B-OSP社の運営する、MMORPG EVEONLINEのwikiです。



EVE ONLINEを始めたばかりの人達へ、気を付けておくべき8つの事を送ります。
中堅やベテランプレーヤーも、行き詰ったり悩んだ時はこれを思い出せば何かの助けになるかもしれません。


1 EVE ONLINEは船を落とすゲームです。

まず初めに、EVE ONLINEでは相手の船を落とす、または自分の船が落とされるゲームであるということです。
EVEでは船やストラクチャとそれに付随するモジュールなどが落とされると、ユーザーはマーケットに買いに行ったり、
自分で生産したり、新たな船やモジュールを手に入れるために市場を動かします。
そうやってNEW EDENの経済活動が留まることなく動いていくのです。
なので、ほんの一部を除いて船が落とされない安全地帯のような場所は存在しません。
基本的にはNPCステーションの中だけが、船が落とされない安全地帯となります。
(ユーザー設置のストラクチャは破壊されたり、利用権を変更されたりして船が無くなったり、使えなくなったりすることがあります)

またよく間違える人が多いですが高セキュリティステータス宙域、いわゆるハイセク宙域はPvP禁止エリアではありません
ハイセクでも船を落とす手段はいくつか存在します。

そのことに対する知識を持ち、なおかつ出港したからにはこの船には落ちる可能性がわずかでもあるという意識を強く持ちましょう。

ステーションから一歩外に出ると、常に危険と隣り合わせの世界。
それがEVE ONLINEです。

2 信頼できる情報源を探そう。

EVE ONLINEはゲーム内で膨大な情報量を持っていることでも有名です。
アップデートの度に既存のデータが修正され、新しいデータが追加されていくため、全ての情報に精通しているユーザーは居ないとも言われています。
だから、知らないことがあっても全然恥ずかしくありません!
ユーザーは皆、ヘルプチャンネルで質問したり、wikiサイトで調べたり、コーポの仲間に聞いたりと、それぞれの方法で情報を手に入れています。
信頼できる情報源をいち早く手に入れましょう!それがEVE ONLINEを楽しむための近道です。

3 ソロではできないことがあります。

EVE ONLINEではソロプレーヤーでも十分楽しめるコンテンツがたくさんあります。
しかしながら、制限の少ないNEW EDENの世界ではソロプレーヤーの前に立ちはだかる大きな壁があり、どうしてもできないことが発生します。
それは、数の暴力です。
KAMIKAZE軍団や、Low海賊、WH(ワームホール)住民、ヌル領土の戦士等は徒党を組んでプレーヤーに襲い掛かってきます。
それらは、ソロプレーヤーではどうすることもできません。
対処する場合はこちらも数を集めてくる必要があります。
そして、それは大規模な戦闘へと発展し、プレーヤーたちはそれを楽しんでいるのです。
(大規模な戦闘を待ち望んでいるプレーヤーもたくさんいます!)

4 基本的に誰も信用してはいけません。

「誰も信用してはいけない」と書くとすごく大袈裟に聞こえますが、道すがらのプレーヤーはもとより、所属したコーポレーションの中にも敵対コーポレーションのスパイ等が入り込んだりすることがあります。
複数アカウントの利用を認めているEVEでは実は日常茶飯事なことなのです。
ですから、周りにいるプレーヤーの言動や動向を良く観察して、信頼できるプレーヤーなのか見極めましょう。
自分の現在位置や、高額なアイテムの所在などは簡単に他のプレーヤーに教えるべきではありません。
ヘルプチャンネルや雑談チャンネルではとくに気を付けましょう。
他のプレーヤーに襲い掛かるのを心待ちにしているプレーヤーは、実はそこかしこに潜んでいるのです。

5 オートパイロットは使わない。

長距離移動時に目的地まで自動で進んでくれるオートパイロット機能はとても便利なものです。
しかし、オートパイロットには初心者にはおすすめできない重大な問題を抱えています。
オートパイロットはシステムからシステムへジャンプを繰り返す途中に、目的のゲートの10km手前に着地するのが仕様となっています。
ということは、ゲートの10km手前からゲートジャンプするまでの間は無防備にただ直進する期間が存在するのです!
プレーヤー海賊の中にはオートパイロットで進行中の船を専門に落として回る方々もいます。
特性を理解したうえで有効に利用できるころには、貴方が初心者と呼ばれることはないでしょう。

6 失って困る船で出航してはならない

これはどこかで読んだ奴の受け売りです。前述のとおり、どこでも撃沈される危険性というものが存在します。
ハイセクで高額な装備のレアな艦を乗り回し、それが沈んだあとにどうやって生きていけばいいのでしょう?

常にバックアップを考え、失った場合の金策手段が無い場合はこれを出港させるべきではありません。
(筆者は過去の戦争で総資産の7割にあたる金額をつぎ込んだ艦艇で出撃した。生還したがそりゃ怒られた。若かった。)

目安として、今メインで乗っている船+装備と同額の貯金があれば良いと言われています。

7 高くてデカい艦、レアな装備が最強ではない

そういう艦や装備は確かにスペック上とても強いです。
しかしそれは絶対的な差を意味しません。
極論、最小の艦艇であるフリゲートでも大人数でひたすら攻撃すれば最大の艦艇である旗艦級戦艦を撃沈することができます。

あらゆる装備は絶対ではない(ただし優位である)という心得はとても大事です。慢心ダメ。

8 スキルトレーニングだけは止めてはいけない

EVE ONLINEは活動による経験値ではなく、時間によってスキルが育っていきます。
これは非常に楽で社会人にも優しい反面、スキルの設定をしくじったらキャラが成長しないということでもあります。

常にスキルは成長させ続けるべきです。
低スキルでもできることはたくさんありますが、高スキルでできることはもっとたくさんあるのです。

スキルシステム

昔のフォーラム投稿になりますが、こちらの投稿も読んでみてください。
フォーラム内のページ 黄金律


ここからはわりと実用的かつ現実的な心得の話になります。
あなたはそれを守ってもいいし、守らなくてもいいでしょう。

EVE ONLINEでのマナーとモラル

また、自由なNEW EDENの世界にも「これだけはやってはいけない」というルール、そしてマナー・モラルが存在します。
ルールについてはCCPのEULA、サービス規約、ポリシーとして記載されています

EULA、サービス規約、ポリシー

・改造などによるチート、キャラクターを自動で操作するようなマクロの禁止
・バグを利用して利益を得る行為
・リアルマネートレード(円やドルなど’’現実’’の通貨でアカウントや装備やISKなどを売買する行為)
 公式に認められているのはPLEXやNEW EDEN STOREで買ったアイテムをゲーム内で売ることのみ。
・民族や性別などに対する差別的な発言や、過度に性的あるいは侮蔑的な言葉を使うこと
・初心者が最初に始めるキャリアエージェントが居る星系での、初心者への妨害行為

これらは過去にアカウント凍結などの対象になった実際の行為です。
チャットチャンネルにとてもエッチな画像をはりつけた人が即座にBANされた事例もあります。

言い換えるなら、差別だ何だといった「人として最低限のマナー」を守り、「ゲームのシステムを不正に歪めるような行為」をしないならば・・・
つまり、ゲーム内でシステムとして許容されているものは、何でもやっていいと言う事です。

EVEコミュニティにあるポリシーのページ


何でも!
通常のミッションや採掘などのプレイングに始まり、それを妨害する行為、低セキュリティステータス地域での海賊行為、詐欺、泥棒、布教など・・・。
システムで許容されているものであれば、EULAや規約に反していなければ何をしてもお咎めはありません。
それは全てがEVEのサンドボックスなのです。これがEVE。This is EVE.I was there.


もちろんワルいことには何らかのペナルティが課されるものがあります(カプセルを撃沈すると殺害許可がつく、など)。
これバグじゃないの?とかチートじゃないの?という疑惑の判定があった場合は、泣き寝入りをせずにとりあえずサポートチケットを作成してみるのもよいでしょう。

サポートチケットとバグ報告

プレイスタイルは個人次第!安易なモラルやマナーを相手に求めない

わりとよくあるMMORPGなどのスタイル「マナーを守って楽しい生活を!」というような標語はEVEにはありません。
カプセラは誰もがみなアウトローになる素質を持ち、意に沿わぬ撃沈に悪態をつき、マーケットで買い損ねて悪態をつき、エージェントが対国家戦闘しかよこさないことに悪態をつきます。
自分がそれをしない、好まないからといって、他人がそれをしないとは限りません。
笑顔で近づいてきた相手が容赦なく裏切ったり、情報がスパイされて艦隊が不意打ちにあったり、ダミー情報に踊らされて大量のごみを買い込んでしまったりします。
それがシステムで許されている以上、対策するのは自分しかいません。

また、自分が不意にその加害者になってしまうケースもあります。
詐欺やスパイ行為などです。そのような場合も、逆にシステムはそれを止めてくれません。

EVEは基本何でもあり、ということを常に心に留めておき、常にあらゆる可能性を考慮してコトを進めなくてはいけません。
そうしなかった場合、あなたはそのうち手痛い教訓を得ることでしょう。

EVEでは何をやっても「許される」のか?

ここはよく海賊などの悪いことをしているプレイヤーが勘違いしていることがあります。

「奇襲で撃沈?多数でリンチ?バブルにT3に装備がズルい?それがEVEだろ?」

そのとおり、それがEVEです。
やられた以上、結果が全て。やられてしまったのは相手が上手だったから。誰もそれを咎められず、責任はむしろ自分にもあります。
ですが、だからといってその相手を許してやることはまったくありません

「そのとおり、それがEVEだ。いやー今回はやられたな。また今度インカージョンでも行こうぜ」

そんな義務も理由もない、そんな冷たい世界もまたEVEなのです。
やられたなら素直に恨み「いつかこの仕返しはしてやるからな」「絶対許さん!」と思うことは当然でしょう。
これは悪いことすれば、そりゃあ恨みも買うだろうという当然の帰結であります。

もちろん恨みを買うことを恐れないなら、どんどん悪名を売ってやりましょう!
それがまたEVEの面白いところで、あらゆるプレイスタイルは許容されているのですから。

結局誰も信じられないのか?

そんなサツバツした世界でもなお、義理人情の世界は存在します。

中にはこんな話も。
ワームホールに入って迷い、切羽詰って声を上げたらローカルには住人が居ました。現地をナワバリにする勢力です。
彼らはもちろん武装しており、自分の小さな艦艇など何も言わずにデブリにすることもできました。
しかし彼らは出口の座標を教えてくれて、脱出することができたのです。
とある探検家の実話。

当時チャンネルで会話していたEVEの冷酷さを知る誰もが「終わった・・・」「彼は死んだ。復活したらお見舞いをあげよう」「助けてくれるはずがない」と悲観している中での出来事でした。

もしかしたらレアケースなのかもしれませんが、だからといってEVEのこんなルールでも誰もが極悪人ではないのだということです。
誰も信じられないのではなく、信じられるものを自分で探さなければならないということでしょう。
他のゲームではシステムから押し付けられていたマナーやモラルを、人間関係の中で作り上げていくというのもまたEVEのひとつの楽しみであります。


それでは良い航海を!Fly Safe!



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