B-OSP EVEONLINE WIKI - アウトポスト建造

はじめに・・・

2016年12月13日のYC118.10 Release 1.0で、新しいアウトポストは建造できなくなりました。関連するブループリント類も全て除去されています。

また、2018年6月5日のInto The Abyss 1.3アップデートで全てのアウトポストがFaction Citadelに置き換えられました。アウトポスト自体が現在は存在していないわけです。

つまりこれは参考記事です。

プレイヤー所有のステーション

アウトポストはヌルセキュリティ領域限定で1星系につき1個まで建造が可能な宇宙ステーションです。ハイセクなどでおなじみのステーションと同様の機能(オフィスの設置、クローンベイ、装備操作、再処理施設、マーケット、保険窓口など)を持ちます。また、防衛も何もできないが、基本的に破壊されないという性質も持ちます。危険渦巻くヌルセクで資産を保持し、拠点とするには非常に有効な性質を持っています。
ただし、ステーションの管理権を失ったままドックアウトすると、管理者によってドックインが制限されて荷物を取りだせなくなることもあります。

アウトポストの製造

宇宙空間にアウトポストを設置するためには、建造するための土台となる建設プラットフォーム(Construction Platforms)を製造する必要があります。これはその形状から、Station Eggとも呼ばれます。



これはストラクチャ建造部品を材料として製造します。そのためにまずは必要数のストラクチャ建造部品を確保しなければなりません。なお、材料には大量のミネラルや惑星加工品を使用するためアウトポスト建設プラットフォームは高価なものとなります。

製造にはアウトポスト建造(Outpost Construction)スキルが必要になります。

アウトポスト建造

係留(Anchoring)

まずはアウトポスト建設プラットフォームを宇宙空間に係留しましょう。なお、この建設プラットフォームは体積が750,000 m3もあるので超大型輸送艦、しかもある程度カーゴホールドを強化したものでないと輸送できません。

建造プラットフォームを係留するには、以下の制約があります。

領有権を確保しているアライアンスに所属していること
星系内に他のアウトポストが存在しないこと
惑星(Planet)軌道上であること(惑星に対して0kmでワープした場所からおよそ100km半径内)
税関などの建造物から100km以上離れていること

コーポレーション権限のうち機材設置(Config Equipment)を与えられている必要があります。
また係留のためにはアウトポスト建造(Outpost Construction)スキルが必要になります。


該当の宇宙空間まで建設プラットフォームを運んだらコーポレーション名義で射出してください。するとPOSなどでおなじみの空間プリンターシステム(仮)が出現するので、右クリックメニューから係留を選択して実行しましょう。






係留時間は3,600 秒(1時間)になります。また係留中の建設プラットフォームは破壊可能です。HPは10,000,000 HPもあるものの、耐性は無いので攻撃を受けたらあっという間に破壊されてしまいます。係留中・建設中は防衛を検討してください。

余談ですが係留が完了した建設プラットフォームは、係留解除が可能です。1時間かけてもやっぱりやめたい場合はここで引き返しましょう。

建設(Construction)

建設プラットフォームの係留が完了したら、いよいよ建設に移りましょう。各アウトポストはそれぞれ必要資材が存在するので、各プラットフォームの必要資材タブから確認してください。



必要資材の体積は主にミネラルであるということもあり、特にトリタニウムの輸送に超大型輸送艦が必要になります。体積はおよそ4,000,000 m3もみておけばよいでしょう。
運んだ資材は、建設プラットフォームの資源コンテナを開き、内部にすべてぶち込んでください。






全ての準備が整ったら、建設を実行しましょう。建設が開始されます。
ただし、外見上は何も表示が出ないようです。建設プラットフォームは、毎日のダウンタイム時にアウトポストとして建築されます。つまり危険を避けるためのセオリーとして、アウトポストの建設はダウンタイムの1時間ちょっと前から始めるのが通常です。









アウトポストの設定

アウトポストの管理は、ステーションメニューのオフィスのタブから行います。管理にはコーポレーション権限のステーション管理者(Station Manager)が必要です。



ステーションの詳細



ここではステーションの基本設定が行えます。名称、説明は任意のものを入力可能です。
セキュリティの部分では、入港やオフィスレンタル、再処理などにかかる基本的な金額を設定できます。この金額は後述の設定に関係しており、基本的にどんな相手にもかかります。ただし入港料は、同アライアンスメンバーにはかからないようです。
(再処理生成はコーポレーションハンガーを選択できますが、意味はよくわかりません)

インダストリーの設定は、同コーポレーションメンバーに対して、そしてアライアンスメンバーに対してかける税率を設定できます。スタンディングによる利用者制限にチェックすれば、さらにスタンディングごとの他組織(または個人)に向けてかける税金をパーセンテージで設定できます。

領有権の移譲は、同じアライアンスに所属する別のコーポレーションにステーションの所有権を移譲します。

サービスアクセスコントロール



ここでは各種ステーションサービスへのアクセス権を、スタンディングを元にして設定できます。アライアンススタンディングを使用にチェックを入れれば、コーポレーションのものではなくアライアンスのスタンディングが使用されます。

コスト修正乗数



ここではステーションの詳細で設定した基本税率・コストをスタンディングを基にして軽減、または増加させる設定を行います。書いてあるとおり、ここで設定した数値がさらにプラス、マイナスのスタンディングで乗算されます。つまりプラス10.0なら10倍です。。プラスのスタンディング(優良・良好)に対しては軽減、逆にマイナスのスタンディング(険悪・不良)に対しては増加の方向で計算されます。中立スタンディングに対しては何も行われず、設定した通りの価格がかかります。これらをうまく組み合わせて、優良な相手には使用料がかからないようにする、などの設定を作ることができます。逆に険悪な相手には、目の玉が飛び出るような金額を課すことができるわけです。

クローン契約



アウトポストにクローンを置いているキャラクターがコーポレーション単位で表示されるようです。ここからクローンの破棄などが行えるとか。

オフィス



アウトポストにオフィスを置いているコーポレーションの状況を監督できます。オフィスの行から誰でも入手可能のチェックを外しておくと、そのオフィスは借りることができません(オフィスの空きが1少なくなります)。
気に入らないコーポレーションのオフィスは撤去することができるとか。

改良



アウトポストはそれぞれの国家ごとに特色を持ち、さらにはその機能をアップグレードできます。
ここではアウトポストの改良状況が確認できます。アップデートの段階と、それぞれインストールしたアップグレードの種類を確認できます。


アウトポストの改良(Upgrade)

アウトポストの改良は、アップグレード用の専用プラットフォームを用いて行います。

手順はアウトポストそのものを建設した場合と同様です。建設が完了したステーションの周囲50km以内かつ5,000m以上離れた地点に、強化設備プラットフォームや専用プラットフォームを係留し、同様に資源を注入して建設します。

ダウンタイム時に建設が完了するとか、あるいは係留時間であるとか、そのあたりのルールもすべて一緒であるようです。
同様に破壊も可能ですので、建設時には十分な計画を練ってから実施しましょう。

アウトポスト強化設備プラットフォーム(Outpost Upgrade Platforms)




アウトポストの改良はまず、このアウトポスト強化設備プラットフォーム(Outpost Upgrade Platforms)を係留して改良レベル(ランク?)を上昇させるところから始まります。建設当初のアウトポストはレベル0なので、改良用の専用プラットフォームをインストールすることができません。なお、建設にはアウトポスト建造(Outpost Construction)のスキルが必要です。
名称建設に必要なランク増加するスロット必要なスキルレベル
ファウンデーション強化プラットフォーム
(Foundation Upgrade Platform)
ランク 0ティアー1改良 +1Lv 1
ペデスタル強化プラットフォーム
(Pedestal Upgrade Platform)
ランク 1ティアー1改良 +1
ティアー2改良 +1
Lv 3
モニュメント強化プラットフォーム
(Monument Upgrade Platform)
ランク 2ティアー1改良 +1
ティアー2改良 +1
ティアー3改良 +1
Lv 5

それぞれのプラットフォームを建設するためにはアウトポストのレベルを1つ1つ上げていく必要があります。つまり建設は、ファウンデーション→ペデスタル→モニュメントの順番で1つずつ行う必要があるわけです。それぞれのアップグレードによって改良用のスロットが解放されていきます。すべての改良を終え、アウトポストのランクがランク3になると、ティアー1改良を3個、ティアー2改良を2個、ティアー3改良を1個インストールすることができます。

専用プラットフォーム(Improvement Platforms)




専用プラットフォームは、国家ごとのアウトポストにそれぞれ存在する専用のものです。工場(Factory)研究所(Laboratory)オフィス(Office)プラント(Plant)精錬所(Refinery)の5種類について、それぞれティアー1〜ティアー3まで存在します。国家ごとに特色あるアップグレードを選び、特徴をより強化することが常道です。
なおプラントは、カルダリのみ研究施設(Research Facility)に置き換えられています。


それぞれの名称は、ランクごとに以下のようになっています。
ランク名称
ティアー1(Tier 1)アウトポスト基本型XXXプラットフォーム(Outpost Basic XXX Platform)
ティアー2(Tier 2)アウトポストXXXプラットフォーム(Outpost XXX Platform)
ティアー3(Tier 3)アウトポスト改良型XXXプラットフォーム(Outpost Advanced XXX Platform)

XXXの部分にはそれぞれの種類の名称が入ります。
なお、それぞれの改良は前のランクの改良(ティアー2ならティアー1)が入っていないとインストールできないようです。

アマー専用プラットフォーム(Amarr Improvement Platforms)


アマーは製造に関する改良に秀でています。工場(Factory)とプラント(Plant)の材料効率UPはそれぞれ累積するので、すべてを材料効率につぎ込めば最大で5%の効率UPが望めます。また、大量生産にも向いています。

種類ランク効果
工場
(Factory)
ティアー1(Tier 1)製造ジョブの材料効率 1%増加
Tier 1艦船の製造時間を40%削減
ティアー2(Tier 2)製造ジョブの材料効率 1%増加(累積で2%の増加になる)
Tier 1艦船の製造時間を40%→50%削減(置き換えられる)
ティアー3(Tier 3)製造ジョブの材料効率 1%増加(累積で3%の増加になる)
Tier 1艦船の製造時間を50%→60%削減(置き換えられる)
研究所
(Laboratory)
ティアー1(Tier 1)資源効率、時間効率、コピージョブのコスト 10%削減
時間効率研究時間 20%短縮
ティアー2(Tier 2)資源効率、時間効率、コピージョブのコスト 10%削減(累積で20%の削減になる)
時間効率研究時間 20%→40%短縮(置き換えられる)
ティアー3(Tier 3)資源効率、時間効率、コピージョブのコスト 10%削減(累積で30%の削減になる)
時間効率研究時間 40%→60%短縮(置き換えられる)
オフィス
(Office)
ティアー1(Tier 1)オフィススロット10増設
ティアー2(Tier 2)オフィススロット15増設(累積で25の増設になる)
ティアー3(Tier 3)オフィススロット20増設(累積で45の増設になる)
プラント
(Plant)
ティアー1(Tier 1)製造ジョブの材料効率 1%増加
Tier 2艦船の製造時間を40%削減
ティアー2(Tier 2)製造ジョブの材料効率 1%増加(累積で2%の増加になる)
Tier 2艦船の製造時間を40%→50%削減(置き換えられる)
ティアー3(Tier 3)製造ジョブの材料効率 1%増加(累積で3%の増加になる)
Tier 2艦船の製造時間を50%→60%削減(置き換えられる)
精錬所
(Refinery)
ティアー1(Tier 1)鉱石とアイスの再処理効率 52%増加
ティアー2(Tier 2)鉱石とアイスの再処理効率 52%→54%増加(置き換えられる)
ティアー3(Tier 3)鉱石とアイスの再処理効率 54%→57%増加(置き換えられる)

カルダリ専用プラットフォーム(Caldari Improvement Platforms)



カルダリは研究関連の設備に秀でています。特に発明にも効果があり、T2部品の製造と合わせて効果的なTier 2艦船やモジュールなどの製造に用いることができます。

種類ランク効果
工場
(Factory)
ティアー1(Tier 1)製造ジョブの材料効率 1%増加
Tier 2部品の製造時間を20%削減
ティアー2(Tier 2)製造ジョブの材料効率 1%増加(累積で2%の増加になる)
Tier 2部品の製造時間を20%→40%削減(置き換えられる)
ティアー3(Tier 3)製造ジョブの材料効率 1%増加(累積で3%の増加になる)
Tier 2部品の製造時間を40%→60%削減(置き換えられる)
研究所
(Laboratory)
ティアー1(Tier 1)資源効率、時間効率、コピー、発明ジョブのコスト 10%削減
ティアー2(Tier 2)資源効率、時間効率、コピー、発明ジョブのコスト 10%削減(累積で20%の削減)
生産効率、時間効率、コピー研究時間 40%短縮
ティアー3(Tier 3)資源効率、時間効率、コピー、発明ジョブのコスト 10%削減(累積で30%の削減)
生産効率、時間効率、コピー研究時間 40%→50%短縮(置き換えられる)
オフィス
(Office)
ティアー1(Tier 1)オフィススロット10増設
ティアー2(Tier 2)オフィススロット15増設(累積で25の増設になる)
ティアー3(Tier 3)オフィススロット20増設(累積で45の増設になる)
研究施設
(Research Facility)
ティアー1(Tier 1)資源効率、時間効率、コピー、発明ジョブのコスト 10%削減
発明研究時間 20%短縮
ティアー2(Tier 2)資源効率、時間効率、コピー、発明ジョブのコスト 10%削減(累積で20%の削減)
発明研究時間 20%→40%短縮(置き換えられる)
ティアー3(Tier 3)資源効率、時間効率、コピー、発明ジョブのコスト 10%削減(累積で30%の削減)
発明研究時間 40%→60%短縮(置き換えられる)
精錬所
(Refinery)
ティアー1(Tier 1)鉱石とアイスの再処理効率 52%増加
ティアー2(Tier 2)鉱石とアイスの再処理効率 52%→54%増加(置き換えられる)
ティアー3(Tier 3)鉱石とアイスの再処理効率 54%→57%増加(置き換えられる)

ガレンテ専用プラットフォーム(Gallente Improvement Platforms)



ガレンテはオフィス数増設に秀でており、大量のコーポレーションを抱えるアライアンスの集合地点としての役割を果たします。

種類ランク効果
工場
(Factory)
ティアー1(Tier 1)キャピタル建造資材部品の製造時間を20%削減
ティアー2(Tier 2)キャピタル建造資材部品の製造時間を20%→40%削減(置き換えられる)
ティアー3(Tier 3)キャピタル建造資材部品の製造時間を40%→60%削減(置き換えられる)
研究所
(Laboratory)
ティアー1(Tier 1)資源効率、時間効率、コピージョブのコスト 10%削減
コピー研究時間 20%短縮
ティアー2(Tier 2)資源効率、時間効率、コピージョブのコスト 10%削減(累積で20%の削減になる)
コピー研究時間 20%→40%短縮(置き換えられる)
ティアー3(Tier 3)資源効率、時間効率、コピージョブのコスト 10%削減(累積で30%の削減になる)
コピー研究時間 40%→60%短縮(置き換えられる)
オフィス
(Office)
ティアー1(Tier 1)オフィススロット20増設
ティアー2(Tier 2)オフィススロット24増設(累積で44の増設になる)
ティアー3(Tier 3)オフィススロット36増設(累積で80の増設になる)
プラント
(Plant)
ティアー1(Tier 1)製造ジョブの材料効率 1%増加
ティアー2(Tier 2)製造ジョブの材料効率 1%増加(累積で2%の増加になる)
ティアー3(Tier 3)製造ジョブの材料効率 1%増加(累積で3%の増加になる)
精錬所
(Refinery)
ティアー1(Tier 1)鉱石とアイスの再処理効率 52%増加
ティアー2(Tier 2)鉱石とアイスの再処理効率 52%→54%増加(置き換えられる)
ティアー3(Tier 3)鉱石とアイスの再処理効率 54%→57%増加(置き換えられる)

ミンマター専用プラットフォーム(Minmatar Improvement Platforms)



ミンマターは精錬に秀でています。微々たる増加と思われるかもしれませんが、採掘基地として設置するにはこれ以上のものはありません。


種類ランク効果
工場
(Factory)
ティアー1(Tier 1)モジュールの製造時間を20%削減
ティアー2(Tier 2)モジュールの製造時間を20%→40%削減(置き換えられる)
ティアー3(Tier 3)モジュールの製造時間を40%→60%削減(置き換えられる)
研究所
(Laboratory)
ティアー1(Tier 1)資源効率、時間効率、コピージョブのコスト 10%削減
資源効率研究時間 20%短縮
ティアー2(Tier 2)資源効率、時間効率、コピージョブのコスト 10%削減(累積で20%の削減になる)
資源効率研究時間 20%→40%短縮(置き換えられる)
ティアー3(Tier 3)資源効率、時間効率、コピージョブのコスト 10%削減(累積で30%の削減になる)
資源効率研究時間 40%→60%短縮(置き換えられる)
オフィス
(Office)
ティアー1(Tier 1)オフィススロット7増設
ティアー2(Tier 2)オフィススロット10増設(累積で17の増設になる)
ティアー3(Tier 3)オフィススロット15増設(累積で32の増設になる)
プラント
(Plant)
ティアー1(Tier 1)製造ジョブの材料効率 1%増加
ティアー2(Tier 2)製造ジョブの材料効率 1%増加(累積で2%の増加になる)
ティアー3(Tier 3)製造ジョブの材料効率 1%増加(累積で3%の増加になる)
精錬所
(Refinery)
ティアー1(Tier 1)鉱石とアイスの再処理効率 54%増加
ティアー2(Tier 2)鉱石とアイスの再処理効率 54%→57%増加(置き換えられる)
ティアー3(Tier 3)鉱石とアイスの再処理効率 57%→60%増加(置き換えられる)



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