エロパロ板FF総合まとめ - 聖ガリ×ポロム(はじめてのえっち・ガリ視点編)
俺に恋人と呼べるものが初めてできてからしばらくがたった。
何故もっと早くにローザのことを吹っ切らなかったんだというほど、今の俺は充実している。
ローザを諦める為に、好きでもない女と気まぐれに何度か付き合ったことが、汚点に感じられるくらいだ。
エッジにはロリコンなどど冷やかされるが、
所詮は十数年経ってもリディアをモノにできていない奴の戯言。
世界は再び危機に瀕しており、セシルは依然意識不明のまま。
こんな時に不謹慎だと言われればそれまでの話だが、
それを言えばゼロムスとの戦いの時のセシルとローザなど、
俺がしょうきに戻るたびに見せつけるように目の前で抱き合…いや、それももう過去のこと。
二人も若かったのだ。
俺とて一日中色恋にかまけている訳ではもちろんなく、
世界の為にやるべきことはきちんとやっている。
現に、二人きりで会う時間など、夜、ほんの少しの時間に過ぎない。

・・・今日までは。

恋人…ポロムは16歳年下で、清純や可憐といった言葉が本当に良く似合う。
男と付き合うのも俺が初めてで、初々しいことこの上ない。
唇にそっと触れただけの初めてのキスの時でさえ、次の日は俺の顔をまともに見れないくらいだった。
そこがまた可愛いのだが、俺も男。
惚れた女を抱きたいと思うのは、当然の欲望だろう。
清純なポロム相手に焦ってはならんと、
おあずけを食らった犬のようにずっと我慢していたが、誰しも我慢の限界というものがある。
昔の俺は、この我慢の限界を超えてしまったがゆえに、何度かしょうきを失ってしまった。
だから、今回は我慢はしすぎない。
昼間、廊下で二人きりですれ違った時に「今夜は俺の部屋に来てくれ」と言うと、
ポロムは顔を真っ赤にしながらも、こくりとうなずいてくれた。
いくらうぶな彼女でも、この言葉の意味がわからないほど鈍感ではあるまい。
さて、そろそろ来てもいい時間だな。
・・・はっ!
思わずベッドの上で正座をしてしまっていた。
思春期の小僧じゃあるまいし、もっと冷静になれ、俺。
しかし、商売女は何人も抱いたことがあるが、
素人の、しかも初めての女性を抱くなど俺も初めてなのだ。
夕方、イメージトレーニングをしながら歩いていたら、
セオドアに「なにかいいことありました?」と聞かれてしまった。
まだ子どものあいつには俺たちのことは内緒にしているから、気をつけなければ。
コンコン…と控えめなノックの音。
・・・来た。
小躍りしたい気持ちを抑えながら扉を開けると、少し頬を上気させたポロムがそこにいた。
「カインさん…お待たせしました」
「…どうぞ」
服はいつも着ている妙に萌えるシースルーの服だが、さっきまで風呂に入っていたのだろう。
いつもはポニーテールにしている髪を下ろし、乾ききらなかった髪が微妙に濡れている。
う…妙に色っぽい、微エロというヤツか。
今すぐ抱きかかえてベッドに押し倒したいくらいだが、そこはぐっとこらえて彼女を部屋にいざなう。
おずおずとポロムが部屋に入ると、俺は扉を閉め、鍵をかけた。
ポロムがはっとした表情で俺を見たが、そこはわざと気づかないふりをしておく。
「おいで」
「…はい」
ポロムをベッドに座らせて、俺も隣に座る。
肩を抱こうとして、ポロムがガチガチに緊張していることに気づいた。
ついこの前、ファーストキスをしたばかりの女の子なのだ、無理もない。
この状態の彼女をどうこうするというのは、いくら恋人といえどもさすがに犯罪すぎる。
羊を目の前にした狼のような心境だったが、
そこはぐっとこらえて、とりあえずはいつものように他愛ない世間話をすることにした。
伊達に何年もフラフラと旅をしていた訳ではなく、世界中の珍しい話には事欠かない俺なのだ。



――カインとポロムのお話タイム(しばらくお待ちください)――



「それ、本当なんですか?だとしたら、可笑しい」
ポロムがくすくす笑いながら、俺を見た。
うむ、いい具合に緊張がほぐれてきている。
いくら何でも、そろそろいいだろう。
これ以上我慢したら、突然糸が切れて狼になってしまうかもしれん。
そっと肩を抱くと、一瞬、ポロムは身を硬くしたが、すぐに微笑んで俺をもう一度見る。
「カインさん…私が緊張してたから、いつもみたいにお話してくださったんでしょう?
私、もう…大丈夫ですから…」
そう言って瞳を閉じ、心持ち顎を上げるポロム。
あのポロムが、キスをおねだりしている?!
・・・可愛い…可愛すぎる!!
もう、しょうきを失ってそのまま押し倒してしまいたい気分だ。
いかん、いかん!!
何のためにここまで時間をかけてきたのだ。
ポロムは初めての性体験なのだ。
あくまで俺は、大人の男性として振舞わなければならん。
・・・平常心、平常心。
優しく抱き寄せて、口づける。
相変わらず、柔らかくて甘美だ。
いつものようについばむように口づけていたが、今夜はここでやめるわけにはいかない。
ポロムの髪に手を差し入れ、唇をわって舌を滑り込ませる。
驚いて一瞬身を引こうとしたポロムだが、髪に差し入れた手で俺は逃がさない。
しばらくは俺に好きにされていたポロムだったが、おずおずと俺の背中に腕を回し、
少しずつだが自分から舌を絡ませてきた。
・・・意外と飲み込みが早いな。
どれくらい口づけていたのか分からなくなった頃、俺たちはどちらともなく唇を離した。
ポロムは目のふちを赤くして、ぼぅっとした表情で俺を見る。
・・・これは、もう、誘われているとしか思えん…!
立ち上る色香に誘われるように、俺はポロムの身体をそっとベッドに横たえた。
額、まぶた、頬…と、唇を落としていき、もう一度口づける。
唇を離してポロムを見ると、いつもの彼女からは想像もつかないほどの濡れた瞳で俺を見つめ返す。
「あの…私…初めてですから…その…」
これ以上は言えないと言う風に、視線をそらす。
そんな仕草も、たまらなく可愛い。
「大丈夫だ、優しくする」
自信があったわけではないが、俺は、ポロムを安心させるためにそう言った。
こくんとうなずき、瞳を閉じるポロム。

お許しが出た!!!

俺はヘイストを3回くらいかけたくらいの素早さで服を脱ぎ、
逆にポロムの服は、スロウをかけた時のようにゆっくりと脱がせる。
ポロムは恥ずかしそうにしていたが、抵抗するわけでもなく、俺にされるがままになっている。
下着だけの姿になったポロムは、とんでもなく色っぽかった。
若さにあふれた伸びやかな肢体、しみひとつない白い肌。
胸を覆う下着を取ると、小さいながらも形の良い乳房がぷるんと現れる。
「あっ!」
・・・こら、隠そうとするんじゃない。
思わず隠そうとしたポロムの手を横に置き、鎖骨に唇をはわせながら片方の乳房に手を伸ばす。
俺の手にすっぽり収まってしまう乳房は柔らかく、それでいて弾力があり、
指で乳首をなぞると、ふるっと反応してつんと上を向く。
「ふぁ…」
思わず、ポロムの口から声が漏れた。
・・・なかなか色っぽい声を出す…たまらん。
もっとその声が聞きたくて、鎖骨にはわせていた唇でもう一方の乳首を口づけ、舌で転がす。
「あ…あぁん」
・・・いい声だ。
俺はしばらくポロムの胸を楽しんでいたが、
ふと、彼女がたまらないという風に太ももをすり合わせたのに気づいた。
嬉しくなって、空いていたもう片方の手をそろそろとポロムの下腹部にそわせていく。
下着を脱がせて茂みに指をはわせると、ポロムはびくりとして思わず腰を引こうとした。
・・・逃がすものか。
俺は胸を楽しんでいた手でポロムの腰を捕らえる。
そして、茂みにはわせていた指を中に差し入れると、とろりとした液体が指に絡みついた。
「意外と…感じやすいんだな」
「いや…そんなこと、言わないで下さい…」
羞恥のあまり、思わずポロムは顔を手で隠した。
そんな姿も男を欲情させるだけだと、分かっているのだろうか。
充血した肉芽を液体を絡ませた指でなでると、電撃が走ったかのように身体をしならせる。
「あ…はぁっ…ぃやっ!」
俺の指から与えられる快感に、声を出すまいと堪えていたポロムの口から嬌声がこぼれる。
その姿があまりに魅惑的で、俺の心に少しだけ、嗜虐的な灯がともった。
耳元に口を近づけ、そっとささやいてみる。
「嫌なのか…?」
そう言って指の動きを止めると、ポロムは泣きそうな表情で俺を見た。
いけないと分かっていたが、嗜虐的な満足感が胸に広がる。
自分はMな人間だと思っていたが、実はS資質があるのか?
「嫌なら、やめてもいいんだぞ?」
ここでやめるつもりなど毛頭ないが、もう少しだけ困らせてやりたくなって追い討ちをかける。
ポロムは泣きそうな表情のまま、観念したように小さい声で呟いた。
「いや…じゃないです…」
「いい子だ」
実はちょっとだけ、嫌とか言われたらどうしようと思っていたのでほっとする。
これ以上いじめるのは可哀相だ。
額にキスをして、指の動きを再開させる。
中に、指を一本入れる。
男を知らないそこは、指一本でもキツい。
・・・俺のモノが入るんだろうか。
かなり不安になってきたが、ここで引くわけにもいくまい。
頃合いを見計らって指をなんとか二本に増やし、ときほぐしていく。
そうしてしばらく指で刺激していると、俺にしがみつくように細い腕を背中に回してきた。
・・・ん?イキそうなのか?
抱きついてくるところが、また可愛いではないか。
深い吐息とともにポロムは達した。
涙に濡れながら放心したような表情は、たまらなく煽情的だった。
そろそろ俺も限界だ。
まだ力の抜けたままのポロムの足を広げ、
戦闘態勢に入ったまま、かなりの時間待機させられた俺の槍を、彼女の花弁の入り口にあてがう。
「ポロム、いいか…?」
「痛く…しないで下さいね?」
・・・それは無理だというものだ、ポロム。
大なり小なり、誰しも初めての時は痛いと聞く。
まさか、挿入しながらケアルをかけるわけにもいくまい。
それはあまりに間抜けというものだ。
だが正直に口に出すわけにもいかず、優しい顔でうなずくと、ポロムは少し安心したように瞳を閉じた。
それを合図に、挿入を開始する。
ポロムの初めての男は俺なんだな…そう思うと体中が征服欲で満たされた。
しかし、すぐに薄い膜が俺の槍の進入をさまたげる。
痛いだろうが、こらえてくれ…祈るような気持ちで身体を沈めた。
「く…!」
下半身を貫く痺れるような快感と、腕に走る痛みが同時に来た。
相当痛むのかポロムは瞳をかたく閉じ、
俺の腕にそえられた指が信じられないくらいの力で爪を立てる。
腕は痛い…が、下半身はどうしようもないくらい気持ちがいい。
何人も女を抱いたが、処女…しかも惚れた女はやはり最高だ。
そのまま快楽に身を任せて腰を動かそうとしたが、声を殺してぽろぽろと涙をこぼすポロムの姿に、
少しだけ残っていた理性が俺をしょうきに戻す。
初めてのポロムでさえ、俺を気遣って声も出さずに痛みをこらえている。
・・・なのに、俺はなんだ。
自信はなかったが、優しくする…と言ったではないか。
「ポロム、大丈夫か…?」
ポロムは固く閉じていた瞳を少しだけ開き、俺を見てこくこくうなずく。
大丈夫なはずがないのに、なんて健気なんだ…そう思った瞬間、俺の槍がギブアップ宣言をしてきた。

ちょ…!早すぎ!!

今のこくこくうなずかれた振動のせいか?!
いくらポロムの内側が処女でキツいからとはいえ、なんて情けない槍なんだ。
確かに、セオドアと一緒に旅をするようになって以来、歓楽街はご無沙汰だったが…。
夜中に一人でチャレダンにもぐり、生と死の狭間で手に入れた伝説の発禁本(白魔導士モノ)で、
事前に一発抜いておくべきだったのか?!
しかし、後悔している暇はない。
ここで衝動に屈してしまうわけにはいかん。
・・・そうだ!素数を数えよう!!

2、3、5、7、11、13、17、19、23、29、31、37、41、43、47、53、59、61、67、71、73、79、83、89、97・・・

・・・よし、少し落ち着いたぞ。
当面の危機は脱した。
さすがは素数だ。
しかし、下手に動けばまたどうなるか分からん。
俺は作戦変更を余儀なくされ、痛みでガチガチになっているポロムの身体に、キスの雨を降らせる。
俺の唇から与えられる愛撫のおかげか、ポロムの身体のこわばりも徐々にほぐれ、
痛みでゆがんでいた表情も消えていく。
最初からこうしておけば良かったのだ。
人間、欲望に走ったらロクなことがない。
心に余裕がでてきて、槍にも余裕が出てきた。
ゆっくりとだが、動いてみる。
くっ…たまらなく気持ちいい…今度はまだ大丈夫だ。
蒼白だったポロムの顔も、またほんのりと赤く染まってきた。
吐息にも色づいたものが混じってきている。
「あっ…んん」
切なそうに眉を寄せ、色っぽい声をあげるポロム。
彼女を感じさせているのは他でもないこの俺なのだと、また、征服感が身体を満たす。
意識しているのかそうでないのか、細い腕を俺の首に絡ませてきた。
ポロムの内壁が槍を締め上げる。
お互いに限界が近づいてきていた。
「カイン…さん、私、おかしくなりそう…」
「…こんな時くらい、しょうきを失ってもいいんだ」
俺が動きを早めると、ポロムは白い喉をのけぞらせる。
「はっ…あああっ!カインさんっ!カインさん、んんうう!!」
切ない声で名を呼ばれながらきゅうと抱きつかれ、
俺は言葉どおり、しょうきを失ってポロムの一番深いところに精をはなった・・・









――次の日――


「…ったくよぉ。なんでエブラーナ王のオレが、こんなことしなきゃなんねぇんだ」
「しかたないですよ。昨日、みんなで会議して、2人組で当番制にするって決まったことなんですから」
「みんなって、アイテムの買出しの折衝とかで、カインの奴はいなかったじゃねぇか。
あいつがいれば、こんな理不尽なことにはならなかったんだ」
「いくらカインさんでも、母さんとリディアさんにあそこまで押し切られたら、反対できない気もしますが」
「そうは言うがよ、セオドア。お前もバロンの王子の自分が、
朝っぱらからなんで飛空挺のゴミ集めなんかって思わねぇか?」
「僕は…パーティーで一番年下ですし、周りは王族の方も多いですし」
「あ〜あ〜、そういうとこ、お前、セシルにそっくりだわ」
「そうなんですか?…あれ?このゴミ箱、奥に何か押し込んでありますよ」
「なんだ?」
「シーツみたいですね。うわっ!血!血がついてます!!誰かが怪我したんでしょうか?!」
「いや、これは違うと思うぞ…」
「でもっ!心配です!!ん?この長い金髪は…カインさん?
寝ている時に、怪我でもされたんでしょうか?僕、心配です!!
ちょっとカインさんを探してきますっ!!」
「あ!おい!セオドア!・・・ま、いいかw
あのロリコンがどういう反応するのか、見物、見物www」




――おわり――