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船体：カンビオン
船体：マーリン級
用途：強襲型フリゲート

カンビオンはカルダリ連合の執行役員、ティバス・ヘスの要求でつくられた現代的な戦機で、以前の標準型での機能を遥かに上回る。その性能については、成功するときもあれば失敗するときもあるという噂はあるが（施設を犠牲にした結果、大いなる科学の進歩が誕生した）、カンビオンが大きな成功事例のひとつであり、異なる政治環境の中では完成しえなかった功績であることに疑いはない。

カンビオンは純然たる戦闘艦である。マーリン（汎用性の高い戦闘用フリゲート）の特徴を見習い、戦場に突っ込み、あらゆる兵装をオーバーヒートさせて手当たりしだいに撃ちまくり、破壊される直前に瞬時に逃げ出せるように設計されている。

名前の意味はシュメール神話の”夢魔と人間との混血児”

第１０回アライアンストーナメントの報酬。

ひねったり尖ったり、重要なボーナスが無い代わりに強かったり。アライアンストーナメント報酬の艦船にありがちだが、そういうのがカンビオンには一切感じられない。純粋に「攻撃力が高く」「HPが多く」「防御力が高く」「基礎性能が高く」「構成に無駄がない」。殴って殴って殴って凱旋する、強襲型フリゲートの純粋な理想形である。

シールド防御もミディアムスロット５でスムーズに伸びるし、ローパワースロットも３で十分な量だ。そのあたりをガチガチに固めたところで、突っ込んでヒートして殴る。殴る。さらに殴る。強いて言えば強襲型フリゲート固有のマイクロワープドライブのシグネチャ半径ペナルティ軽減が無いが、そもそもカンビオンはそのようなギリギリの戦いで出すような船ではない（希少だし、お高いのだ！）。整えられた状況はすでにカンビオンによる虐殺の場だ。ありったけのミサイルが叩き込まれ、標的は塵に返るのみである。

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