『Ceonsoyclopedlia』は、Censor(検閲)にまつわるEncyclopedlia(百科事典)です。旧称『表現規制用語集』。民主主義社会の根幹をなす最重要の「人権」である表現の自由――その規制・弾圧・バッシングにまつわる事例や用語について、あらゆる知識を保存伝達するためのサイトです。

 実名・本名を伏せておくこと。
 インターネット上で、社会活動家やその支持者などが表現物(萌えイラストなどを用いた広告や一般作品、ポルノグラフィなど)をバッシングした際には、反論を返した人々にむけて彼らが難癖をつけるために用いる。
 当然ながら、特にプラットフォームが実名使用を義務付けている場合*1を除き、ツイッターなどの自由な名前を名乗って良いネット・SNSでそうしたハンドルネームを使用することは、何のルール違反でもマナー違反でもない。

 そもそも社会活動家が本名(又はネット外と共通するペンネーム)を名乗るのは、宣伝・売名のためである。公正を図るためでもなければ、なんらかの高潔な精神から来たものでは全くない。
 そしてバッシングを受けた表現物のファンも、殊更その社会活動家を叩くために匿名にしているわけでもなんでもない。もともと匿名でネット上の交流をしていただけの人々である。
 前者が後者の愛する表現物に対して、論拠にも正当性にも乏しい中傷をした結果、反論を返されてしまい、再反論できなくなると「匿名で誹謗中傷された〜!あいつらは卑怯だ〜!」と被害者ぶるという現象が、インターネット上では非常によく見られる。
 しかしその実態は、誰かが表現物を不当にバッシングするのに反論する際、わざわざ新たに本名のハンドルネームを作ったりするわけではないという当然のことに過ぎないのである。そもそも反論意見の妥当性に実名も匿名もないのだから。
 
 いわばハロウィンパーティに殴り込んできた暴漢が、普通に仮装したままの参加者に取り押さえられて「覆面の奴らに暴力を振るわれた!あいつらは卑怯だ!」と騒ぎ立てるのと同じようなものなのである。

用例:




対処例:

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