当サイトは民主主義社会の根幹をなす最重要の「人権」であるところの表現の自由、およびその規制・弾圧・バッシングにまつわる用語集です。

 マハトマ・ガンジー(1869〜1948)はむろん、「非暴力・不服従」の主義で知られるインド独立の父のことである。
 彼の像は当然ながら世界各地にある。しかし【偉人像】として非の打ちどころがないかのように思える彼でさえ「著作でアフリカの黒人をインド人より劣ると述べたことがある」「差別的な言葉を使った」という些細な理由で撤去の対象になっている。

 2018年12月、ガーナでは首都アクラにあるガーナ大学キャンパスからガンジー像が撤去された。
 同大学の学生ナナ・アドマ・アサレ・アディはBBCの取材に「ガンジーの像をキャンパスに設置するということは、その主張すべてに賛同することを意味する。ガンジーが(人種差別を)支持していたのなら、その像を残すべきではないと思う」と語った。この発言はむろん間違っている。
 ガーナ大でのガンジー像撤去請願文には「ガーナ大学は世界クラスの大学を目指している。(略)奴隷制、アパルトヘイト(人種隔離政策)、白人至上主義の牙城だった過去を持つ大学でも、世界クラスの大学では問題のある人物の像やシンボルが撤去され始めている」と書かれていたという。「外国のセレブでポリコレが流行ってるからマネしたい」を美化して書け、という論述問題があったら模範解答であろう。

 他にロンドンのガンジー像の前には“Racist”と落書きされたほか、レスターやマンチェスターなどにあるガンジー像も撤去運動が起こっているなど、撤去運動がBLM暴動のあおりを受けて勢いづいている。

参考リンク・資料:
ガーナで撤去された「差別主義者」マハトマ・ガンジーの像
『レイシスト』と落書きされたガンジー像、世界中が犯人をボロクソに言ってる
Calls to remove 'racist' Gandhi statue in Leicester
Manchester students want statue of 'racist' Gandhi rejected

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