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ワープ妨害への対策

広大な宇宙を移動するEVEの世界では、多くのPvPはまずワープドライブを妨害するところから始まります。逃走を封じてしまうこのワープ妨害器やワープスクランブラー、またはワープ妨害フィールドといった攻性のモジュールやユニットに対しての対抗策となるのが以下のワープコア制御装置(Warp Core Stabilizer)およびインターディクション無効化(Interdiction Nullifier)のモジュール群です。

これらはそれぞれ別の仕組みで船を撃沈しようと襲い来る敵性艦船への強力な対策になりますが、モジュールは装備しているだけで性能低下効果が発生するため、ワープ妨害への対策と戦闘への投入が両立しづらいようになっています。

モジュールの効果と制限

ワープコア制御装置(Warp Core Stabilizer)およびインターディクション無効化(Interdiction Nullifier)のモジュールは、装備しているだけで発生する効果とモジュールをアクティブにした際に発生する効果の2種類があります。

モジュールがオンラインの状態で装備されている場合、艦船は「最大ターゲット範囲の減少」と「スキャン分解能の減少」という2つのペナルティを受けます。これは非常に大きい値であり、実質的にモジュールを装備している場合は通常通りの戦闘を行うことは望めません。

モジュールをアクティブにした場合、「ワープコア強度の増加」や「ワープ妨害フィールドの無効化」といったモジュール固有の効果が発生します。これと共に「ドローン帯域幅の減少」というペナルティが発生します。ドローン帯域幅はドローンを制御するためのパラメータなので、帯域幅の限界までドローンを展開している状態でモジュールを起動すると、一部のドローンが制御を失って動作を停止することになります。

これらのモジュールは同じグループに含まれるアイテムは1個までしか装備できません。モジュールを順番にアクティブにすることで常時・・・といった動きは不可能です。特に今までの常道だった複数のワープコア制御装置を重ねて強度を増す手法は今後行うことができず、アップデート前にそのようにFITしてある船は出航前に修正する必要があります。

モジュールをアクティブにした場合の動作

ワープコア制御装置(Warp Core Stabilizer)およびインターディクション無効化(Interdiction Nullifier)のモジュールは、「起動(待機)時間」と「リアクション遅延」という2つのパラメータを持っています。モジュールをアクティブにすると、モジュールは起動(待機)時間だけ稼働し、その後リアクション遅延の時間だけ起動できなくなります。モジュールは連続で起動しないので、再起動は手動で行います。





特殊な状況で稼働可能なモジュール

ワープコア制御装置(Warp Core Stabilizer)およびインターディクション無効化(Interdiction Nullifier)のモジュールは、本来ではモジュールを動かすことができないスターゲート通過後の遮蔽(無敵)タイマー(1分間)中に起動することができます。

これはモジュールの性質上、ワープドライブ起動時にモジュールがアクティブになっている必要があるための特例です。通常の遮蔽状態には適用されないので注意しましょう。

モジュールの起動エフェクト

ワープコア制御装置(Warp Core Stabilizer)、およびインターディクション無効化(Interdiction Nullifier)のモジュールがアクティブになっている場合は以下のようなエフェクトが発生します。



ワープコア制御装置(Warp Core Stabilizer)



このモジュールはワープコアの安定強度を増加させ、ワープ妨害に対する耐性として作用するモジュールです。かつてはパッシブモジュールでしたが2021年5月 アップデートでアクティブモジュールになり、効果や細かい動作が変更されています。

このモジュールはローパワースロットに装備します。

ワープスクランブル強度とワープコア強度について

ワープスクランブル強度(Warp Scramble Strength)は、ワープ妨害器やワープスクランブラーに設定されているパラメータです。艦船に対して強度がプラスのワープ妨害が発生している場合、艦船はワープドライブを起動できなくなります。
(これはワープコアの安定が乱されていると表現されます)

ワープコア強度(Warp Core Strength)はこの逆のパラメータで、ワープスクランブル強度と相殺します。ワープコア強度が+1の艦船は、ワープスクランブル強度+1のワープ妨害を受けてもワープドライブを起動できる、というわけです。
ほとんどの艦船はワープコア強度がゼロですが、ベンチャーや特化型輸送艦などの一部の艦種はワープコア強度のボーナスを持ちます。

ワープコア制御装置は、マイナスのワープスクランブル強度でワープコアの強化を表現しています。

スキル要件

ワープコア制御装置を使用するためには以下のスキルが必要です。

航行技術(Navigation) Lv
  └ ワープドライブオペレーション(Warp Drive Operation) Lv

これらのスキルはアルファアカウントが最初から保持しているため、特に何も意識することなくモジュールを使用できます。ただしTech 2品はワープドライブオペレーションLv4が必要なため、アルファでは使用できません。


ワープコア制御装置の性能諸元

名称ワープコア
強度
起動
(待機)
時間
リアクション遅延ターゲット
範囲
シグネチャ
分解能
ドローン
帯域幅
起動
コスト
必要
PG
必要
CPU
ワープコア制御装置I
(Warp Core Stabilizer I)
+210 秒150 秒(2分30秒)-50 %-50 %-50 %80 GJ1 MW30 tf
「アコード」コアコンペンセイション
('Accord' Core Compensation)
+212 秒150 秒(2分30秒)-48 %-48 %-50 %80 GJ1 MW29 tf
「リポーズ」コアコンペンセイション
('Repose' Core Compensation)
+212 秒150 秒(2分30秒)-46 %-46 %-50 %80 GJ1 MW27 tf
「ストイック」コアイコライザーI
('Stoic' Core Equalizer I)
+212 秒150 秒(2分30秒)-44 %-44 %-50 %80 GJ1 MW26 tf
「ハルシオン」コアイコライザーI
('Halcyon' Core Equalizer I)
+212 秒150 秒(2分30秒)-42 %-42 %-50 %80 GJ1 MW24 tf
ワープコア制御装置II
(Warp Core Stabilizer II)
+215 秒150 秒(2分30秒)-40 %-40 %-50 %80 GJ1 MW35 tf
「オーラ」ワープコアスタビライザーI
('Aura' Warp Core Stabilizer I)
+218 秒150 秒(2分30秒)-44 %-44 %-50 %80 GJ1 MW22 tf
「ナチュラ」ワープコア制御装置I
('Natura' Warp Core Stabilizer I)
+218 秒150 秒(2分30秒)-40 %-40 %-50 %80 GJ1 MW22 tf

インターディクション無効化(Interdiction Nullifier)



インターディクション無効化(Interdiction Nullifier)は、今まで一部の船に性能ボーナスとして付与されていた''ワープ妨害フィールドの無効化(範囲型のワープ妨害の無効化)が、2021年5月 アップデートでハイパワースロットのモジュールになったものです。常時効果を発揮しなくなったため、取り扱いには注意が必要です。

インターディクション無効化はハイパワースロットに装備可能です。

ワープ妨害フィールドについては、関連ページを参照してください。

関連ページ:ワープ妨害フィールド(バブル)ガイド

インターディクション無効化の起動タイミング

モジュールの説明は「ワープ・ディスラプト・プローブとモバイル・ワープ・ディスラプターの効果を一時的に無効にする」という簡易なものですが、実際のところは厳密な起動タイミングが存在します。
展開されたワープ妨害フィールドの無効化
ワープ妨害型駆逐艦(Interdictor)ワープ妨害型巡洋艦(Heavy Interdiction Cruiser)などに代表される、簡易的にワープ妨害フィールドを展開させる対象によって、艦船の周囲にワープ妨害フィールドを展開される時。このモジュールはどういう動きをするのでしょうか?

すでにワープ妨害フィールドが周囲に展開されているとき、この場合はワープドライブが起動できないので、まずモジュールを起動する必要があります。モジュール起動中にワープを開始すれば、それは「ワープ妨害フィールドによってワープを妨害されないワープ」になります。これはワープ前にモジュールの効果が切れても問題ありません。

ワープ開始前または開始後、ワープ妨害フィールドが周囲に展開される前にワープとモジュール起動を行っている場合、それは「後から周囲にワープ妨害フィールドを展開しても影響を受けないワープ」になります。ワープドライブは停止されず、ワープは開始されます。このケースに含まれる「ワープ開始後にモジュール起動」の場合は、後述する吸い寄せ効果の無効対象にならないので注意しましょう。

ワープ先のワープ妨害フィールドへの吸い寄せ効果の無効化
ワープ妨害フィールドの仕様上、ワープ妨害(またはフィールドへの引き寄せ)効果の判定が行われるのはワープドライブ起動時です。すなわちこのモジュールはワープドライブ起動時に起動している必要があり、モジュールを起動した状態でワープすると「そのワープはワープ妨害フィールドに吸い寄せられないワープ」になります。
ワープドライブ起動時に起動さえしていれば、その後ワープ中などにモジュールの起動が終わっても効果は発揮されます。
周囲に展開された時とは異なり、ワープ後にモジュールを起動した場合は吸い寄せを無効化しないので注意しましょう。

逆に言えば、ワープ中またはワープ開始後にワープ妨害フィールドを視認した後で起動しても効果は発揮されません。長距離のワープなどの場合はあらかじめワープ妨害フィールドの影響を受けるかどうか(ワープ先にあるかどうか等)を判断しましょう。

モジュールを装備可能な艦船

インターディクション無効化(Interdiction Nullifier)は、以下の艦船に装備可能です。

要撃型フリゲート(Interceptor)
特化型輸送艦(Transport Ship)
輸送艦(Hauler)
隠密行動型フリゲート(Covert Ops、Stealth Bomber)
戦略的巡洋艦(Strategic Cruiser)
Victorieux Luxury Yacht(ヴィクトリュース級高級ヨット)

これらのうち、要撃型フリゲート(Interceptor)戦略的巡洋艦(Strategic Cruiser)(該当の推進力サブシステム装備時)、Victorieux Luxury Yacht(ヴィクトリュース級高級ヨット)は、今までインターディクション無効化のボーナスを持っていた艦種です。これらの艦船(およびモジュール)からはボーナスが削除され、代わりに以下のボーナスが付与されています。

・インターディクション無効化(Interdiction Nullifiers)モジュール装備時のターゲット範囲とシグネチャ分解能のペナルティが80%軽減
・インターディクション無効化(Interdiction Nullifiers)モジュールの起動時間が100%増加

全てのシャトル(Shuttle)は(モジュールを装備できませんが)艦船ボーナスとしてのインターディクション無効化を持っています。

スキル要件

インターディクション無効化を使用するためには以下のスキルが必要です。

航行技術(Navigation) Lv
  └ ワープドライブオペレーション(Warp Drive Operation) Lv

アルファアカウントが取得可能なワープドライブオペレーションのスキルレベル上限はLv3なので、このモジュールはアルファでは使用できません。Tech 1のモジュールでLv4、Tech 2はLv5を必要とします。

インターディクション無効化の性能諸元


名称起動
(待機)
時間
リアクション遅延ターゲット
範囲
シグネチャ
分解能
ドローン
帯域幅
起動
コスト
必要
PG
必要
CPU
Interdiction Nullifier I10 秒150 秒(2分30秒)-50 %-50 %-50 %50 GJ1 MW38 tf
Compact Interdiction Nullifier12 秒150 秒(2分30秒)-50 %-50 %-50 %35 GJ1 MW32 tf
Restrained Interdiction Nullifier12 秒150 秒(2分30秒)-50 %-50 %-50 %50 GJ1 MW38 tf
Interdiction Nullifier II15 秒150 秒(2分30秒)-50 %-50 %-50 %50 GJ1 MW46 tf



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