アランツァの世界(FT書房ゲームブック) - ビストフ
都市(ラドリド大陸 第二期)
・貿易都市 ビストフ

  なりたち
 貿易都市ビストフは別大陸との貿易港として0年以前から存在する。サン・サレンから東に侵攻した植民団がつくった街と言われ、マドレーン諸島との貿易によって発展。かつては北方都市にしては大規模の街だが、南方の都市と比べると見劣りしていた。しかし、400年代のなかばに空中都市ホラドリウスが極北に落下してからは事態が一変する。ホラドリウスとの交易、高度な魔法文化の輸入、冒険者の往来などによって特需がもたらされ、ビストフは大都市の仲間入りを果たす。 

  現在
 小島都市ホラドリウスやマドレーン諸島に向かう航海者の出発点として知られる。別大陸ともっとも交易がさかんなのは商業都市ナゴールだが、別大陸からの距離がもっとも近いのはビストフなのだ。だが、冬季は凍結してしまう氷樹海に面しているため、ネグラレーナを拠点とする冒険者も多い。