ロケット推進により飛翔し、目標を追尾する兵器です。
主にカルダリ連邦の戦闘艦がこの武器のボーナスを持ちますが、他国の艦船にも同様の能力を持つものがあります。
一部のミンマター艦、アマー帝国のT2艦が代表的な例です。
ミサイルは4種類の属性ごとに用意されており、単独の属性での攻撃が可能です。
属性は以下のようにミサイルの接頭語で判別できます。
Kin・・・スコージ
The・・・インフェルノ
EM ・・・ミョルニール
Exp・・・ノヴァ
本家カルダリ連邦の艦船は、どういったわけかKin属性偏重のボーナスになっている場合があります。
艦船のデータをよく見た上で、使用するミサイルの属性を選んでください。
攻撃力の全てを敵の弱点属性に集中させられるため、PvEでの火力はトップクラス。
ロックオンした標的に必ず命中することもあって、ミッションランナーには人気の高い武器です。
海軍仕様のレイブン、T2BSのゴーレム等のミサイル艦が、ミッションランナー御用達の船として有名です。
ただし命中までに時間がかかり、最後の一撃を発射したあとに次のミサイルを発射してしまい弾を無駄にするといった問題もあります。
どの種類の敵に何発の攻撃が必要かしっかり把握しましょう。
ミサイルは各種タレットとは大きく異なる点があります。
一つ目は、最適射程、精度低下範囲は設定されておらず、射程は飛行速度と航続距離から求められます。
また、攻撃は必中であるため距離によりダメージが減衰しない利点を持ちますが、「爆発半径」「爆発速度」というパラメータが設定されています。
また艦船のシグネチャ半径にも計算が入り、シグネチャ半径が小さいほど与えるダメージが小さくなってしまう特性も持ちます。
同様に相手の速度でもダメージの減衰が入る仕様であるため、この2点に注意して艦船をFittingする必要があります。
爆発半径が大きいほど小型の相手にはダメージが通りにくく、爆発速度が早いほど高速の相手にもダメージが通りやすくなり
相手の速度が速いほどダメージが通りにくく相手のシグネチャ半径が大きいほどダメージが通りやすくなります。
例を解り易く挙げるとFG等の小型艦にはLサイズのクルーズミサイルはダメージを与えにくく、Sサイズのライトミサイルはダメージを与えやすくなるのです。
BS等の大型艦でLサイズのミサイルを使用する場合はこの難点を忘れないようにしてください。
二つ目が弾薬の装填数です。
ミサイルには体積が設定されており、ランチャーには容量が設定されています。
装填数はランチャーの容量÷ミサイルの体積で求められるのです。
海軍仕様や海賊仕様のミサイルは体積が小さく、装填数は大きくなります。
三つ目の相違点が、弾薬が共有できないことです。
タレットではサイズさえ合えば遠距離用と近距離用の両方のタイプに同種の弾薬が適用されますが、ミサイルは同じサイズでもそれぞれ専用の弾薬しか使用できません。
間違ったミサイルを積み込んでミッションに行ったりしないよう注意してください。
補助的なモジュールにターゲットペインター(通称タゲペン)というものがあります。
これは照射した相手のシグネチャ半径を上げる効果がありますが、ミサイルのダメージ計算にシグネチャ半径が適用されるためこのシグネチャ半径を上げる武装はPvP/PvEを問わず重宝します。
T2BSゴーレムの襲撃型戦艦スキルによるシップボーナスで強化されるため使い勝手が更に跳ね上がります。
同様にステイシスウェビファイヤー(通称WEB)と呼ばれるモジュールがあり、これは照射した相手の速度を落すもので相手の速度でもダメージを減衰される仕様のためタゲペン同様PvP/PvE問わず重宝されます。
主にPvE向けのミサイルです
小型艦用から超大型艦用まで、サイズによりライトミサイル、ヘビーミサイル、クルーズミサイル、シタデルクルーズと名称が異なります。
最大航行時間と最高速度に優れるため、長い射程距離を持ちます。
アウトレンジからの攻撃に適するため、ミッションでこのミサイルを使用するランナーが多いようです。
また、短距離系にはない特殊な弾薬が用意されています。
「自動捕捉型」と「ディフェンダー」です。
自動捕捉型はロックオンを必要としない自律攻撃型ミサイルです。
射程内の目標に対して自動的に発射されますが、目標を選択することは出来ません。
ECMやSDでロックオンが困難な場合の緊急用として考えてください。
ディフェンダーは敵のミサイルを迎撃します。
しかし、以下のように手順と条件が少々煩雑です。
1.ミサイルを迎撃する相手をロックオン
2・ロックオンした目標がミサイルを発射した際、ミサイルが航行中にディフェンダーを発射
効果は決して高くはなく、実用する者は少ないようです。
また、ディフェンダーはライトミサイルランチャー、ヘビーミサイルランチャー専用です。
主にPvP向けのミサイルです、しかしトルピードは後述の特性によりあまり使われませんが固定目標には絶大な威力を誇ります
小型艦用から超大型艦用まで、サイズによりロケット、ヘビーアサルトミサイル、トルピード、シタデルトルピードと名称が異なります。
射程は比較にならないほど短いのですが、運動性能と爆発速度に優れ、小型で素早いFGなどにも効果的な打撃力となるでしょう。
単純な火力では長距離ミサイルに劣りますが、連射速度で大きく上回るため高い火力を発揮します。
ただし、大型のトルピードは、ダメージではリードするものの爆発半径が大きく、爆発速度もクルーズミサイルと大差ない数値である為PvP/PvE双方において余り使われることはありません。
ヘビーアサルトミサイル以下のサイズと混同しないよう注意してください。
T2弾薬は射程を延ばした長距離型と、ダメージ優先の対艦型です。
長距離型はダメージを犠牲にして射程距離を優先したタイプ、対艦型はその正反対です。