フェミニストの「プラスサイズモデル」。
プラスサイズとは大柄な人用の服などのサイズのことであるが、肥満体の「ポリコレ」的言い換え語として使われる。いわゆる「反表現規制」「アンチフェミ」界隈ではプラスサイズモデルを略して「プラモ」あるいは単に「プラスサイズ」という言葉そのものを、彼女の綽名のように使うことがある。
また力士の朝青龍氏に顔が似ていると言われ、彼の愛称から取って「ドルジ」と呼ばれることも。
アニメなどの性表現、それもエロアニメで描かれるような性行為や裸というレベルではなく、服の上からバストの形状が分かるような、いわゆる「乳袋」や服がまとわりついて脚や股間の陰影が出る程度の描写にもまで激しい敵意を持つ。下の画像はアニメ
【食戟のソーマ】及び『ラブライブ!サンシャイン』と沼津市の「西浦みかん」とのコラボレーション企画を彼女がバッシングした時のものである。
それだけならフェミニストの共通項のようなものだが、藤井氏の場合はそのヒロインが
「デブではない場合に限る」。
彼女が称賛している下の画像のヒロイン「フェイス・ハーバート」は、ぽっちゃり女性のアメコミヒロインである。問題はさきほど紹介した「乳袋」も「股間のシワ」も彼女の絵にははっきりと出てしまっていることである。
太っていれば性表現が許されるらしい。
あまりに同類びいきが過ぎるのではないだろうか。
また、藤井氏はやたらと「アンチフェミの攻撃なんて効かない!」「私は自分に自信を持っている人間!」とアピールをするのだが、どうやらそれは王道のモデル体型に対するコンプレックスの裏返しであるようだ。
ちなみに実際には、近年の研究は
「ゲーム内の女性キャラクターを性的に描いても、現実世界の女性の身体的特徴に対する自己評価に影響を与えることはない」ことを示している。
そもそも痩せすぎたり体型を気にし過ぎることも確かに不健康ではあろうが、太っていることだって立派な不健康の要素である。「痩せてる美女ヒロインを出すな!視聴者の女の子がマネして病気になったらどうする!」と言うのであれば、同じ理屈で「肥満を正当化して病人を増やすかもしれないから」と太ったヒロインも出てはいけないことになる。
そもそも、藤井氏はアニメのせいにしているが、本当に彼女にコンプレックスを与えたのはアニメなのだろうか。
アニメのせいで「痩せていなければいけない」思い込まされたのではなく、本当は自分で勝手にそういうコンプレックスを抱いていただけのことを、後になってからアニメになすり付けたのではないだろうか。
そして本当に自分に自信を持っている人間が、自分とは違うタイプがフィクションの中で「美しいもの」と褒められたからといって憎悪するだろうか。
企業へのフェミニストのクレームに対しては「win-win」と評価する藤井氏が、自分が同じような意見を述べられたときにどう反応するか実験してみた人がいる。
以下がその実験結果である。
試行:
結果:
このザマであるw
(突っ込みは「健康を損なう可能性」を心配しているのに、藤井氏はそれを「卑劣なルッキズム」に置き換えてストローマン論法で攻撃している点も注目されたい。)
彼女のような人物の行動パターンについては、漫画家のスルメロック氏の4コマが見事にその特徴を捉えているので御覧頂きたい。
参考リンク・資料:
ゲーム内の性的に描かれた女性キャラが現実世界の女性の劣等感を引き起こすことはないという研究結果