街づくりの基本

道は電線です。ジェネレーター(発電機)まで道が繋がっていないと建物は機能しません。
道路のあるなしで仕事の効率が上がるみたいなことはないです。電線以上の意味は特ありません。
住民は基本的に道路に沿って移動するので移動経路が少し分かりやすくなるくらいです。(近距離なら道路無視してショートカットすることもあるので絶対ではありません)


蒸気ハブの周りに建物を建てる

ジェネレーターではなく、蒸気ハブの周りに建物を集めると石炭消費の少ない街が作れます。
建物を建ててから蒸気ハブで温めるのではなく、蒸気ハブを建ててからその範囲に建物を建てる、みたいなイメージです。

最終的に家は全て蒸気ハブで温め、ジェネレーターの範囲は病院や調理場に使うのが一番効率が良いです。
病院や調理場(食堂)は交通アクセスの良い中央にある方が、治療が早く受けられるし食事もすぐに取れます。そこまで影響はないですが。
ジェネレーターの範囲には診療所や調理場の大きさの建物が6つと、介護施設や信仰の守り手の大きさの建物が1つ入ります。

デメリットは使いようのない無駄な隙間ができてしまうことですが、これは美意識の話なので気にしなければ問題はありません。


居住区と職場を別々にする

ここは家ゾーン、あっちは職場ゾーンという風に分けていくと色々都合が良いです。

蒸気ハブには勤務時間だけオンになる機能があるため、区分けしていればこの機能が使えるので石炭消費を減らせます。
家や病院は24時間温めたほうがいいですが、夜中誰もいなくなる職場を24時間温める必要はありません。
家や職場がごっちゃになってるとこの機能が使えなくなります。
また、区分けしていれば闘技場のような範囲内の特定の建物にボーナスを与える施設が活かしやすくなります。

収集所や製材所が家ゾーンにあるのは問題ないです。
資源が枯渇するといずれ解体することになるので収集所や製材所がそこにあるのは一時的なことだからです。

製鉄所やウォールドリルの周りに職場を集める
将来的に製鉄所・ウォールドリル・炭鉱といった位置が固定の施設の周りに職場を引っ越したりしながらまとめてハブで温めるのがオススメです。
職場を僻地に追いやればジェネレータ周りのスペースがあくので宅地整理がしやすくなります。

建物を解体すると建設資材の大体8割が戻ってきます。
建て直しのコストは安いので、道や建物は最初に建てた場所にこだわらず、都合のいいように建て直して大丈夫です。
蒸気ハブやビーコンなども、位置が気に入らなければ気軽に建て直していきましょう。


蒸気ハブが一番効率が良い

ヒートゾーンを広げる方法は2つあります。
蒸気ハブとジェネレーター領域の拡張です。

1時間の石炭消費は蒸気ハブが3。
ジェネレーターの領域拡張は、拡張するたびに6ずつ石炭消費が6増えます。蒸気ハブの2倍です。
蒸気ハブを2つ置いた方が多くの建物を温められるのでジェネレーター領域は拡張せず、蒸気ハブのみを使用した方が石炭消費は抑えられます。


蒸気ハブの仕様
蒸気ハブとジェネレーターの温度は連動していてどちらも同じ温度になります。
ジェネレーター出力を上げると蒸気ハブの範囲の温度も上がります。ただし、石炭消費も増えます。
オーバードライブも蒸気ハブの範囲にかかります。


暖房

1時間の石炭消費は蒸気ハブが3、暖房は1。
建物が3つ以上あれば蒸気ハブの方が効率が良くなります。
暖房は孤立した建物や、蒸気ハブだけでは暖かさが足りない建物などに補助的に使う感じになります。



範囲が重ならないように蒸気ハブを置く

ヒートゾーンを重ねても温度は変わりません。
範囲が重ならないように置くのが蒸気ハブの基本です。

複数の蒸気ハブの範囲を重ねても温度は上がりません。
ジェネレーターの範囲に蒸気ハブを置いても温度は変わりません。
範囲を重ねても意味はありません

無駄な隙間ができますが、大きな問題になることはありません。


蒸気ハブの範囲拡大に注意
研究で蒸気ハブの範囲拡大を取ると石炭消費が2倍になるので注意が必要です。
研究終了時に勝手に全部範囲が拡大されて石炭消費が悲惨なことになります。
蒸気ハブを選択すれば元の広さに戻せますし、石炭消費も元に戻るので個別に設定していきましょう。
ただ、新しく建てる際の範囲が拡大状態の表示になるので元の範囲で考えるのがとても大変。

範囲拡大した蒸気ハブを使いこなすのは慣れないと難しいので、全部元の範囲に戻すのがオススメです。
範囲が重なっても無駄になるだけなので、蒸気ハブを建て直したりする必要があるからです。
蒸気ハブの効率アップの前提技術なんですが、割と罠みたいになってる技術です。



家の建て方、蒸気ハブ

蒸気ハブの範囲には詰めて入れれば家が18入ります。これを4つ作れば720人分。
蒸気ハブをメインにする場合は、この円形の住宅地を好きな場所に作っていけばいいので自由度があります。

蒸気ハブの範囲を入っているかの確認は、入っていれば蒸気ハブが白く光るのでわかります。
もしくは蒸気ハブをクリックすれば建物全体が赤くなるので分かります。

一列に家が5つ入る列がありますが、熱範囲の見た目と実際の位置が微妙に違ったりするので、一度道を解体して微調整が必要になったりします。
この際、両端から先に置くと内側の家が縮んで入りやすくなります。
別にここまで神経質に詰めて入れなくても全然問題ないんで適当でも大丈夫です。

家の建て方、ジェネレーター範囲

建物の半分が熱範囲に入っていればいいので、半分外側に建てるとジェネレーターの範囲内に家8つ、救護所2つ、調理場1つ入ります。
道が必要になりますが内側からちょんちょんと繋げるだけなので木材5程度で済みます。
また、開始時に設置されているジェネレーター周りの道が不要になるので、上手く解体すると木材が13回収できるので収支はプラスです。
解体時にもどってくる資材は8割なので、適当に解体すると小数点切り捨てされて戻ってくる量がちょっと減ります。

ジェネレーターの範囲を拡大するのであれば、範囲内は全部家や病院に使うのが基本です。
ジェネレーターは24h稼働しますが、夜中温めなくていい職場は時間でon/offできる蒸気ハブを使った方が石炭消費が抑えられるからです。
職場は製鉄所やウォールドリル周りに追いやりましょう。
ジェネレーター範囲を最大まで拡張すれば十分な数の家と病院が建てられます。


ジェネレーター領域アップの石炭効率は悪いので理解した上で使いましょう。
具体的に言うと蒸気ハブの1.5倍くらい石炭消費が増えます
同じ数の建物を温める時、蒸気ハブなら一日の石炭消費1200程度で済むところが、ジェネレーター領域を拡大して使うと石炭消費が1800くらいになります。

更に最大まで拡張するには3回も研究しないといけないので攻略的にはデメリットしかないです。
ジェネレーター領域アップは基本的に趣味で使うものと認識して間違いないです。
唯一のメリットが隙間なく綺麗に建物を並べることができるため見栄えが良くなることだからです。
ジェネレーターを最大まで領域拡張して4列の住居を並べると、77棟(並べ方によって多少上下するかも)の住居が建ち、
これはシナリオ新しい家で全ての難民を救出してもなお多少余裕がある大きさになります。
シナリオ後半では住居に対して範囲効果のある建物が出てくるので、それをいくつか入れてもなお余裕があります。

慣れてくればその程度の石炭消費は誤差です。
趣味全開で見栄えの良い街作りをしていきましょう。
こだわりと美学はゲームの醍醐味です。

最終的に一番内側の家は解体してジェネレーターの傍に病院や調理場を収納するとより景観が美しくなるかと思われます。


仮置きしてから道を引く

適当に道を引くと後から建てる時に困るので、建てる予定の建物を仮置きしてから道を引くようにすると無駄がないです。
仮置きした建物はキャンセルすれば資材は全部戻ってきます。
熟練プレイヤーっぽく見えるのでオススメです

道は解体できるので、こんなことをせずに後で道を引き直しても構いません。
道がつながっていないと建物が機能しなくなるので、道を引き直すなら夜間に行うのが無難です。

建築の仕様

暇な人がいないと建築しません。
建築するのは大人だけですが、法律「児童労働(すべての仕事)」まで進めると子供も建築します。

建築は夜にするのが基本

昼間は仕事を優先したいので、基本的に仕事が終わった夜に建築することになります。

夜の0時頃に建築中の人はその建物が完成したら休養を優先して建設しなくなります。
その時点で建設してない人は深夜1時くらいまでは建築指示を聞いてくれます。
ただし、食料の備蓄がない場合は建設しません(生食材だけでも大丈夫)
調理場を解体中断状態にしてメシを食えない状態にしてる場合も建設してくれなくなります。

朝の5時頃になると休息が終わり、建築を始めてくれます。
ただし、建築中は仕事をしなくなるので、仕事をして欲しい場合は仕事時間の直前に建築中断かキャンセルしましょう。

昼間に職場の配置転換する際に建築中の建物や道があるとそちらに向かってしまうので、建築を指示するタイミングには注意が必要です。


建設要員が現場に到着してから建設が始まる

現場に移動してから建築するため、遠い場所だと移動に時間がかかって建てるのが遅れます。
住人は目視で確認できるので、現場に向かっているのを眺めることもできます。

すぐに建てたい場合
昼間なら職場の近くに建設指示を出し、その職場から人を出せばすぐに建ててくれます。

あらかじめ建設現場に人を集めておくこともできます。
建設予定地になんでもいいから適当な建物の建設指示を出し、完成しそうになったら建築キャンセルしてまた建設指示と繰り返して賽の河原状態にします
研究終了後すぐに建てたい時、資源が貯まったらすぐに建てたいときなどで使います。

優先順位

道、建物、解体の順に行っていきます。

彼らは建物より道路を優先して作ります。
建築中に道路を引くと、建築してる建物を放置して先に道路を作り出します。
解体の優先順位は一番最後で、解体中に建設指示を出すと解体を放り投げてそちらに向かいます。

解体を優先したい場合は、解体が終わるまで建設指示を出さずに待つしかありません。

道路は少人数で作るのが理想
道路の建設は1〜2人くらいで行うのが理想です。(道路の建設自体は短時間で終わるので少人数でも良い)
木材1で作れる長さの道路の建設を指示し、完成と同時にまた木材1の道路の建設を指示。
これを繰り返すためものすごく面倒なので、使うとしたらどうしても早く建物を完成させたい時限定です。
縦の道(ジェネレーターから見て)は木材1の道路は1人で作るんですが、横(円周部)の道は木材1でも2人必要なので注意が必要です。

一気に道路の建設を指示するとかなりの数の人間がそれぞれたった木材1の長さの道路を建設するためだけに現場に向かうという凄まじいくらい非効率なことを行います。
最悪なのが道路建設をしなくて済んだ遠くの場所にいる人間が建物の建築に向かうということです。
現場に移動してから建設を行うため、遠くの場所だと移動に時間がかかって建築を始めるのが遅れます。
更に最悪なのが、道路を完成させた連中が別の遠くにある建物の建設に向かうという負の連鎖が起こることです。

病院のエンジニア
病院のエンジニアは交代で休憩しています。
道や蒸気ハブの建築だけは休憩中のエンジニアも建築に参加します。
昼間誰も建設できる奴がいない時に道を作らせておくと夜の建築が少し楽になります。

ただし昼に道路の建設させてる時に職場の配置替えを行うと、職場の連中が道路の建設に向かってしまうので注意

倉庫代わりに

建築途中でキャンセルすると資材は全部戻ってくるため、倉庫代わりにすることもできます。
邪魔にならないところに適当に何か建設指示を出し、建築を一時停止しておくだけです。

解体すると資材の8割近くが戻ってきます。

建て直しにそれほどコストはかからないので、気軽に建物を引っ越しても構いません。
邪魔臭い建物があれば気楽にぶっ壊して僻地に飛ばしたり、都合のいいように宅地整理や僻地開発をしていきましょう。

建物の横幅は伸び縮みすることがあります。

周辺の建物や道路に合わせて勝手に伸縮するので、膨らまないように道を少し追加すれば防ぐことはできます。
逆に上手いこと道を追加すれば若干縮ませることでもできなくはないです。

道の細かい位置調整がしたい場合は、なんでもいいのでマップ端の方に建物を置くとその建物の角にピントが合うようになります。
マップ端の方でその建物の位置を微調整すれば、今まで引けなかった位置に道が引けるようになります
面倒臭いですが、微妙に位置をズラすことで入らなかったものが入るようになることもあります。

また、いくつかの建物を横に並べる時に微妙にスペースが足りなくて入らない時は、両端を先に建てると内側の建物が縮んで入ることもあります。


サボりを防ぐ

配置転換した時に食事に向かってしばらく働かない人間がいます。
食事より建設を優先するので、なんでもいいのでいくつか建築指示を出し建築の一時停止やキャンセルを繰り返すとすぐに働かせることができます。
外から拾ってきた連中も到着後すぐには働かないので、これを使って働かせることもできます。

ただ面倒臭いので調理場を解体指示するのが手っ取り早いです。
調理場は食事をするので、すべての調理場を解体中にすれば食事を諦めて働きだします。
解体はすぐにキャンセルして構いません。
調理場で働いてる人が食事に向かった場合はこれは使えないので、上の何か建築指示からキャンセルを使います。

とりあえず調理場を解体中にして中断しておけば、飢餓状態になるまで食事を我慢させることができます。
飢餓状態になると勝手に食べるので餓死はしませんが、不満がどんどん増えていきます。
本当に切り詰めたい時や不満を上げたいはこういうこともできます。

比較

序盤の石炭

Tier1までテクノロジーを解禁した状態で、石炭採掘機+収集所、炭鉱、炭焼窯+製材所の3通りの方法があります。
難易度ノーマルで、労働者30人を単位にして比べてみましょう:

建材産出/日
炭鉱3木75、鉄30、核3石炭720
炭焼窯2+製材所2木80、鉄60石炭420、木材20
石炭採掘機1+収集所2木45、鉄10石炭480、石炭拾い残し80
石炭採掘機1+収集所2+収集加速木45、鉄10石炭552、石炭拾い残し8

蒸気核が余っているなら炭鉱でしょうが、そうでないなら石炭採掘機がいいでしょう。
炭焼窯は産出量が少なめなのみならず、建材に序盤で貴重な鉄を大量に使うため初手での採用は厳しいものがあります。

コメントをかく


「http://」を含む投稿は禁止されています。

利用規約をご確認のうえご記入下さい

どなたでも編集できます