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quote_mraz 2021年12月26日(日) 02:59:46履歴
ヘビーアサルトランチャーは、対中型〜大型を想定した近距離・高火力のミサイルであるヘビーアサルトミサイル(Heavy Assault Missile)を発射するオーソドックスなランチャーです。ヘビーアサルトミサイルを撃ち出すのだからヘビーアサルトミサイルランチャー、と一般的には捉えられており、それは正しい認識です。ヘビーアサルトランチャーはマーケットなどにおける分類になります。
ヘビーアサルトミサイル(Heavy Assault Missile)は「2250m/sの速度」で「4秒間飛行する」という性質を持ちます。同じ中型用のヘビーミサイルと弾薬の性能を比べると、射程距離も短く威力も低いように見えます。しかしランチャーの性能を比較すると発射間隔がヘビーミサイルのほぼ倍であり、ヘビーアサルトミサイルは連射することによってヘビーミサイルを超える火力を叩き出す近距離型の武装であることがわかります。爆発半径や爆発速度も改善されており、標的への火力は十分に期待できるでしょう。
なお、ヘビーアサルトミサイルはヘビーミサイルの半分の体積ですが、その分多く撃つのでカーゴホールドの占有率は同程度、弾薬代はマーケットと相談になります。
実際の戦闘シーンにおいては、ヘビーアサルトミサイルはお世辞にも汎用性が高いとは言えません。同型や大型艦には有効な火力ですが、それは強力な相手に接近しなくてはならないということです。巡洋艦や巡洋戦艦で標的の懐まで斬りこまなければならず、これは射程一杯から火力をバラまくミサイルの運用コンセプトに合いません。近づいてもフリゲートや駆逐艦などの速度で負けている相手には逃げられてしまい、下手すればミサイル自体が振り切られることまであります。しかも命中しても小型艦にはダメージが期待できません。ヘビーアサルトミサイルは主に動きの遅い相手(あるいは動かない建造物など)に対してどうしても火力が欲しい時用のニッチな武装であり、中型艦に武装を搭載するときはほぼヘビーミサイルが採用されます。
同じく中型の武装である対小型に特化した高速ライトミサイルランチャー(ライトミサイルを使用する)についても考慮しましょう。ライトミサイルとヘビーアサルトミサイルはあまり射程距離が変わらず、対大型と対小型で分けて扱うことができます(ならとりあえずヘビーミサイルを積めばいいんじゃないのは禁句です)。運用シーンにおいてこれもニッチですが、どうしても対小型性能が不足する場合は高速ライトミサイルランチャーの存在を思い出してあげてください。
関連ページ:データ・ミサイルの種類 ヘビーアサルトミサイルの一覧
なお、ヘビーアサルトミサイルはヘビーミサイルの半分の体積ですが、その分多く撃つのでカーゴホールドの占有率は同程度、弾薬代はマーケットと相談になります。
実際の戦闘シーンにおいては、ヘビーアサルトミサイルはお世辞にも汎用性が高いとは言えません。同型や大型艦には有効な火力ですが、それは強力な相手に接近しなくてはならないということです。巡洋艦や巡洋戦艦で標的の懐まで斬りこまなければならず、これは射程一杯から火力をバラまくミサイルの運用コンセプトに合いません。近づいてもフリゲートや駆逐艦などの速度で負けている相手には逃げられてしまい、下手すればミサイル自体が振り切られることまであります。しかも命中しても小型艦にはダメージが期待できません。ヘビーアサルトミサイルは主に動きの遅い相手(あるいは動かない建造物など)に対してどうしても火力が欲しい時用のニッチな武装であり、中型艦に武装を搭載するときはほぼヘビーミサイルが採用されます。
同じく中型の武装である対小型に特化した高速ライトミサイルランチャー(ライトミサイルを使用する)についても考慮しましょう。ライトミサイルとヘビーアサルトミサイルはあまり射程距離が変わらず、対大型と対小型で分けて扱うことができます(ならとりあえずヘビーミサイルを積めばいいんじゃないのは禁句です)。運用シーンにおいてこれもニッチですが、どうしても対小型性能が不足する場合は高速ライトミサイルランチャーの存在を思い出してあげてください。
関連ページ:データ・ミサイルの種類 ヘビーアサルトミサイルの一覧
ヘビーアサルトミサイルに対するボーナスを持つ艦は巡洋艦(Cruiser)と巡洋戦艦(Battlecruiser)の2種類になります。
巡洋艦は、ライトミサイル、ヘビーミサイル、ヘビーアサルトミサイルの3種類に適性を持ちます。これは中型モジュールの遠近2種(ヘビーミサイルとヘビーアサルトミサイル)に加えて高速ライトミサイルでライトミサイルを撃つことを想定しています。
巡洋戦艦は、ヘビーミサイル、ヘビーアサルトミサイルの2種類に適性を持ちます。より大きい船になった分だけ小型艦への対応能力が失われました。フリゲートなどへの対応はモジュールを駆使して行うことになります。
関連ページ:FITガイド・ヘビーランチャー(Heavy Launchers)
:FITガイド・高速ライトミサイルランチャー(Rapid Light Missile Launchers)
艦船のヘビーミサイルおよびヘビーアサルトミサイル(それに加えてライトミサイル)に対するボーナスは大別すると以下のようになります。
・ダメージ増加
・ミサイルの速度増加(実質的な射程距離増加)
・発射間隔の短縮
中には爆発速度の増加(小型艦に対してダメージが入りやすくなる)や爆発半径の縮小(サイズによるダメージ減衰が改善)などの特殊なボーナスを持つものもあります。カルダリ艦はどちらかというと射程距離を伸ばす方向のボーナスが多く、ミンマター艦は発射間隔の短縮によって実質的なDPSを増加させる方向のボーナスが多いです。ただ、Tech 2艦などを見渡すとカルダリ関連の艦船の方がバリエーションが多く、ボーナスもモリモリで優遇されている傾向があります。
巡洋艦は、ライトミサイル、ヘビーミサイル、ヘビーアサルトミサイルの3種類に適性を持ちます。これは中型モジュールの遠近2種(ヘビーミサイルとヘビーアサルトミサイル)に加えて高速ライトミサイルでライトミサイルを撃つことを想定しています。
巡洋戦艦は、ヘビーミサイル、ヘビーアサルトミサイルの2種類に適性を持ちます。より大きい船になった分だけ小型艦への対応能力が失われました。フリゲートなどへの対応はモジュールを駆使して行うことになります。
関連ページ:FITガイド・ヘビーランチャー(Heavy Launchers)
:FITガイド・高速ライトミサイルランチャー(Rapid Light Missile Launchers)
艦船のヘビーミサイルおよびヘビーアサルトミサイル(それに加えてライトミサイル)に対するボーナスは大別すると以下のようになります。
・ダメージ増加
・ミサイルの速度増加(実質的な射程距離増加)
・発射間隔の短縮
中には爆発速度の増加(小型艦に対してダメージが入りやすくなる)や爆発半径の縮小(サイズによるダメージ減衰が改善)などの特殊なボーナスを持つものもあります。カルダリ艦はどちらかというと射程距離を伸ばす方向のボーナスが多く、ミンマター艦は発射間隔の短縮によって実質的なDPSを増加させる方向のボーナスが多いです。ただ、Tech 2艦などを見渡すとカルダリ関連の艦船の方がバリエーションが多く、ボーナスもモリモリで優遇されている傾向があります。
ヘビーアサルトランチャーは、オーバーヒート(オーバーロード)発射間隔短縮ボーナス15%を持ちます。元が速いのでそこまで大きくは実感できませんが、火力は確実に上がります。もちろんその分弾薬の消費も、弾切れも速くなります。Tech 1の艦船だとミサイルのリロード時は大きな隙になるので注意が必要です。使っているとあまり気になりませんが、10秒というリロード時間はプロジェクタイルタレット(リロードの遅さで、タレット界隈では有名)と同じです。
関連ページ:オーバーヒートガイド
関連ページ:オーバーヒートガイド
ランチャーの特性の変化は、大雑把に言うと「レアリティが高くなるほど発射間隔が短縮される(DPSが増える)」になります。これはメタレベルによっておおよそ判別できます。またパワーグリッドやCPUの使用率なども微妙に異なります。多くの武装を積み込むタイプの船だとこれが結構効いてきたりします。
種類や性能によってCPUの消費量がやや異なります。シールド艦に搭載されることが多いミサイルランチャーは、場合によっては艦船のFITをかなり制限します。その場合は低CPU使用モデルへの換装を検討しましょう。Tech 2品はその性能と引き換えにCPUの消費が高めですが、Tech 2関連スキルが乗ることで強力な性能を発揮するようになるため、これを積まない理由はあまりありません。射程距離を活かすため、ローパワースロットを攻撃に偏らせてミディアムパワースロットにガイダンスコンピュータを積んで射程を伸ばすなどのカスタマイズがしやすい武装ですし、生存率も高くなるので、リソースが許す限り強力な武装を積んでもよいでしょう。
勢力品はガリスタス、カルダリ海軍、ミンマター海軍、サンシャ国、クーニッド王国、エンジェルカルテルなどがあります。特にこれらの勢力の船はランチャーへの適性が高い船が揃っています。意外なことにモーダス部隊のものはありません。
ヘビーランチャーには「士官品(Officer)」はありません。
種類や性能によってCPUの消費量がやや異なります。シールド艦に搭載されることが多いミサイルランチャーは、場合によっては艦船のFITをかなり制限します。その場合は低CPU使用モデルへの換装を検討しましょう。Tech 2品はその性能と引き換えにCPUの消費が高めですが、Tech 2関連スキルが乗ることで強力な性能を発揮するようになるため、これを積まない理由はあまりありません。射程距離を活かすため、ローパワースロットを攻撃に偏らせてミディアムパワースロットにガイダンスコンピュータを積んで射程を伸ばすなどのカスタマイズがしやすい武装ですし、生存率も高くなるので、リソースが許す限り強力な武装を積んでもよいでしょう。
勢力品はガリスタス、カルダリ海軍、ミンマター海軍、サンシャ国、クーニッド王国、エンジェルカルテルなどがあります。特にこれらの勢力の船はランチャーへの適性が高い船が揃っています。意外なことにモーダス部隊のものはありません。
ヘビーランチャーには「士官品(Officer)」はありません。
ヘビーアサルトミサイルの体積は1発あたり0.015 m3です。これは通常型も自動捕捉型も同じです。ランチャーに設定された容量はそれぞれ異なり、容量に入る分だけヘビーアサルトミサイルをロードしておくことが可能です。リロード時間との兼ね合いもあり、これは特に短時間での決戦時などに重要な要素になってきます。
Tech 2に存在する「偏光(Polarized)」型ランチャーは特殊なモジュールで、その攻撃力と装弾数と引き換えにシールド・アーマー・船体全ての防御レジスタンスが0固定になります。
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Tech 2に存在する「偏光(Polarized)」型ランチャーは特殊なモジュールで、その攻撃力と装弾数と引き換えにシールド・アーマー・船体全ての防御レジスタンスが0固定になります。
名称 | Tech LV | メタ LV | リロード 時間 | 容量 (最大装填数) | 発射 間隔 | パワー グリッド | CPU |
ヘビーアサルトミサイルランチャーI (Heavy Assault Missile Launcher I) | tech 1 | - | 10.0 s | 0.75 m3 (50発) | 8.0 s | 108 MW | 45 tf |
強化型「マルクス」ヘビーアサルトミサイルランチャーI (Upgraded 'Malkuth' Heavy Assault Missile Launcher I) | tech 1 | 1 | 10.0 s | 0.78 m3 (52発) | 7.6 s | 108 MW | 36 tf |
リミテッド「リモ」ヘビーアサルトミサイルランチャーI (Limited 'Limos' Heavy Assault Missile Launcher I) | Tech 1 (ネームド) | 2 | 10.0 s | 0.825 m3 (55発) | 7.2 s | 108 MW | 41 tf |
XT-2800 ヘビーアサルトミサイルランチャー試験機 (Experimental XT-2800 Heavy Assault Missile Launcher I) | Tech 1 (ネームド) | 3 | 10.0 s | 0.855 m3 (57発) | 6.8 s | 108 MW | 43 tf |
プロトタイプ「アルバレスト」ヘビーアサルトミサイルランチャーI (Prototype 'Arbalest' Heavy Assault Missile Launcher I) | Tech 1 (ネームド) | 4 | 10.0 s | 0.9 m3 (60発) | 6.4 s | 108 MW | 39 tf |
ドミネイションヘビーアサルトミサイルランチャー (Domination Heavy Assault Missile Launcher) | 勢力品 | 7 | 10.0 s | 1.005 m3 (67発) | 6.2 s | 108 MW | 36 tf |
共和国海軍仕様ヘビーアサルトミサイルランチャー (Republic Fleet Heavy Assault Missile Launcher) | 勢力品 | 7 | 10.0 s | 1.005 m3 (67発) | 6.2 s | 108 MW | 36 tf |
トゥルーサンシャヘビーアサルトミサイルランチャー (True Sansha Heavy Assault Missile Launcher) | 勢力品 | 7 | 10.0 s | 1.005 m3 (67発) | 6.2 s | 108 MW | 36 tf |
カルダリ海軍仕様ヘビーアサルトミサイルランチャー (Caldari Navy Heavy Assault Missile Launcher) | 勢力品 | 8 | 10.0 s | 1.125 m3 (75発) | 5.6 s | 97 MW | 49 tf |
ドレッドガリスタスヘビーアサルトミサイルランチャー (Dread Guristas Heavy Assault Missile Launcher) | 勢力品 | 8 | 10.0 s | 1.125 m3 (75発) | 5.6 s | 97 MW | 49 tf |
クーニッド海軍仕様ヘビーアサルトミサイルランチャー (Khanid Navy Heavy Assault Missile Launcher) | 勢力品 | 8 | 10.0 s | 1.125 m3 (75発) | 5.6 s | 113 MW | 42 tf |
ヘビーアサルトミサイルランチャーII (Heavy Assault Missile Launcher II) | Tech 2 | 5 | 10.0 s | 0.99 m3 (66発) | 6.4 s | 113 MW | 50 tf |
偏光ヘビーアサルトミサイルランチャー (Polarized Heavy Assault Missile Launcher) | Tech 2 (偏光) | 9 | 10.0 s | 2.97 m3 (198発) | 5.12 s | 108 MW | 43 tf |
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