最終更新:
quote_mraz 2021年12月26日(日) 02:51:44履歴
クルーズランチャーは、ほぼ大型に対する攻撃のみを想定した超遠距離型のミサイルであるクルーズミサイル(Cruise Missile)を発射するオーソドックスなランチャーです。クルーズミサイルを撃ち出すのだからクルーズミサイルランチャー、と一般的には捉えられており、それは正しい認識です。クルーズランチャーはマーケットなどにおける分類になります。
クルーズミサイル(Cruise Missile)は「4700m/sの速度」で「14秒間飛行する」という性質を持ちます。カタログスペックの時点で65.8kmの射程距離が約束されており、ミサイルの速度を上げるミサイルプロジェクション(Missile Projection)のスキルと、ミサイルの飛行時間を上げるミサイル砲撃技術(Missile Bombardment)のスキルを充分にトレーニングすれば射程距離は100kmを超えます。特にこのミサイルはRaven(レイブン)系列やGolem(ゴーレム)といったミサイル速度にボーナスを持つ船によって運用されることが想定されており、実用時点での射程距離はさらに伸びるでしょう。反面、それは着弾までに非常に時間がかかるということでもあります。クルーズランチャーは発射間隔が非常に長く、発射と着弾(ダメージ発生)のリズムが緩やかです。無駄弾が発生しやすく、ダメージ量を見計らっての射出コントロールが高いレベルで要求される武装モジュールでもあります。弾薬費を意識しない場合はこの限りではありません。
PvPシーンにおいては、この着弾までの時間がかかるという点が非常に不利に働きます。攻撃がレッドボックスという形で相手に伝わって、ダメージの発生まで10秒以上かかるというのは、何ならワープして逃げることすら可能で、くらってくれるのは呑気な人かしっかりとガードを固めた相手くらいです。それでもうまく通れば射程距離のわりに一撃のダメージが大きいため、戦艦同士の殴り合いなどでは稀に使用されます。
戦艦用のモジュールであり、つまり対大型を想定した武装であることを忘れてはいけません。性能上クルーズミサイルは巡洋艦以下のサイズの標的には効果が薄く、ミッションなどでダメージを通そうと思ったらガイダンスコンピュータなどを用いたり、Tech 2の精密クルーズを利用したりして対策しなくてはいけません。タレットのように運用やタイミングでダメージが変動せず、純粋な強化が必要になります。
派生型として「自動捕捉型クルーズミサイル(Auto-Targeting Cruise Missile)」があります。これはターゲットしなくても自動的に最も近い敵NPCに向かって飛んでくれるミサイルです。基本的なクルーズミサイルと比べるとかなり基本ダメージが低くなります。遠距離から非ターゲットで弾をばらまく夢のような武装ですが、前述の通りクルーズミサイル自体が与ダメージ特性が大型に偏っており、適切にダメージを与えていくためには爆発速度や爆発半径の改善に特化した専門的なFITが必要になるでしょう。この自動捕捉型はプレイヤーを対象にしてくれないので、PvPシーンでは出番が無いことも覚えておきましょう。
関連ページ:データ・ミサイルの種類 クルーズミサイルの一覧
データ・ミサイルの種類 自動捕捉型クルーズミサイルの一覧
PvPシーンにおいては、この着弾までの時間がかかるという点が非常に不利に働きます。攻撃がレッドボックスという形で相手に伝わって、ダメージの発生まで10秒以上かかるというのは、何ならワープして逃げることすら可能で、くらってくれるのは呑気な人かしっかりとガードを固めた相手くらいです。それでもうまく通れば射程距離のわりに一撃のダメージが大きいため、戦艦同士の殴り合いなどでは稀に使用されます。
戦艦用のモジュールであり、つまり対大型を想定した武装であることを忘れてはいけません。性能上クルーズミサイルは巡洋艦以下のサイズの標的には効果が薄く、ミッションなどでダメージを通そうと思ったらガイダンスコンピュータなどを用いたり、Tech 2の精密クルーズを利用したりして対策しなくてはいけません。タレットのように運用やタイミングでダメージが変動せず、純粋な強化が必要になります。
派生型として「自動捕捉型クルーズミサイル(Auto-Targeting Cruise Missile)」があります。これはターゲットしなくても自動的に最も近い敵NPCに向かって飛んでくれるミサイルです。基本的なクルーズミサイルと比べるとかなり基本ダメージが低くなります。遠距離から非ターゲットで弾をばらまく夢のような武装ですが、前述の通りクルーズミサイル自体が与ダメージ特性が大型に偏っており、適切にダメージを与えていくためには爆発速度や爆発半径の改善に特化した専門的なFITが必要になるでしょう。この自動捕捉型はプレイヤーを対象にしてくれないので、PvPシーンでは出番が無いことも覚えておきましょう。
関連ページ:データ・ミサイルの種類 クルーズミサイルの一覧
データ・ミサイルの種類 自動捕捉型クルーズミサイルの一覧
クルーズミサイルに対するボーナスを持つ艦は戦艦(BattleShip)です。戦艦はトルピードランチャーにも適性がありますが、戦艦ではそれはあまり使われることがありません。戦艦はより小型の標的に対する効果的な武装として高速ヘビーミサイルランチャー(Rapid Heavy Launcher)を持つため、ヘビーミサイルについてもボーナスを持ちます。
関連ページ:FITガイド・トルピードランチャー(Torpedo Launchers)
:FITガイド・高速ヘビーミサイルランチャー(Rapid Heavy Missile Launchers)
艦船のクルーズミサイルとトルピード(およびヘビーミサイル)に対するボーナスは大別すると以下のようになります。
・ダメージ増加
・ミサイルの速度増加(実質的な射程距離増加)
・発射間隔の短縮
中には爆発速度の増加(小型艦に対してダメージが入りやすくなる)や爆発半径の縮小(サイズによるダメージ減衰が改善)などの特殊なボーナスを持つものもあります。クルーズミサイルの性質上、これは大変強力なものです。カルダリ艦はどちらかというと射程距離を伸ばす方向のボーナスが多く、ミンマター艦は発射間隔の短縮によって実質的なDPSを増加させる方向のボーナスが多いです。ただ、Tech 2艦などを見渡すとカルダリ関連の艦船の方がバリエーションが多く、ボーナスもモリモリで優遇されている傾向があります。ミサイルを扱う戦艦は少ないですが、その分個々の性能に特徴があるので、乗りたい船のボーナスをそれぞれ確認しましょう。
関連ページ:FITガイド・トルピードランチャー(Torpedo Launchers)
:FITガイド・高速ヘビーミサイルランチャー(Rapid Heavy Missile Launchers)
艦船のクルーズミサイルとトルピード(およびヘビーミサイル)に対するボーナスは大別すると以下のようになります。
・ダメージ増加
・ミサイルの速度増加(実質的な射程距離増加)
・発射間隔の短縮
中には爆発速度の増加(小型艦に対してダメージが入りやすくなる)や爆発半径の縮小(サイズによるダメージ減衰が改善)などの特殊なボーナスを持つものもあります。クルーズミサイルの性質上、これは大変強力なものです。カルダリ艦はどちらかというと射程距離を伸ばす方向のボーナスが多く、ミンマター艦は発射間隔の短縮によって実質的なDPSを増加させる方向のボーナスが多いです。ただ、Tech 2艦などを見渡すとカルダリ関連の艦船の方がバリエーションが多く、ボーナスもモリモリで優遇されている傾向があります。ミサイルを扱う戦艦は少ないですが、その分個々の性能に特徴があるので、乗りたい船のボーナスをそれぞれ確認しましょう。
ランチャーは、オーバーヒート(オーバーロード)発射間隔短縮ボーナス15%を持ちます。クルーズランチャーは発射間隔が長いので効果が高いです。遠距離からクルーズミサイルをつるべ打ちするのは大変強力で、PvPの火力投射の際は効率的に(燃え尽きない程度に)オーバーヒートを行っていきたいところでもあります。もちろんその分弾薬の消費も弾切れも速くなります。Tech 1の艦船だとミサイルのリロード時は大きな隙になるので注意が必要です。使っているとあまり気になりませんが、10秒というリロード時間はプロジェクタイルタレット(リロードの遅さで、タレット界隈では有名)と同じです。
関連ページ:オーバーヒートガイド
関連ページ:オーバーヒートガイド
ランチャーの特性の変化は、大雑把に言うと「レアリティが高くなるほど発射間隔が短縮される(DPSが増える)」になります。これはメタレベルによっておおよそ判別できます。またパワーグリッドやCPUの使用率なども微妙に異なります。多くの武装を積み込むタイプの船だとこれが結構効いてきたりします。
種類や性能によってCPUの消費量がやや異なります。シールド艦に搭載されることが多いミサイルランチャーは、場合によっては艦船のFITをかなり制限します。その場合は低CPU使用モデルへの換装を検討しましょう。Tech 2品はその性能と引き換えにCPUの消費が高めですが、Tech 2関連スキルが乗ることで強力な性能を発揮するようになるため、これを積まない理由はあまりありません。射程距離を活かすため、ローパワースロットを攻撃に偏らせてミディアムパワースロットにガイダンスコンピュータを積んで射程を伸ばすなどのカスタマイズがしやすい武装ですし、生存率も高くなるので、リソースが許す限り強力な武装を積んでもよいでしょう。
勢力品はガリスタス、カルダリ海軍、ミンマター海軍、サンシャ国、エンジェルカルテルなどがあります。特にこれらの勢力の船はランチャーへの適性が高い船が揃っています。意外なことにモーダス部隊のものはありません。
クルーズランチャーには「士官品」が存在します。このシリーズは大変強力ですがその分値段は天文学的であり、それ以前にマーケットに出回ることが少ないです。
種類や性能によってCPUの消費量がやや異なります。シールド艦に搭載されることが多いミサイルランチャーは、場合によっては艦船のFITをかなり制限します。その場合は低CPU使用モデルへの換装を検討しましょう。Tech 2品はその性能と引き換えにCPUの消費が高めですが、Tech 2関連スキルが乗ることで強力な性能を発揮するようになるため、これを積まない理由はあまりありません。射程距離を活かすため、ローパワースロットを攻撃に偏らせてミディアムパワースロットにガイダンスコンピュータを積んで射程を伸ばすなどのカスタマイズがしやすい武装ですし、生存率も高くなるので、リソースが許す限り強力な武装を積んでもよいでしょう。
勢力品はガリスタス、カルダリ海軍、ミンマター海軍、サンシャ国、エンジェルカルテルなどがあります。特にこれらの勢力の船はランチャーへの適性が高い船が揃っています。意外なことにモーダス部隊のものはありません。
クルーズランチャーには「士官品」が存在します。このシリーズは大変強力ですがその分値段は天文学的であり、それ以前にマーケットに出回ることが少ないです。
クルーズミサイルの体積は1発あたり0.05 m3です。これは通常型も自動捕捉型も同じです。結構な体積ですが、搭載するのが戦艦ということもあり、ほとんどの場合はあまり気にならないでしょう。ランチャーに設定された容量はそれぞれ異なり、容量に入る分だけクルーズミサイルをロードしておくことが可能です。リロード時間との兼ね合いもありますが、単純に弾は多く入るにこしたことはありません。
トルピードランチャーとは違い、クルーズランチャーに「偏光(Polarized)」型はありません。
トップページに戻る
トルピードランチャーとは違い、クルーズランチャーに「偏光(Polarized)」型はありません。
名称 | Tech LV | メタ LV | リロード 時間 | 容量 (最大装填数) | 発射 間隔 | パワー グリッド | CPU |
クルーズミサイルランチャーI (Cruise Missile Launcher I) | tech 1 | - | 10.0 s | 1.0 m3 (20発) | 20.68 s | 1,450 MW | 60 tf |
「マルクス」クルーズランチャーI ('Malkuth' Cruise Launcher I) | tech 1 | 1 | 10.0 s | 1.05 m3 (21発) | 19.65 s | 1,450 MW | 48 tf |
「リモ」クルーズランチャーI ('Limos' Cruise Launcher I) | Tech 1 (ネームド) | 2 | 10.0 s | 1.1 m3 (22発) | 18.61 s | 1,450 MW | 54 tf |
XT-9000クルーズランチャー (XT-9000 Cruise Launcher) | Tech 1 (ネームド) | 3 | 10.0 s | 1.15 m3 (22発) | 17.58 s | 1,450 MW | 57 tf |
「アルバレスト」クルーズランチャーI ('Arbalest' Cruise Launcher I) | Tech 1 (ネームド) | 4 | 10.0 s | 1.2 m3 (23発) | 16.55 s | 1,450 MW | 51 tf |
「ヌース」クルーズミサイルランチャー ('Noose' Cruise Missile Launcher) | ストーリーライン | 6 | 10.0 s | 1.0 m3 (20発) | 18.61 s | 1,325 MW | 51 tf |
ドミネーションクルーズミサイルランチャー (Domination Cruise Missile Launcher) | 勢力品 | 7 | 10.0 s | 1.35 m3 (27発) | 16.03 s | 1,450 MW | 48 tf |
共和国海軍仕様クルーズミサイルランチャー (Republic Fleet Cruise Missile Launcher) | 勢力品 | 7 | 10.0 s | 1.35 m3 (27発) | 16.03 s | 1,450 MW | 48 tf |
トゥルーサンシャクルーズミサイルランチャー (True Sansha Cruise Missile Launcher) | 勢力品 | 7 | 10.0 s | 1.35 m3 (27発) | 16.03 s | 1,450 MW | 48 tf |
カルダリ海軍仕様クルーズミサイルランチャー (Caldari Navy Cruise Missile Launcher) | 勢力品 | 8 | 10.0 s | 1.5 m3 (30発) | 14.48 s | 1,325 MW | 66 tf |
ドレッドガリスタスクルーズミサイルランチャー (Dread Guristas Cruise Missile Launcher) | 勢力品 | 8 | 10.0 s | 1.5 m3 (30発) | 14.48 s | 1,325 MW | 66 tf |
カイッコの改良型クルーズミサイルランチャー (Kaikka's Modified Cruise Missile Launcher) | 士官品 | 11 | 10.0 s | 1.6 m3 (32発) | 13.75 s | 1,325 MW | 69 tf |
ミズロの改良型クルーズミサイルランチャー (Mizuro's Modified Cruise Missile Launcher) | 士官品 | 11 | 10.0 s | 1.45 m3 (28発) | 15.72 s | 1,450 MW | 50 tf |
ハキームの改良型クルーズミサイルランチャー (Hakim's Modified Cruise Missile Launcher) | 士官品 | 12 | 10.0 s | 1.5 m3 (30発) | 14.89 s | 1,450 MW | 53 tf |
トーンの改良型クルーズミサイルランチャー (Thon's Modified Cruise Missile Launcher) | 士官品 | 12 | 10.0 s | 1.65 m3 (32発) | 13.03 s | 1,325 MW | 73 tf |
ゴタンの改良型クルーズミサイルランチャー (Gotan's Modified Cruise Missile Launcher) | 士官品 | 13 | 10.0 s | 1.6 m3 (32発) | 14.06 s | 1,450 MW | 55 tf |
ベパスの改良型クルーズミサイルランチャー (Vepas' Modified Cruise Missile Launcher) | 士官品 | 13 | 10.0 s | 1.75 m3 (35発) | 12.3 s | 1,325 MW | 76 tf |
エスタメルの改良型クルーズミサイルランチャー (Estamel's Modified Cruise Missile Launcher) | 士官品 | 14 | 10.0 s | 1.8 m3 (36発) | 11.58 s | 1,325 MW | 80 tf |
トビアスの改良型クルーズミサイルランチャー (Tobias' Modified Cruise Missile Launcher) | 士官品 | 14 | 10.0 s | 1.65 m3 (32発) | 13.24 s | 1,450 MW | 58 tf |
クルーズミサイルランチャーII (Cruise Missile Launcher II) | Tech 2 | 5 | 10.0 s | 1.35 m3 (27発) | 16.54 s | 1,513 MW | 66 tf |
トップページに戻る
コメントをかく