アランツァの世界(FT書房ゲームブック) - カザド
都市(ラドリド大陸 第二期)
・土中都市 カザド・ディルノー

  なりたち
 ドワーフがまだ土の妖精だったころ、鉱山のつらなるスォードヘイル地方の山々はすべて彼らのものだった(注:地図に誤植あり。スォードヘイルは大陸中央部の山脈)。
 人間が都市を形成して、土地土地を支配しはじめるようになると、ドワーフたちは「いつか自分たちの鉱山も盗まれてしまうのではないか」と危惧するようになったという。
 そこで彼らは山をくり抜き、土中に大都市を作り上げた。
 それがカザド・ディルノーである。

  現在
 カザドの民は冒険心が強く、外の世界を目指す。
 この地のドワーフは都会的ではあるが排他的で、多種族とあまり打ち解けない。
 特にゴブリンとは折り合いが悪い。





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