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quote_mraz 2021年12月26日(日) 02:46:06履歴
ヘビーランチャーは、対中型〜大型までの幅広い対象、そしてミドルレンジを大胆にカバーできるミサイルであるヘビーミサイル(Heavy Missile)を発射するオーソドックスなランチャーです。ヘビーミサイルを撃ち出すのだからヘビーミサイルランチャー、と一般的には捉えられており、それは正しい認識です。ヘビーランチャーはマーケットなどにおける分類になります。
ヘビーミサイル(Heavy Missile)は「4300m/sの速度」で「6.5秒間飛行する」という性質を持ちます。飛行距離が伸びた分速度も上がっており、小型艦でライトミサイルというキャリアを積んできたミサイラーが中距離でバンバン撃ってもそこまで感覚のずれを生じさせずに扱うことができます。カタログスペックでいけば射程距離は約27km、スキルが揃ってくれば約50kmの範囲をカバーでき、船のボーナスによってはさらに伸びるので、標的との格闘戦であれ、艦隊での攻撃であれ、戦場をしっかりカバーしつつダメージを与えていくことができるでしょう。
ヘビーミサイルは爆発速度が遅めなのでフリゲートやドローンなどの小型艦とはそこまで相性が良くありません。特にスキルが揃っていない頃は中型艦に適したミッション等をヘビーミサイルだけで行うのは難しいでしょう。スロット構成に余裕が出てくる巡洋戦艦はガイダンスコンピュータやガイダンスエンハーサといったミサイルの基本性能を改善するモジュール、あるいはスキルがしっかり揃っていればTech 2弾薬である命中精度特化型ヘビーミサイル(Advanced High Precision Heavy Missile)で対応することが可能です。
さて、中距離用の武装モジュールでいえばヘビーミサイルは「射程が長く威力が低い」方のモジュールになり、同じ中型のモジュールには「射程が短く威力が高い」ヘビーアサルトミサイル(Heavy Assault Missile)が存在します。しかし、小型艦に速度で劣る中型艦で近距離への斬りこみを行うのはリスキーな上、接近するための移動は中距離万能型というミサイルの利点を活かせません。ヘビーアサルトミサイルは火力こそ優越するものの、連射によってそれを実現しているのでカーゴホールド的にも弾代的にもあまり利点がありません。ヘビーアサルトミサイルはデメリットを考慮した上でどうしても火力が欲しい時用のニッチな武装であり、中型艦に武装を搭載するときはほぼヘビーミサイルが採用されます。
武装を選ぶ際の候補となったときにあがるのはヘビーアサルトミサイルではなく、対小型に特化した高速ライトミサイルランチャー(ライトミサイルを使用する)になるでしょう。中型艦(そして中型モジュール)の性質上対小型性能が低下することから、前述の通りヘビーミサイルを使用していてどうしても対小型性能が不足する場合(戦闘シーンによってはフリゲート艦隊を巡洋艦艦隊で迎撃する際など)に選択することになります。巡洋戦艦にも搭載が可能ですが、巡洋戦艦にはライトミサイルのボーナスが無いことも考慮しましょう。逆に大型艦相手であれば、ヘビーミサイルのダメージは大型の武装に見劣りはするもののわりとしっかり入るのでなんとかなります。
関連ページ:FITガイド・ヘビーアサルトランチャー(Heavy Assault Launchers)
:FITガイド・高速ライトミサイルランチャー(Rapid Light Missile Launchers)
ヘビーミサイルの派生型として「自動捕捉型ヘビーミサイル(Auto-Targeting Heavy Missile)」があります。これはターゲットしなくても自動的に最も近い敵NPCに向かって飛んでくれるミサイルです。ヘビーミサイルと比べるとかなり基本ダメージが低くなりますが、これはフリゲートなどにダメージがしっかり入りさえすれば、ばら撒いているだけでいつか対NPC戦闘が終わるという非常に使い勝手のよい弾薬でもあります。シールドの自動回復を活かした防御に特化してこれをばらまくDrake(ドレイク)などのAFKラッティング艦が一世を風靡したこともあり、現在でも根強い人気があります。弾代はしっかりと帳簿につけましょう。また、この自動捕捉型はプレイヤーを対象にしてくれないので、PvPシーンでは出番が無いことも覚えておきましょう。
関連ページ:データ・ミサイルの種類 ヘビーミサイルの一覧
データ・ミサイルの種類 自動捕捉型ヘビーミサイルの一覧
ヘビーミサイルは爆発速度が遅めなのでフリゲートやドローンなどの小型艦とはそこまで相性が良くありません。特にスキルが揃っていない頃は中型艦に適したミッション等をヘビーミサイルだけで行うのは難しいでしょう。スロット構成に余裕が出てくる巡洋戦艦はガイダンスコンピュータやガイダンスエンハーサといったミサイルの基本性能を改善するモジュール、あるいはスキルがしっかり揃っていればTech 2弾薬である命中精度特化型ヘビーミサイル(Advanced High Precision Heavy Missile)で対応することが可能です。
さて、中距離用の武装モジュールでいえばヘビーミサイルは「射程が長く威力が低い」方のモジュールになり、同じ中型のモジュールには「射程が短く威力が高い」ヘビーアサルトミサイル(Heavy Assault Missile)が存在します。しかし、小型艦に速度で劣る中型艦で近距離への斬りこみを行うのはリスキーな上、接近するための移動は中距離万能型というミサイルの利点を活かせません。ヘビーアサルトミサイルは火力こそ優越するものの、連射によってそれを実現しているのでカーゴホールド的にも弾代的にもあまり利点がありません。ヘビーアサルトミサイルはデメリットを考慮した上でどうしても火力が欲しい時用のニッチな武装であり、中型艦に武装を搭載するときはほぼヘビーミサイルが採用されます。
武装を選ぶ際の候補となったときにあがるのはヘビーアサルトミサイルではなく、対小型に特化した高速ライトミサイルランチャー(ライトミサイルを使用する)になるでしょう。中型艦(そして中型モジュール)の性質上対小型性能が低下することから、前述の通りヘビーミサイルを使用していてどうしても対小型性能が不足する場合(戦闘シーンによってはフリゲート艦隊を巡洋艦艦隊で迎撃する際など)に選択することになります。巡洋戦艦にも搭載が可能ですが、巡洋戦艦にはライトミサイルのボーナスが無いことも考慮しましょう。逆に大型艦相手であれば、ヘビーミサイルのダメージは大型の武装に見劣りはするもののわりとしっかり入るのでなんとかなります。
関連ページ:FITガイド・ヘビーアサルトランチャー(Heavy Assault Launchers)
:FITガイド・高速ライトミサイルランチャー(Rapid Light Missile Launchers)
ヘビーミサイルの派生型として「自動捕捉型ヘビーミサイル(Auto-Targeting Heavy Missile)」があります。これはターゲットしなくても自動的に最も近い敵NPCに向かって飛んでくれるミサイルです。ヘビーミサイルと比べるとかなり基本ダメージが低くなりますが、これはフリゲートなどにダメージがしっかり入りさえすれば、ばら撒いているだけでいつか対NPC戦闘が終わるという非常に使い勝手のよい弾薬でもあります。シールドの自動回復を活かした防御に特化してこれをばらまくDrake(ドレイク)などのAFKラッティング艦が一世を風靡したこともあり、現在でも根強い人気があります。弾代はしっかりと帳簿につけましょう。また、この自動捕捉型はプレイヤーを対象にしてくれないので、PvPシーンでは出番が無いことも覚えておきましょう。
関連ページ:データ・ミサイルの種類 ヘビーミサイルの一覧
データ・ミサイルの種類 自動捕捉型ヘビーミサイルの一覧
ヘビーミサイルに対するボーナスを持つ艦は巡洋艦(Cruiser)と巡洋戦艦(Battlecruiser)の2種類になります。
巡洋艦は、ライトミサイル、ヘビーミサイル、ヘビーアサルトミサイルの3種類に適性を持ちます。これは中型モジュールの遠近2種(ヘビーミサイルとヘビーアサルトミサイル)に加えて高速ライトミサイルでライトミサイルを撃つことを想定しています。
巡洋戦艦は、ヘビーミサイル、ヘビーアサルトミサイルの2種類に適性を持ちます。より大きい船になった分だけ小型艦への対応能力が失われました。フリゲートなどへの対応はモジュールを駆使して行うことになります。
艦船のヘビーミサイルおよびヘビーアサルトミサイル(それに加えてライトミサイル)に対するボーナスは大別すると以下のようになります。
・ダメージ増加
・ミサイルの速度増加(実質的な射程距離増加)
・発射間隔の短縮
中には爆発速度の増加(小型艦に対してダメージが入りやすくなる)や爆発半径の縮小(サイズによるダメージ減衰が改善)などの特殊なボーナスを持つものもあります。カルダリ艦はどちらかというと射程距離を伸ばす方向のボーナスが多く、ミンマター艦は発射間隔の短縮によって実質的なDPSを増加させる方向のボーナスが多いです。ただ、Tech 2艦などを見渡すとカルダリ関連の艦船の方がバリエーションが多く、ボーナスもモリモリで優遇されている傾向があります。
巡洋艦は、ライトミサイル、ヘビーミサイル、ヘビーアサルトミサイルの3種類に適性を持ちます。これは中型モジュールの遠近2種(ヘビーミサイルとヘビーアサルトミサイル)に加えて高速ライトミサイルでライトミサイルを撃つことを想定しています。
巡洋戦艦は、ヘビーミサイル、ヘビーアサルトミサイルの2種類に適性を持ちます。より大きい船になった分だけ小型艦への対応能力が失われました。フリゲートなどへの対応はモジュールを駆使して行うことになります。
艦船のヘビーミサイルおよびヘビーアサルトミサイル(それに加えてライトミサイル)に対するボーナスは大別すると以下のようになります。
・ダメージ増加
・ミサイルの速度増加(実質的な射程距離増加)
・発射間隔の短縮
中には爆発速度の増加(小型艦に対してダメージが入りやすくなる)や爆発半径の縮小(サイズによるダメージ減衰が改善)などの特殊なボーナスを持つものもあります。カルダリ艦はどちらかというと射程距離を伸ばす方向のボーナスが多く、ミンマター艦は発射間隔の短縮によって実質的なDPSを増加させる方向のボーナスが多いです。ただ、Tech 2艦などを見渡すとカルダリ関連の艦船の方がバリエーションが多く、ボーナスもモリモリで優遇されている傾向があります。
ランチャーは、オーバーヒート(オーバーロード)発射間隔短縮ボーナス15%を持ちます。これにより与えるダメージはかなり増大しますが、その分弾薬の消費も、弾切れも速くなります。Tech 1の艦船だとミサイルのリロード時は大きな隙になるので注意が必要です。使っているとあまり気になりませんが、10秒というリロード時間はプロジェクタイルタレット(リロードの遅さで、タレット界隈では有名)と同じです。
関連ページ:オーバーヒートガイド
関連ページ:オーバーヒートガイド
ランチャーの特性の変化は、大雑把に言うと「レアリティが高くなるほど発射間隔が短縮される(DPSが増える)」になります。これはメタレベルによっておおよそ判別できます。またパワーグリッドやCPUの使用率なども微妙に異なります。多くの武装を積み込むタイプの船だとこれが結構効いてきたりします。
種類や性能によってCPUの消費量がやや異なります。シールド艦に搭載されることが多いミサイルランチャーは、場合によっては艦船のFITをかなり制限します。その場合は低CPU使用モデルへの換装を検討しましょう。Tech 2品はその性能と引き換えにCPUの消費が高めですが、Tech 2関連スキルが乗ることで強力な性能を発揮するようになるため、これを積まない理由はあまりありません。射程距離を活かすため、ローパワースロットを攻撃に偏らせてミディアムパワースロットにガイダンスコンピュータを積んで射程を伸ばすなどのカスタマイズがしやすい武装ですし、生存率も高くなるので、リソースが許す限り強力な武装を積んでもよいでしょう。
勢力品はガリスタス、カルダリ海軍、ミンマター海軍、サンシャ国、エンジェルカルテルなどがあります。特にこれらの勢力の船はランチャーへの適性が高い船が揃っています。意外なことにモーダス部隊のものはありません。
ヘビーランチャーには「士官品(Officer)」はありません。
種類や性能によってCPUの消費量がやや異なります。シールド艦に搭載されることが多いミサイルランチャーは、場合によっては艦船のFITをかなり制限します。その場合は低CPU使用モデルへの換装を検討しましょう。Tech 2品はその性能と引き換えにCPUの消費が高めですが、Tech 2関連スキルが乗ることで強力な性能を発揮するようになるため、これを積まない理由はあまりありません。射程距離を活かすため、ローパワースロットを攻撃に偏らせてミディアムパワースロットにガイダンスコンピュータを積んで射程を伸ばすなどのカスタマイズがしやすい武装ですし、生存率も高くなるので、リソースが許す限り強力な武装を積んでもよいでしょう。
勢力品はガリスタス、カルダリ海軍、ミンマター海軍、サンシャ国、エンジェルカルテルなどがあります。特にこれらの勢力の船はランチャーへの適性が高い船が揃っています。意外なことにモーダス部隊のものはありません。
ヘビーランチャーには「士官品(Officer)」はありません。
高速ヘビーミサイルランチャー(Rapid Heavy Missile Launcher)は、名前こそ似ていますが大型艦(戦艦)に搭載する武装です。これは大型艦用の武装では対抗できない小さな標的(中型艦や小型艦)に対してヘビーミサイルを連射するもので、火力や射程を捨てる代わりに幅広い対応能力を得ることができます。
関連ページ:FITガイド・高速ヘビーミサイルランチャー(Rapid Heavy Missile Launchers)
関連ページ:FITガイド・高速ヘビーミサイルランチャー(Rapid Heavy Missile Launchers)
ヘビーミサイルの体積は1発あたり0.03 m3です。これは通常型も自動捕捉型も同じです。長距離を航行するための燃料の影響か、ライトミサイルやヘビーアサルトミサイルの倍の体積を持つので、カーゴホールドなどを地味に圧迫します。
ランチャーに設定された容量はそれぞれ異なり、容量に入る分だけヘビーミサイルをロードしておくことが可能です。リロード時間との兼ね合いもあり、これは特に短時間での決戦時などに重要な要素になってきます。
ヘビーアサルトランチャーとは違い、ヘビーランチャーに「偏光(Polarized)」型はありません。
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ランチャーに設定された容量はそれぞれ異なり、容量に入る分だけヘビーミサイルをロードしておくことが可能です。リロード時間との兼ね合いもあり、これは特に短時間での決戦時などに重要な要素になってきます。
ヘビーアサルトランチャーとは違い、ヘビーランチャーに「偏光(Polarized)」型はありません。
名称 | Tech LV | メタ LV | リロード 時間 | 容量 (最大装填数) | 発射 間隔 | パワー グリッド | CPU |
ヘビーミサイルランチャーI (Heavy Missile Launcher I) | tech 1 | - | 10.0 s | 0.9 m3 (30発) | 15.0 s | 100 MW | 50 tf |
「マルクス」ヘビーミサイルランチャーI ('Malkuth' Heavy Missile Launcher I) | tech 1 | 1 | 10.0 s | 0.96 m3 (32発) | 14.25 s | 100 MW | 40 tf |
高性能「リモ」ヘビーミサイルベイI (Advanced 'Limos' Heavy Missile Bay I) | Tech 1 (ネームド) | 2 | 10.0 s | 0.99 m3 (33発) | 13.5 s | 100 MW | 45 tf |
XR-3200ヘビーミサイルベイ (XR-3200 Heavy Missile Bay) | Tech 1 (ネームド) | 3 | 10.0 s | 1.05 m3 (35発) | 12.75 s | 100 MW | 48 tf |
「アルバレスト」ヘビーミサイルランチャー ('Arbalest' Heavy Missile Launcher) | Tech 1 (ネームド) | 4 | 10.0 s | 1.08 m3 (36発) | 12.0 s | 100 MW | 43 tf |
「アンダーテイカー」ヘビーミサイルランチャー ('Undertaker' Heavy Missile Launcher) | ストーリーライン | 6 | 10.0 s | 0.9 m3 (30発) | 13.5 s | 90 MW | 43 tf |
ドミネーションヘビーミサイルランチャー (Domination Heavy Missile Launcher) | 勢力品 | 7 | 10.0 s | 1.23 m3 (41発) | 11.63 s | 100 MW | 40 tf |
共和国海軍仕様ヘビーミサイルランチャー (Republic Fleet Heavy Missile Launcher) | 勢力品 | 7 | 10.0 s | 1.23 m3 (41発) | 11.63 s | 100 MW | 40 tf |
トゥルーサンシャヘビーミサイルランチャー (True Sansha Heavy Missile Launcher) | 勢力品 | 7 | 10.0 s | 1.23 m3 (41発) | 11.63 s | 100 MW | 40 tf |
カルダリ海軍仕様ヘビーミサイルランチャー (Caldari Navy Heavy Missile Launcher) | 勢力品 | 8 | 10.0 s | 1.35 m3 (45発) | 10.5 s | 90 MW | 55 tf |
ドレッドガリスタスヘビーミサイルランチャー (Dread Guristas Heavy Missile Launcher) | 勢力品 | 8 | 10.0 s | 1.35 m3 (45発) | 10.5 s | 90 MW | 55 tf |
ヘビーミサイルランチャーII (Heavy Missile Launcher II) | Tech 2 | 5 | 10.0 s | 1.2 m3 (40発) | 12.0 s | 105 MW | 55 tf |
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