フィギュアの作り方に関する情報をまとめるwikiです。原型制作からお披露目まで動画付きで初心者にも分かりやすく説明します。

原型の形ができあがったら、仕上げの表面処理に取り掛かっていきましょう。
フィギュア製作の中で最も地味で、根気の要る作業ですが、手を抜かず丁寧に仕上げることで完成度が大きく変わって来ます。
完成は目前です。がんばっていきましょう。

表面処理とは

表面処理はその名のとおり、フィギュアの表面を整える処理で、作っている途中でできた小さな穴や凹凸を消したり、逆に素材感を引き出すために表面を整える処理です。
ガレージキット即売会なんかにいくと、個人製作のフィギュアを見ることができますが、遠めで見たときにいい感じかも?なんて思ったフィギュアでも、近づいてみると表面がデコボコで、なんか微妙…?なんて思うことが良くあります。
遠めの見栄えも大事ですが、近くから見ても高いクオリティを感じられるようにするためには、細かいところまで丁寧に作りこむ最後の仕上げが必要です。

表面処理に使う道具・素材

凹の処理に使う素材

原型に使った素材
原型と異なる素材を使った場合、食いつきが悪くあとで剥がれてしまうなんてことがあります。
そこで、穴埋めではできるなら原型に使った素材と同じものを使うのが良いです。
表面処理用の素材
原型に使った素材では硬化が遅くて表面処理が効率的にできない。ちょっとした修正だから別に原型素材を使わなくてもいい。
といった場合には表面処理に適した素材を使いましょう。
例えば、光硬化パテやラッカーパテのようにペースト状のパテを使えば、小さい穴を簡単に埋めることができます。

凸の処理に使う道具

やすり
  • 紙やすり
シャープな部分を削るのに使う。
折って使えばかなり狭いところまで削れる。
紙なのでやわらかいので、狭いところに突っ込んで削ろうとすると先がへなって削りにくい。
そのようなときは棒やすりなどを使うと良い。
  • スポンジやすり

  • スティックやすり
  • スパチュラやすり
  • 棒やすり

ナイフ、ノミ

切削道具、なんだかんだで使えます。
シャープに削りたいときはナイフの背で削ったりすると良いです。

表面処理のやり方

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