フィギュアの作り方に関する情報をまとめるwikiです。原型制作からお披露目まで動画付きで初心者にも分かりやすく説明します。

キャラクター(マロミ)を作ってみよう!

いきなり人の形をしたフィギュアを作ると難しくて挫折してしまうかもしれません。
まずはデフォルメが強めのキャラクターを作ってみましょう。

今回はアニメ「妄想代理人」に出てくるキャラクター「マロミ」を作ったときの工程を解説します。

使用した素材

乾燥により固まる樹脂粘土という材料を使ってみました。一般的にフィギュアの原型に使われる素材ではないのですが、粘土自体に色付がついており塗装なしで完成させられるのでひとまず粘土を触る練習に良いと思います。
樹脂粘土の使い方!?
乾燥により固まる粘土です。ダイソーのような100円均一ショップでも購入することができます。

解説動画

製作工程を動画にしてみました。良かったらご覧ください。

作り方の解説

調色した粘土を用意する

購入した粘土そのままではキャラクターの色と違なるので、粘土を混ぜて調色した物を用意します。
粘土が足りなくなったときに、もう一度調色して粘土を用意しようとすると色が合わなくなるので、少し余るくらい多めに作っておくと良いでしょう。

顔を作る

大きさのバランスを見ながら粘土を丸めていきます。ひとまず大きな面を占める濃い色の部分を作って、そのあと薄い色の部分をかぶせていくと作りやすいでしょう。


樹脂粘土は水で伸びるので、水を付けた指でつなぎ目をならします。乾燥したら目を作ります。


ヒゲなど細いパーツは薄く伸ばした板状の粘土をデザインナイフで切り出してボンドでくっつけます。

デザインナイフの使い方!
切れ味がよく、扱いやすいペン型のナイフです。フィギュアを作るのであれば必ず必要になりますので、一つは持っておくと良いでしょう。

体を作る

体も顔と同様に面積の大きい濃い色の部分から作ります。体を曲げている部分にシワを作りましょう。このような細かい部分を指で作りこむのは難しいのでスパチュラという道具を使うと作りやすくなります。


体が固まったら手足を作って、ボンドでくっつけます。粘土が固まったら、水で柔らかくした樹脂粘土をつなぎ目に埋め込んで滑らかにしておきます。

スパチュラの使い方!?
指で形を作るのが難しいような細かい部分を作りこむのに使う道具です。高価なものを用意する必要はありません。最初は割り箸や爪楊枝を使うのも良いでしょう。

仕上げる

最後に土台を作って、ボンドでくっつけて完成です。ボンドだけで不安定な場合は、曲がりにくい真鍮の針金を体に通し、土台に固定すると良いでしょう。(今回、目と耳を最後に付けてしまいましたが、顔を作る段階で付けた方がよいと思います…)

パーツを固定するのに便利な真鍮の針金です。本格的にフィギュアを作る際にはパーツを固定するのによく使います。太さは1.5〜2mm程度のものが曲がりにくく、使いやすいサイズかと思います。

最後に

マロミの製作はいかかでしたでしょうか。
初めて作る方は意外と難しいと感じた方もいるのではないでしょうか。
最初はマロミようにデフォルメされた、自分の好きなキャラクターを完成させることで、粘土や道具に慣れていくのが良いと思います。

フィギュアが完成したら、作品をSNSにアップロードしてみてください。
どのような反応も必ずモチベーションアップにつながります!

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