Censoyclopedia:センサイクロペディア - 【私もオタクなんだけど】
 フェミニストなどの表現規制派がしばしば自称する。
 オタクとしての知見をふんだんに用い、論理的・実証的な規制論が展開する……ことは決して無く「同じオタクから見ても悪いのだから正論!規制すべき!」と言い張るだけに終始する。結局のところ、単なる立場の僭称。要するに自分の立場を中立的で穏当なものに見せかけたいだけである。
 続く発言で「100%オタク側のみに」規制への譲歩を要求してくる習性がある。オタクと規制派(フェミニストなど)を兼ねていると主張するにもかかわらず、規制派側としての譲歩や反省を行うことはないようである。これは不思議でもなんでもなく、単に自分の意見が「両方の立場を知った上での中立的意見」であると偽装するためだけに規制派が悪用している言葉に過ぎないからである。
 中村香住という人物が『現代ビジネス』に書いた下記記事は、「『フェミニストとオタクを兼ねている』と自称する人物が、オタク側だけに譲歩を要求している」完全な実例である。
 
 「オタク」であり「フェミニスト」でもある私が、日々感じている葛藤

 黒人差別問題においても人種差別主義者による類似の現象が見られ、I have black friends.(私には黒人の友達がいる)と呼ばれている。

 また「私もオタクである」こと自体【嘘松】であることもあり、無知ゆえに馬脚をあらわすことも。

 この例では「ストリートファイターの不知火舞とかは好きだわ!」とアピールしているが、不知火舞は『ストリートファイター』シリーズ(カプコン)ではなく、SNKの『餓狼伝説』『キング・オブ・ファイターズ』等に登場する。いずれもファンなら到底間違えない有名タイトルとキャラクターである。

参考リンク:
 「オタク」であり「フェミニスト」でもある私が、日々感じている葛藤
オタクコンテンツにエシカル消費はいらない 〜青識亜論のネチネチnote〜