ベースとは、複数のオフィスの中でひとつを選んで設定できるものです。何のために役に立つかというと、ハンガーのアクセス権を個別に設定するために使います。
複数のオフィスがある場合、ハンガーの権限は3種類が設定可能です。ひとつは
本社に設定されているオフィス。これは権限上「
本部」として扱われます。もうひとつが、今回のベースに設定されたオフィスです。権限上「
ベース」として扱われます。それ以外のオフィスは、すべて「
その他」として扱われます。
注意しなくてはいけないのは「本社かつベース」「その他かつベース」のような扱いは
されないということです。本社の全ハンガーのアクセス権を持っている人(かつその他とベースは権限を持っていない人)のベースを本社であるオフィスに設定した場合、その人はベースへのアクセス権は持っていないので、全ハンガーのアクセス権を失ってしまいます。
他の例として、POSのコーポレーションハンガーなどに個別に権限をつけたくても、POSにはオフィスを設置できないのでその他としてしか扱われません。
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役職とタイトルのケーススタディ
ベースの設定は、
CEOや
ディレクター(Director)のみが行うことができます。
権限やタイトルをつけるときと同様に
メンバーを編集というメニューを開きます。
このメニュー内で
全般タブを開くと、ベースを設定するためのプルダウンがあります。ここには全てのオフィスを選択可能です。
アクセス権上、混乱が生じやすい機能なので選択には注意しましょう。
こちらも編集後は必ず「適用」ボタンを押して変更を反映してください。「OK」だと反映されません。