帝国領域とは細く長いハイセキュリティ宙域の鎖でつながっているか、いくつかのローセキュリティ宙域で結ばれています。内部のマーケットは、3つのリージョンのうちハイセキュリティ宙域が多いヘイマターとメトロポリスに1つずつの商都、レンズ(Rens)とヘク(Hek)があります。カルダリやガレンテ、そしてアマーを結ぶ商業航路上にあるミンマターは、それら両方に影響を及ぼし、交易者にとっても有望な拠点となっています。

メトロポリスはアマー帝国領であるドメインの次に星の数が多いのですが、比較的過疎で、多くの星系を広々と使うことができます。

7つの部族
ミンマター人は7つの部族から成り立っています。また、ミンマターというのは正式には彼らの民族の名前ではなく、故郷の「マタリ(Matari)」にちなんでマタリと言うのだということを憶えておきましょう。ただ、一般的にはミンマターが使用されます。

・セビエスター部族(Sebiestor Tribe)
・ブルートー部族(Brutor Tribe)
・クルースアル部族(Krusual Tribe)
・ヴェロキュオール部族(Vherokior Tribe)
・スタークマニール部族(Starkmanir Tribe)
・サッカー部族(Thukker Tribe)
・ネファンター部族(Nefantar Tribe)

ヴェロキュオールが最も美人です。

セビエスター、ブルートー、クルースアル、ヴェロキュオールの4部族は、ミンマター共和国に居住しています。彼らの名前はそのままNPCコーポレーションとなっています。そのため、ミッションなどで出会うこともあるでしょう。特にセビエスターは宇宙探査や惑星間・恒星間航行技術に秀でており、ミンマターのステーションや艦船はほとんどがセビエスターの手によるものです。

サッカー部族はミンマター共和国から独立し、先祖である遊牧民の生活様式を宇宙空間で取り入れています。彼らはグレートワイルドランド(Great Wildlands)で多く見かけることができます。実質的にその地域は彼らの支配下にあります。

ネファンター部族はアマー帝国の支配に好意的であり、反乱後はアマター・マンデートとして実質的にアマー帝国の支配下にいます。

スタークマニール部族は、ミンマターの反乱の後にアマーによって根絶やしにされたと考えられていました。結果的にそれは誤りでしたが、アマー帝国内での奴隷としての彼らの待遇は根絶されるよりはマシであるという程度のものです。

カプセラ
ミンマター人のカプセラは強い戦士です。ミンマターの艦船が対人戦において実用性が高いことから、比較的その方面に進む人材が多い印象があります。また、彼らはミンマターの船に並々ならぬ愛着を抱いているため、たとえそれが廃材の寄せ集めに見えても直接指摘したら戦争になるでしょう。

関連ページ:人種の特徴・ミンマター共和国

グレートワイルドランドとアマター・マンデート
グレートワイルドランド(Great Wildlands)・リージョンは、ディレリック、モルデンヒースの南方に広がる広大なヌルセキュリティ宙域です。ここは宇宙中に幾つか存在する「NPCが支配するリージョン」の一つで、そのためプレイヤーは領有権を主張できません。この領域全体を支配するサッカー部族(Thukker Tribe)は、ミンマターの反乱後に共和国への参加を受け入れず、先祖である遊牧民の生活様式を宇宙空間で取り入れて生活していくことを望みました。そのせいか、グレートワイルドランドにはステーションが3つしかありません。サッカー部族は今でもミンマター共和国との結びつきを保っていますが、これは他の部族との関係を緊張させるため、彼らを受け入れない人々もいます。

グレートワイルドランドを始めとするNPC支配リージョンは、領有権争奪戦にとらわれずにヌルセキュリティ宙域を満喫できるという利点があります。しかしそのためカプセラ海賊の無法地帯となっていることは疑いようもありません。

アマター・マンデートは、民族的にミンマターを起源とするアマー帝国領です。アマーがミンマターを支配していたとき、アマーの支配に好意的だったネファンター部族はミンマターの蜂起の際にアマー側に脱出しました。アマーは彼らをミンマターの統治領域との間にあるディレリック(Derelik)リージョンに置いて管理しています。そのためアマターはミンマター人でありながら、ミンマターと敵対しています。戦闘ミッションなどにも登場します。彼らはミンマターと区別するためにガレンテ人によってアマターという名前を与えられました。

敵対的な勢力

敵対する国家:アマー帝国(Amarr Empire)




”アマーは我らが同胞を返還しなければならない。
 奴隷に身をやつしているミンマターの兄弟姉妹たちが一人残らず解放されるまで、我らと奴らの間に平和は訪れない。
 苦闘の果てに死が待っていようと、我らはもう二度とアマーに屈服したりしない。”

アマーによって奴隷化されていた過去を持つミンマターが、いまだに彼らの部族の一部を奴隷化するアマーを許すはずもありません。両国間の間に横たわる溝は何よりも深く、その主張が交わることは無いでしょう。

敵対する海賊組織:エンジェルカルテル(Angel Cartel)




”エンジェルカルテルは危険かつ予測不可能な敵だ。
 奴らは人身売買や奴隷制度、麻薬の売買に深く関与している。連中の犯罪活動はマターの人々と我々の生き方に対する明白な裏切り行為である。
 共和国海軍と遭遇した日には、奴らを後悔させてやる。”

エンジェルカルテルは現時点で宇宙に存在する海賊組織の中で最大のものです。彼らは複数の組織に分かれ、それぞれが特殊な機能を持っています。彼らは数世紀に渡って数え切れないほどの数の船を盗んだり、略奪したり、破壊したり、何千人もの人を誘拐したり、虐待したり、殺したりしています。その一方でシスターズオブイブと共に人道的な活動をしたりすることもあります。

エンジェルカルテルは全ての人種からメンバーを得ているので、その活動地域は宇宙全域に広がっています(最も有名なものは、サーペンティス(Serpentis)の戦闘部門を担うガーディアン・エンジェルス(Guardian Angels)です)。ですが、その中でも主にミンマターの活動地域で多く見ることができるのは、彼らを大きく成長させたのが皮肉にもミンマターの反乱時に多くのミンマター人がカルテルに流入したことであるためでしょうか。

エンジェルカルテルの艦船は、非常に高速、かつ高い戦闘能力を持つことで知られます。その艦船はほぼ全てのクラスにおいて宇宙最速であり、その上で近距離戦における致命的な打撃力を持ちます。複数で迫るエンジェルの艦船を処理し損ねると、あっという間に囲まれて最大火力による攻撃を受け続けることになります。
エンジェルカルテルの艦船はターゲットぺインターによる電子戦を得意とします。これは艦船のシグネチャ半径を増大させ、結果攻撃が当たりやすくなったりする兵器です。ですがこれはエンジェルカルテルの艦船そのものが持つ攻撃力と比較すると、無視してもよいくらいの弱い要素です。

テクノロジー




”数で劣る我らは一撃離脱戦法を駆使している。速く軽い艦船により、接敵の機会を効果的にコントロールすることが可能なのだ。
 正しく教育を受けた我が国のパイロットは、例えそれが帝国由来の船だったとしても、星団に存在するあらゆる艦船を操縦する能力を持つ。”

速度こそがミンマターの艦船を戦闘で優位へと導く要素です。ミサイルの爆発やタレットの追尾を振り切り、危機においては迅速な離脱を可能とします。その分装甲は薄くなっていますが、戦闘シーンを選べるミンマター艦はあらゆる戦闘屋に愛用されています。

プロジェクタイル兵器



”プロジェクタイル兵器は、高火力の長距離アーティレリから高速短射程オートキャノンまで、幅広い弾薬を使用できる。”

プロジェクタイル(射出)兵器は、火薬の爆発で弾頭を打ち出す、昔ながらの反動兵器です。弾薬は細かい射程距離の調整が難しいものの、ある程度距離が最適距離とずれても当たるため、大雑把な運用がとても便利です。また弾薬によって攻撃属性を選ぶことができ、また火薬を使用するためにキャパシタも消費しないという利点があります。戦闘においてはキャパシタ管理は文字通り生死を分けるため、その手間を省き、またニュートライザなどの対キャパシタ兵器にも強いプロジェクタイルは最も戦闘向きの武装と言えるでしょう。

その反面、プロジェクタイル兵器には弾薬のリロード時間が長い(10秒)という欠点があります。

シールド防御



”アクティブシールドタンキングにより、我々はスピードと機動性を維持したまま迅速に戦闘に復帰することが可能だ。”

ミンマターの艦船は主にシールド、それもキャパシタを消費して急速にシールドを回復するアクティブシールド防御に長けている、と言われています。キャパシタを消費して回復するアクティブシールド防御は、キャパシタを消費しない武装であるプロジェクタイル兵器と相性がとても良いのです。実際のところ、ミンマター艦はパッシブだろうと、あるいはアーマー防御であろうと、バランスのよいスロット・デザインで幅広いフィッティングを可能にします。

また、高速で移動する船はスピードタンクと呼ばれる速度による防御(タレットの追跡やミサイルの爆発を振り切る)に長けており、そちらの方面で使われる場合も多いです。

備考


カリシャル・ムリトール(Karishal Muritor)は共和国艦隊における強力なリーダーでしたが、ヘル級の大型艦載機母艦とその支援艦隊を奪って脱走し、デファイアンツ(Defiants)という組織を設立しました。この組織はブリークランドにおいて帝国海軍と戦い、数多くのミンマター系奴隷を解放しました。デファイアンツはテロリスト集団であるとみなされていますが、多くのミンマターの若者、特に軍属の若者の間で熱狂的な支持を受けていました。

カリシャル・ムリトールはその後、彼の存在を危険視したミンマター海軍によって暗殺されていますが、デファイアンツはその後も戦い続けました。



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