flash memory ピッチ変換 + ピン配置変更アダプタ

概要

  • FLASHPAD は表面実装の flash memory を載せてdip32相当のスルーホールを設けたアダプタ基板です。
  • 既存に設計された ROM socket の種類に対して EPROM 向けと Famicom cartridge の MASKROM 向けの2種類の基板があります。
  • 目的の EPROM の容量やピン配置に応じて、基板上のジャンパでを設定します。

FLASHPAD-EPROM32

  • 32 pin EPROM socket (Vdd:5V, databus:8bit) に抜き差しする目的で使用します。
  • EPROM programmer を使用して書き込むときと、目的の基板上に載せるときでピン配置を変更するためにジャンパを切り替えます。
  • flash memory を使うので、 ROM eraser は不要で書き直しが手軽に出来ます。
  • 対応 EPROM は 27C010, 27C020, 27C040, 27C301 (27C1000 も同じ, 0x20000 byte でピン配置が 27C010 と異なる)の4種類です。
  • 多くの種類の EPROM と同じ配置ができますので、デバッグと部品管理が楽になります。

FLASHPAD-MASKROM32


  • Famicom cartridge の MASKROM (Vdd:5V, databus:8bit) の裏面に貼り付けて使用します。
  • flash memory の programming は cartridge connector から専用機器を接続して行います。
    • このため、元の MASKROM のピン配置に加えて、 flash memory としての配線をジャンパによって詳細設定ができるようにしています。
    • cartridge の maskrom や memory controller の仕様によって多くの組み合わせがあるため設定用の場所をたくさん詰め込みすぎました。よって、各設定場所が細かくなりすぎて使いにくくなってしまいました....

FLASHPAD-MASKROM32 は同様の目的で別のアダプタ基板を作られている方がいらっしゃいますのでそちらを利用したほうが使いやすいと思います。

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