いわく「女性を召使いのように扱いたいという支持者向けの写真ですね」「本当にそれ。夫婦にはとても見えないですよね。ご主人さまとメイドか、そうでなければ外食店の客と給仕さんですよね。」「自民党の思想、女の人権を制限して子供産ませるてのがこの写真からも滲み出てる女性感がね 妻は家政婦みたいに思ってそう」「自分がやりたいと思ってやってるなら、尚更洗脳された奴隷でまずいですね。」などなど。岸田文雄氏のみならず奥さんまでをも
である。それは個々の夫婦の合意に基づく選択であって、どちらをどの程度の割合で担当したとしても自由である。フェミニストを除く人々にとってそれは今や常識となっている。
しかもこの写真は深夜0時35分の投稿であり、投稿時間=撮影時間ではないにしても「夜のテレビ出演の合間に」と書いており通常の夕食時は過ぎていると考えるのが普通である。奥さんは普通ならもう夕食を済ませており、遅くまで働いている文雄氏のために厚意で作ったと考えるのが自然であろう。
ハフィントンポストと、中村かさねというライターがこのネタに飛びついて文雄氏叩きを試みるも、こちらも逆炎上するだけの結果に終わる。「それぞれの家庭の夫婦の形を否定するわけではない。それぞれに合った関係性があっていいと思う。」という心にもない言い訳には何の効果もなかった。
岸田氏は「あの写真だけ見たら、そういったご指摘はなるほどなぁと思います。このことは謙虚に(受け止める)」とした上で「妻としては食事を出して、写真を撮るために立っていましたが、その後は必ず家族は同じ食卓につきます。ご理解いただきたい」と説明。「でも、あの部分だけ見て、対等ではないと思われるのは納得いかないというか…。うーん。そのー。おかしな気がするところもある」。政策はよどみなく説明していたが、思わず戸惑いや正直な気持ちをのぞかせてしまう場面もあった。
さらに「実際、妻に対してそんなに強い立場にあると思ってません」と告白。「平素から風呂洗いをはじめ、必要であれば皿洗いする。家事をちゃんと分担している」と真面目な顔で強調した。固い政策発表の場が、人間味あふれる姿をのぞかせる場にもなった。