諸事情で竹を燃やすことになりました。
皆さんが想像されているであろうあの竹で間違いありません。
そうして燃やしていると、竹はパチパチ、パンパンと音を立てて燃えていきます。
爆竹の名前の由来はここから来たんじゃないかな、と一人で納得してみたり。
そう考えると、名前というものは案外適当に決められている物も多そうですね。身近な存在で例えるならミンミンゼミとか。
物事も案外適当に決めても上手くいくんじゃないかな、とプラス思考になってみたり。
突然ですが私
人気者です。それも害虫と呼ばれる類の生物限定で。
毎日履くであろうその靴、その中は危険かもしれません。
いや、臭いとか雑菌どうこうの話ではなくてですね。
特に警戒することもなく靴を履こうと足を突っ込んだら蜂に足を刺されました。
人気者は辛いですね。この人気?がギルド繁栄に貢献してくれれば良いのですが。
まさしく虫の良い話ということで。
安堵の溜息は、部屋の中でこそつけるものです。
自分だけの部屋。しがらみや街の喧騒から開放される世界で唯一の素敵空間。
扉を閉めれば、来客が無い日は絶叫したり大暴れしたりしない限り、その安住の地は揺ぎ無いモノとなります。
では、扉を開けるとどうなるのでしょうか?
私の場合は、黒猫が居ました。これがうちの猫さんなら飛び掛ってなでなでする所ですが、その猫に見覚えはない。
ぴたりと静止して記憶を探ってみる。すると黒猫も置物のように静止する。そして、見つめ合う二人。
やはりこんな猫は知らない。うちの猫さんは世界一可愛い。この猫とでは、似ても似つかない。
つまり、野良猫なんですね。
気づいた後の私は、鬼神の如く黒猫に飛び掛りました。
すると黒猫は光の速さで逃げていきました。
人の家に勝手に上がりこんで、しかも二階である私の部屋の前を堂々と通る辺り、恐ろしく図太い神経の持ち主ですね。
いやー、人気者は辛いです。私には生物を引き寄せる何かがあるのでしょうか。
散々言いましたけど、それがギルド繁栄の方向で発揮して欲しいと溜息一つ。
先ほどの光景を思い出すと、とてもシュールな光景ですね。
9月と言えば秋の始まりでございます。
私はいつも24時頃に寝るんだけど、その日はとても暑くて、寝るに寝れずPCを弄っていた。
そうして時間は過ぎ、夜風が冷たくなってきた頃、同時に睡魔もやってきた。
PCを落とし、電気を消そうとしたときのこと。
コツ、と音がした。
最初は空耳かと思ったが、どうやらそうではないらしい。
コツコツ、コツコツ。その音は私の背後、正確には道路に面する窓から聞こえてくる。
コツコツ、コツコツ。まるで誰かが窓をノックしているように聞こえた。
私の部屋は二階にある。人がノックするなんてありえないことだ。
頭で否定してみても、ノック音は止まない。正直びびった。
私はそりゃあもう怖い物が超苦手。勇気の欠片すら持ち合わせていない。
でもこの音を無視して眠れるほど私は太い奴じゃない。だから恐る恐る振り返る…。
窓と私の間には、障子がある。そのおかげで窓の外を直視せずに済んだ。
コツコツ、コツコツ。飽きもせずノック音は続く。この障子の向こうに音の正体があるはず。
しかし、開けたら何が居るか分からない。ゆ、幽霊とか…いないと思うけど居るかもしれないし…。
私は悩んだ。
この障子を開け、音の正体を探るか、それとも無視して寝るか。
結局のところ、私は障子を開けることを選んだ。
ゆっくりと、ゆっくりと障子を開けていく…そして、障子を開けきった。
窓には、目を極限まで細めた私が映っているだけだった。
流石チキン。無意識に目を細めて何かが居ても見えにくくするようにしていたらしい。
その顔のなんと間抜けなことか。ノック音のことなんて忘れて、自分に呆れて笑っていた。
…コツ。またしても聞こえてくる。
このとき、多分私の顔は引きつっていたんじゃないかなと思う。
窓を直視していた。何かが居るなら見えたはずだった。
それなのに何も見えることはなく、ノック音だけはハッキリと聞こえた。
…コツ。まただ。誰かが窓を叩いている。聞き間違いじゃない!
窓の外にそれらしき姿はない。まさか、本当に幽霊とか…いやいや、そんなはずは…そんなものが居るわけが…。
チキンなことも忘れて、窓を凝視した。少しずつ、外の暗闇に目が慣れてきた。
…コツ。その正体の片鱗を見た気がした。
それは確かに恐ろしいモノだった。
強靭な顎、毒々しい肌の色。刺されると生命の危機も!
疑心が確信へと変わったとき、私はあまりのばからしさに笑った。
同時に、窓を開けなくて本当に良かったと思った。
こうして私は電気を消し、目を瞑った。
私が眠りにつくまでの間、再びノック音が聞こえることはなかった。
それの正体が分からなかった人の為に少しだけ補足を。
音の正体はスズメ蜂でした。光に釣られて窓に体当たりをかましていたのが怪奇音の正体というわけです。
怪談話風の笑い話となっています。どこが笑えるかと言うと、震え上がってる私の間抜けな姿を想像してくれればきっと。幽霊の正体見たり、枯れ尾花を地で行くお話しとなりました。
肌寒いを通り越して風邪を引いてしまいそうなほど寒い夜も有ったこの頃。
秋を肌で感じる季節となりました。
秋と言えば運動の秋、食欲の秋、読書の秋、などなど無数の○○の秋がありますが、私の場合は実りの秋となりました。
諸事情で自宅でお米を栽培しているのですが、稲穂には実が成り、自重で垂れるまでに立派な成長を遂げました。
あれほど煩かったカエルや虫の鳴き声は途端に消えうせ、鈴虫の音色を聞く機会が増えています。
ふと思ったのですが、田んぼに居たはずのカエルや謎の虫たちは何処へ消えてしまったのでしょう?
私が導き出した答えは、水が引いて干からびて死んでしまったのではないか? というもの。
つまり…皆殺しです(ФωФ)ヒャッハー
そこに居た生物たちの死骸は養分となり、更に稲穂の成長を促すことでしょう? 色々と感慨深いものがありますね。
沢山の生物の命の上に私たちの食事は成り立っている。その辺をかみ締めて生きていかないといけませんね。
お米だけに。
今回はラテール内部に関するお話をしましょう。
エリアスに在る某レストラン。そこに腹立たしい笑顔と共に出迎えてくれるのはピートさんでございます。
そう、レストランなのです。しかしながら、売っているのは料理ではなくパズルとキューブばかり。とても食べれる物ではありませんね。
では、何故レストランを名乗っていると思いますか?
答えを言う前に、少し別のお話をしましょう。
注文の多い料理店というお話をご存知でしょうか?
とても有名なお話なのですが、知らない方の為に簡単に説明すると……客で賑わっているのではなく、お店側が客に注文を出すという言葉の奥深さを感じさせる作品なわけです。
さて、感の良い方はもう気が付いたかもしれませんが、お話に戻るとしましょう。
クソピートさんが出すのは料理ではなくパズル&キューブ。それを使うのはプレイヤーでございます。
個人差はあれど、私はエンチャントに失敗することが多い方です。
それをいつも見守ってくれるのはクソピートさん。そう、見ているんですよ。私が頭を抱える姿を……。
レストラン、エンチャント。この二つを結びつけた結果、導き出される答えは一つ……それは!
ピート「メシウマ」
メシウマの意味を知らない方はお手数ですが、自力でお調べ下さい。
これにして本日のお話はお終いとさせていただきます。
蛙や鈴虫さえも鳴き止む深夜のことです。
空調は切れ、布団は寝汗でびっしょりと濡れ、不快感と共に目を覚ましました。
寝直そうと目を瞑ると、違和感に気づきました。
どうにも家の中が騒がしい。まさか泥棒だろうか、と考えた私は物音の正体を探る決意を固めました。
室内は月明かりさえも届かない。しかし電気を点けると相手が泥棒なら気づかれてしまう。
そう考えた私は忍足で階段を降り、物音のする方向へ…突然、顔に殴られたような衝撃が走りました。
半狂乱状態になった私は、奇声を発しながら壁に手を這わせて、どうにか電気を点けました。
そして、その正体を見たのです。それはなんと…雀(すずめ)でした。
どうして家の中に雀が?
犯人は我が家の猫さんでした。ようするに捕まえてきちゃったんですね。
殴られたような衝撃は雀の体当たりだったと。本気で痛かったわけですが…。
猫さん、加入希望者の招き猫に…。
いや、どうせならギルド加入希望者も捕まえてきてくれませんか。
ついにはネタも尽き
記憶の整理の意味も込めて今までの文章を読み返して見ると、とんでもないミスをしでかしてることに気づきました。
そのミスとは、前回投稿した文章の一部分です。
>蛙や鈴虫さえも鳴き止む深夜のことです。
…蛙って夏アクティブだと思うんですよ。鈴虫って…秋の虫ってイメージが私にはあります。9月頃からはちらほらと鈴虫が鳴き始めるかもしれませんが……。
このお話の季節は詳しい月日は思い出せませんが、夏頃だったはず。
蛙さんと一緒にりーりー騒がしい鳴き声はよく聞いていて、何の虫かも調べず、勝手に鈴虫と脳内変換してしまったようです。
恥ずかしい。本当に恥ずかしい……。
ふれあい掲示板には編集修正する機能がないので、このミスは一生ここで晒され続ける訳です。この出来事を教訓にして、今後はこんな幼稚なミスをしないように気を引き締めなければいけません。
反省の意味を込めまして、トナカイの頭ファッションを着けてしばらくキャラを動かすことにします。馬ヘッドの着用者が私の近くに来るたびに私はこの失態を思い出すことになるでしょう……。
ウマは馬、トナカイは鹿。二つの生物を漢字に変換してみましょう。それが私です。
19時頃のことです。
〜〜緊急地震遅報のお知らせ〜〜
夕食中の寒いねを地震が襲いました。
立地的な問題もあり、我が家は大型トラック等が近くを通るたびに家が少しばかり揺れる現象が起きるのは日常茶飯事でした。
今回もソレだろうとノンキにミソスープを啜っていると、私の予想とは裏腹に揺れは強く、食器棚や冷蔵庫が音を立てて揺れるほど激しくなっていきました!!
ようやく地震だと気づいた私は、咄嗟に手に持っていたミソスープへと目をやります。するとどうでしょう? なんと、熱々のミソスープが今にも零れてしまいそうではありませんか!!
この危機的状況下の中で、私は自分でも信じられないほどに冷静さを保っていたのです!!
私の脳内「ミソスープは地震の影響で器から零れてしまいそうだ。
この地震の揺れを打ち消すエネルギーをミソスープに加えれば火傷は回避される…つまり」
ミソスープによる火傷を回避すべく、冷静な頭を巡らせ導き出した答えを行動に移しました!!
その行動とは…地震の揺れを打ち消す為にゆっくりと体を揺らしました。
そう、液体が左に溢れそうなら体を右へと揺らし、右に溢れそうなら体を左へと揺らす。まさに完璧な行動を取ったのです!!
その一方、我が家の愛猫は机の下に避難しておりました。
流石私のマイスイートハニーだけのことはあります。原始的な方法ながら、中々の策士ですね。
…地震が来るたびに私はこう言うかもしれません。
「くっ……傷が疼きやがる!」
こうして私は洗面台へと手を冷やしに向かいましたとさ。
皆さんも地震が来たら机の下に隠れましょう。それが一番賢いです。
余談ですが、私が体を揺らしている所を家族に見られてしまいました。
何をしてたの? と聞かれたので、私は言いました。
「地震、凄かったね」
恐らくは、家族の無事を確かめに来たのでしょうね。
…すみません。体は軽い火傷だけで済みましたが、頭の方は当の昔に手遅れのようです。